日本が独立的なアプローチを長期にとれば、日米はパートナーとして離反していくだろう。
渡部亮次郎のメイル・マガジン 頂門の一針 第936号と第937号
平成19(2007)年09月18日(火)・19日(水)
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小沢策略が日米同盟に損害
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古澤 襄
米国では民主党の小沢代表に対する批判が出ている。テロ特措法の延長
に反対した姿勢が日米同盟に不要な損害を与えるという。主として知日
派の学者たちが、この論陣を張っている。
米政府内にも小沢氏に対する批判が広がっていて、東西冷戦中の米仏関
係のように、日米はパートナーとしては離反していくという見方が出て
いる。
本来なら野党の小沢氏を説得し切れない日本政府に米国の批判がくるの
だが、安倍首相が退陣表明して、入院中なので小沢氏に集中的な批判が
集まったといえよう。
小沢氏の外交路線は日米、日中、日欧とも等距離を保つ自主外交といえ
る。小泉外交路線のような突出した日米同盟には距離を置いている。福
田外交もアジア重視の姿勢をとるから米国としては気になるところであ
ろう。
ただ福田外交はテロ特措法の延長が時間切れになって中断することになっ
ても、新法を成立させて対外公約となったインド洋の自衛艦による給油
業務を継続する方針を示している。このかぎりでは日米同盟は揺らぐこ
とはない。
ワシントンから産経の古森義久特派員が「小沢民主党代表の策略 日米
同盟に損害」とする報告をしてきている。
<【ワシントン=古森義久】米国の大手研究機関AEI(アメリカン・
エンタープライズ・インスティテュート)研究員の日本政治専門学者マ
イケル・オースリン氏は小沢一郎民主党代表のテロ対策特別措置法反対
が日米同盟に不必要な損害を与えうる危険な策略であり、米国政府当局
者たちは非公式の次元では小沢氏のこの動きを政治のもてあそびとみて
激怒しているという見解を発表した。
長年、日本政治を研究し、エール大学准教授から今年夏にAEI研究員
となったオースリン氏は総合雑誌の「アメリカン」9月号に寄せた「新
しい日本?」と題する論文でこの小沢氏に関する見解を明らかにした。
同論文は安倍晋三首相の辞任表明を踏まえて、小沢氏がテロ特措法の延
長に反対していることについて「小沢氏は日本が、国連が実施する作戦
にのみ参加することに固執し、日米同盟への比重を減らそうとしている
が、これは外交的にも国内選挙の観点からも危険な策略である」と述べ、
その説明として「米国は同盟の誓約への姿勢を変えることはなく、日本
が(小沢氏がいま主張するような)より独立的なアプローチを長期にと
れば、東西冷戦中の米仏関係のように、日米はパートナーとしては離反
していくだろう」と説いた。
同論文はさらに(1)もし日本国民がそのような日米離反による日本の
孤立がどんなものかがわかれば、小沢氏の政策が日本にとって最重要な
日米同盟に不必要な損害を与えたとして懲罰を下すだろう
(2)日米同盟のそうした変質は米国のアジア全体への対処を変え、米
国を中国により接近させるようになりうる-と述べた。
オースリン氏は同論文でまた「米国当局者たちは小沢氏がテロ特措法を
政治のもてあそびとしているとみて、非公式な次元では激怒している」
と述べ、
その説明として日本の自衛隊はインド洋での給油活動をやめれば、これ
まで給油を受けてきたパキスタンの艦艇が撤退せざるをえなくなり、ア
フガニスタンでの対テロ闘争で唯一のイスラム教国であるパキスタンの
脱落は他の諸国への否定的な影響が大きい、としている。
同論文は小沢氏の言動に関連して「小沢氏はかつてはより積極的な日本
の外交政策主張のチャンピオンであり、経済パワーにふさわしい地球規
模の役割を求めてきた。
だがいまや国内政策に論議の焦点がしぼられた日本の参院選でも、小沢
氏がアフガンでの対テロ闘争からの離脱を訴えることには困惑させられ
た」という率直な見解をも表明している。>
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「情報源の秘匿」は許されない
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平井 修一
官僚を敵にした安倍総理は、官僚のチクリ攻撃、自爆攻撃により倒閣さ
れてしまったが、報道ではこの間、チクリの情報源がまったく明らかに
されてこなかった。
「情報源の秘匿」を盾に、チクリ情報のうちのWhat以外の4W1H
がまったく不明で、チクリ情報だけがある日、一斉に報道され、倒閣へ
の爆弾として利用される。異常である。
公務員制度改革に手を出した安倍総理は「虎の尾を踏んだ」ことで高級
官僚以下の霞ヶ関はおろか、地方公務員、自治労など、「仕事はのんび
り、給与はたっぷり」の役人からとことん憎まれ、反発された。
安倍政権倒閣は彼らの執念であり、今後誰が政権につこうが、彼らの甘
い汁を奪うがごとき政策は絶対に許さない、「安倍のにのまえになるぞ」
と牙をむいて恫喝している。
このまま「情報源の秘匿」を許していれば、多くの情報を知りうる公務
員は、益々つけ上がってチクリ攻撃、自爆攻撃を繰り返し、国益を大い
に損ねるばかりだ。
国会議員に関する情報は、「情報源の秘匿」を適用しないというルール
にすべきではないか。不正があるのならば責任を持って正々堂々と公表
せよ。命がけで諫言せよ。
身を明かさずに狙撃する行為をマスコミ報道は奨励するかのように得意
になって垂れ流しているが、「情報源の秘匿」を盾に弱者を守るのは理
解できるものの、「自らの利益のために」敵の失策情報を漏らすという
卑怯なチクリ屋、諜報工作員を守るのは、とても容認できるものではな
い。
愛読するメルマガ、山本善心の週刊「木曜コラム」2007年9月13日発行か
ら、以下、一部引用させていただく。
http://www.fides.dti.ne.jp/~shinwa/column/shuukannkoramu/saisinn.htm
・・・・
これまで、安倍政権に対する打倒工作は執拗なものであった。この勢力
の真犯人について、国民はおろか安倍政権の閣僚ですら気付きがなかっ
た。その中心は財務省を筆頭とする中央省庁であり、かつこれらと行動
を共にする一部のマスメディア、野党民主党などの反安倍大連合だ、と
の見方が波紋を広げている。
安倍政権が狙い撃ちにされた最大の要因は、官僚の既得権益を保護する
システムに立ち入ろうとしたからだ。つまり「戦後レジーム(体制)か
らの脱却」とは、戦後築いてきた官僚の甘い汁の出所を根こそぎ解体す
る政策である。彼らが望むのはあくまで「官主導」であり、国民の税金
扱いや既得収益に立ち入るものは徹底的に排除・壊滅させるのが掟だ。
霞ヶ関中央省庁のキャリアや幹部を中心とする安倍政権打倒の動きが、
巧妙かつ急ピッチで進行中であり、連日紙面を賑わすニュースは安倍V
S官僚の仁義なき戦いだ。
「安倍内閣の閣僚に対する狙い撃ちは、財務省が持ち駒を報道機関にリー
クしたものだ」との話が飛び交っている。そうでなければこれほど正確
に、しかも連続的に公表されるネタの出所を説明できない。
昨年9月、安倍政権の発足当初に政府税制調査会会長の本間正明氏(大
阪大学教授)が公務員宿舎での愛人との同棲をスクープされたのが始ま
りだった。
周知の通り本間氏は増税反対論者で、「反財務省」の立場にいたからだ。
このスキャンダルをリークしたのは財務省であるとの説が、専門筋では
まことしやかに語られている。
中央省庁の特定部門や独立行政法人化は年々巨大な既得権益となり、焼
け太りしている。現在25,500もの公益法人があり、そこには60兆円近い
資金が毎年たれ流しになっているという。財政改革には、官主導による
天下り先(公益法人)に対する廃止や民間委託を含め、徹底した見直し
が問われるべきだ。
官僚システムは巨大な岩盤そのものであり、誰もが手をつけられない。
それを壊すには、恐いもの知らずの若いリーダーが正義感に燃えて突き
進むしかない。
マスメディアは連日「仲良しクラブ」「お友達人事」と安倍チルドレン
を名指しでやり玉に挙げてきた。しかしそうした経験不足の若い獅子た
ちだからこそ、正義感一筋でここまで踏み込むことができた、との見方
もある。
・・・・
民間移行で十分できる独立行政法人101の内、省庁が民間移行を認めたも
のはゼロだという。天下り先を決して手放さないという。公益というの
はお役人にとっては「公務員の利益」なのだろう。亡国の徒に改革の鉄
槌を下ろさなくてはいけない。
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グリーンスパン回想録が予言
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成19年(2007年) 9月18日(火曜日) 貳
通巻 第1927号
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中国は2030年までに米国の真の競合国家たりうる
あのグリーンスパン(前連邦準備制度議長)が回想録で予言
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17日、アメリカではグリーンスパンの回想録が発売になった。浩瀚531ペー
ジもある回想録の題名は『乱気流の時代 新世界の冒険』。
この最後の章で、米国、露西亜、イギリス、日本そして中国の次の20年
の変貌についての予想が述べられており、もっぱら米国ジャーナリズム
は、このグリーンスパンの予言する近未来の世界に焦点を当てている。
「中国の資本主義的マーケットの発展は、市場に民主化をもたらし、や
がてそれらは独裁体制に置き換わるであろう。それがより偉大な政治的
自由化への道である」。
中国の未来に彼がこれほど楽観的であるとは意外だった。
「すでに世界最大の人口大国である中国のGDPは、2005年にイギリス
を抜き去り、次の中国の新世代指導者が、いまの共産党独裁から、さら
に自由な体制を望み始めるだろう。もし、中国が、この民主化の道を模
索し続けるのであれば、世界は新しい繁栄に導かれるだろう」。
やや抽象的な予言だから、ぼんやりと大綱を述べているに過ぎない。
ならば日本の未来は?
グリーンスパンは、淡々として日本の近未来予言を、次のように言う。
「米国に次いで4兆5千億ドルの経済が、これからも、そのランクを継
続できるかどうかは難しいだろう。人口動態の急激な老齢化は、欧州よ
りも深刻であり、しかしながら日本は『かなりの位置に留まるであろう』
けれども」。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪
(読者の声1) 「日米同盟から国連の集団安全保障へ――。こうした
オザワの主張はアメリカの戦略理論家たちの疑念を呼び覚まさずには置
かなかった」とあるジャーナリストは書いています。
クリントン政権の安全保障政策に関わっていたジョセフ・ナイ、カート
・キャンベル、エズラ・ボーゲル、共和党のリチャード・アーミテージ
らが一堂に集まった折、彼らはオザワをしっかり分析しました。
アメリカの疑念は、オザワが日米同盟派ではなく、国連の集団安全保障
機能に拠ってたつ対米自立派ではないかというもので、オザワのなかに
故ドゴール仏大統領のように対米自立を密かに模索する「隠れゴーリス
ト」の影がちらついていたのです。その疑念は今にいたるまで消えてい
ないのです。
そのオザワは、参議院選挙の勝利で10年ぶりに脚光を浴びています。
オザワの策略でテロ対策特別措置法の延長問題が、日本の政局に強風を
巻き起こしました。 それに心身共に耐え切れなくなった宰相安倍の辞任
と共に自公政権はひとつ潰えました。
しかし敵は本能寺です。オザワは「隠れゴーリスト」の鎧をかなぐり捨
てたと、ブッシュ政権は見ているようです。
小泉改革で既得権益を失った人々の心に潜む反米ナショナリズム。 オザ
ワはそれを揺さぶって政権奪取のテコにしようとしていると見ています。
昔々、米石油メジャーは、彼らに楯突く石油資源戦略を画策し展開しよ
うとしたカクエイを恫喝しました。 それに屈せず動ぜず突っ張ったカク
エイは、宰相の座から引き摺り降ろされました。米の横暴を目の当りに
したオザワは、米に従順でいようとは思わず、密かに復讐を誓いました。
オザワが大恩顧を蒙った尊師カクエイを鴻毛のように軽く扱って政権の
座から葬った米国。
これに深甚なルサンチマンを抱くオザワは、嫌米であり非米であり反米
です。
その真意をチラと見せたのは国連維持軍構想でした。米政府はそれを鋭
く感得しています。嫌米・非米・反米のルサンチマンに彩られたオザワ
という政治家を国連維持軍への自衛隊編入論を唱えているオザワを、米
政府は警戒するのです。
日米同盟を潜脱し改憲せずに、軍事力を持ちその行使を堂々と進めよう
とする高度緻密な戦略を編み出したオザワを「侮れない奴だ」と米はみ
ています。
(HN生、品川)
(宮崎正弘のコメント) 友人でジャーナリストの徳本栄一郎氏の研究
に依ると、田中首相が米国の資源戦略の勘気に触れて失脚などという
「台本」は後智慧の産物で、通産次官だった小長啓一氏が、「田中と図
って、それでいこうや」と決めたと、回想録か何かで明言しています。
歴史は、日本でも捏造された?
で小沢氏ですか。かの司令塔は朝日新聞じゃありませんか?
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対中対話は不可能
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渡部亮次郎
1949(昭和24)年10月1日、毛沢東主席による中華人民共和国の成立宣言
から58年。!)(とう)小平による改革開放による経済の飛躍的発展を受
けて、中国共産党政権は大きな矛盾の存在を忘れたフリをしながら、完
全な覇権主義に陥っている。
アジアに盟主は2つは不要との立場から日本の属国化を目指し、靖国非難。
これは一時的なは戦術ではなく戦略の一環である。そうである以上、日
本がどう出ても解決は不能なのである。日本の国連常任理事国入りを許
さず、昨年は北朝鮮制裁決議案には同調しようともしなかったのもこの
ためだ。
中華人民共和国は、国家指導者の指導理論や政策などによって、毛沢東
時代(1949年―1978年)と!)小平時代(1978年―)の2つの時代に分
類される。
<毛沢東時代の人民共和国は社会の社会主義化を推進した。毛沢東の指
導のもとで大躍進政策を行なったが多くの餓死者を出して政策は失敗に
終わった。(餓死者は4000万人とも言われる)
その後、経済の立て直しを巡る対立から毛沢東が文化大革命(文革)を
発動し、「反革命」派とされた人々の多くがつるし上げや殺害を受け、
国内は内乱状態となった。
文革は毛沢東の死と共に終結した。その後、一旦華国鋒が毛沢東の後を
継いだが、すぐに!)(とう)小平が実権を握った。
!)(とう)小平時代の人民共和国は、政治体制は中国共産党による一党
独裁を堅持しつつも、市場経済導入などの経済開放政策を取り、中国の
近代化を進めた。〔4つの近代化政策〕
その結果、経済の改革開放が進み、「世界の工場」と呼ばれるほど経済
は急成長した。しかし、今日では急激な経済成長とともに貧富差の拡大
や環境破壊が問題となっている。
また、中国政府は、共産党の一党独裁体制を維持する上で脅威となる動
きや中国の分裂を促すような動きに対しては強硬な姿勢をとり続けてお
り、 1989年の6・4天安門事件や2005年の反国家分裂法成立などで具体
化されている。>
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
私は図らずも1972年9月の田中角栄総理の訪中にNHK記者として同行、6年
後の日中平和友好条約の締結に当たっては園田直外相の秘書官として、
中国の本音の変化を見つづけてきた。
!)(とう)小平の死後、江沢民は嘗て先輩周恩来らがソビエト非難に使用
した覇権主義を今度は自ら称揚し、とりあえずアジアに覇権を唱えるべ
く、当面のライバルたる日本非難政策の実施に着手した。
それでも日本は、政治家も外務省も国民もその変化に気付くことなく、
何とかの一つ覚えのように「日中友好」を唱え続けた。
その時、中国は嘗て田中総理一行に与えた「熱烈歓迎」をとっくの昔に
捨て去っていた。中国共産党としてはとりあえずアジアの盟主となるた
めには、国力のある日本の世論の分断を図り、「友好」に迷っている自
民党内媚中勢力を自家薬籠中の物にすべく「アジアの平和」という撒き
餌をしているだけなのである。
なるほど「平和」ほど心地よい響きはない。しかしそれが中国の大野望
達成のための撒き餌に過ぎないと気付かずに食らいつく事は、正に売国的
行為以外のなにものでもないのである。
<小泉首相の在任中、中国では、国家主席の交代があったにもかかわら
ず、胡錦涛主席の日本訪問は実現していない。この事態を中国では「政
冷経熱」と呼んでいる。
また、両国政府は尖閣諸島(中国名釣魚島)を巡っても領土紛争を抱え
ている。近年、中国政府が日本のEEZ(排他的経済水域)内において、調
査船を侵入させ資源調査を行っているとされ、2004年には、日本の領海
を中国海軍の潜水艦が侵犯する事件が発生し、日本と日本国内に基地を
多く所有しているアメリカ両国政府に緊張が高まっている。
領海侵犯に関して、中国政府は遺憾の意を表明した。中国の姿勢につい
ては、謝罪していないと批判されることがある。
また、2004年には東シナ海の日中中間線ぎりぎりの中国側で、中国政府
により海底油田の開発が進められていることが発覚した。日本政府は日
本側の資源にも地下でつながっている可能性を指摘し、中断を求めたが、
中国は応じず、2005年には生産が始まった。>(同)(2006・07・19)の
執筆だが、本質は全く変わっていない。
上記のようにグリーンスパン回想録がいうように「次の中国の新世代指
導者が、いまの共産党独裁から、さらに自由な体制を望み始めるだろう」
とはにわかに信じがたい。2007・09・18
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話 の 福 袋
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◎<心肺蘇生術>死球の男児助かる 救命士らの連携で 長崎
17日午前11時半ごろ、長崎県諫早市森山町の森山グラウンドであった少
年ソフトボール大会高学年の部で、打席に立った市内の小学6年の男子
児童(11)が胸に死球を受け、1塁に向かおうと約10メートル走ったと
ころで突然倒れた。
心肺停止状態になったが、隣のグラウンドに偶然いた小浜消防署(同県
雲仙市)の男性救急救命士(35)と女性看護師2人が応急の心肺蘇生術
を施し、回復に向かっている。
救急救命士は低学年の部の試合に出場していた児童の保護者。隣のグラ
ウンドで男児が倒れているのを知って駆けつけ、人工呼吸と心臓マッサ
ージをした。近くには別の児童の保護者である看護師2人もおり、3人
が交代で9分間マッサージをした。
救急車が到着し、AED(自動体外式除細動器)を使い、心肺は蘇生し
た。男児はドクターヘリで同県大村市の長崎医療センターに搬送された。
県央消防本部(諫早市)によると、心臓マッサージなどがなければ、蘇
生は難しく「適切な蘇生措置ができたので、AEDで心肺が回復できた
好例」としている。
この救急救命士は「1人でのマッサージは2分が限度で、看護師さんの
応援がありがたかった。何より男児の命を救えたのがうれしい」と話し
ている。9月17日22時7分配信 毎日新聞
◎京大「総長カレー」が人気
京都大学の尾池和夫学長(総長)が中心となって考案した「総長カレー」
がレトルト商品(230グラム、630円)となり、販売されている。
「学長を身近に感じられるメニューを」という学生の声で、学内レスト
ランが2年前、学長の好物のカレーを商品化。月に6500食を売る人気商
品となり、レトルト化が決まった。
大きめの牛肉が入り、9種類の香辛料で仕上げたルーは少し辛め。ネッ
ト通販でも購入でき、関係者は「全国の京大志望者に食べてほしい」と
話している。 北海道新聞 (09/17 09:13)
◎漢字文化は日本の柱 水戸で講演会 徳川家当主対談も
漢字文化の継承を促すフォーラム「水戸漢字文化講演会」が15日、水戸
市三の丸の常陽芸文センターで開かれた。「水戸の漢詩人たち」をテー
マにした漢字文化振興会専務理事の石川忠久さんらの講演や、徳川宗家
と水戸徳川家の当主との対談が行われ、近世日本の文化の高さをうかが
わせる話に約300人が熱心に耳を傾けた。
フォーラムは日本語の乱れが指摘される中、日本の精神文化の柱である
漢字に関心を持ってもらうのが狙い。同振興会、徳川記念財団、水府明
徳会、茨城新聞社が主催。
最初に徳川宗家18代当主で徳川記念財団理事長の徳川恒孝さんが「江戸
の仕組みと心」と題し講演。ケンペルなど外国人の記述を通し、江戸期
の日本の文化水準の高さを紹介。家康の文教政策を起点にした武家・庶
民の教育システムに触れ、企業などの経営理念にその遺産が「つい最近
までは生きていた」と指摘した。
漢詩研究の第一人者の石川さんは、光圀、斉昭、藤田東湖ら水戸藩の指
導者たちの漢詩を紹介。月見の風習にちなむ光圀の詩「病中九月十三夜」
などを例に「水準は本国(中国)に劣らない。同時に日本的なものもつ
くり上げた」と指摘。同時に「今の教科書には漢文がほとんど見当たら
ない」と学校教育の現状に不満をにじませた。
徳川恒孝さんと、水戸徳川家15代当主で水府明徳会長の徳川斉正さんと
の対談では、御三家の由来や、光圀の「大日本史」編さんに始まる水戸
徳川家の尊皇の伝統、伝来の家宝を守る工夫や苦労などについて語り合
い、集まった人たちは興味深く聞き入っていた。
茨城新聞 2007/09/16(日)
◎ 瓶牛乳、ググッと復権 スタンド好調 若者にも人気
昔懐かしい瓶牛乳が、駅の売店などで話題になっている。口当たりのい
い瓶の感触や、飲みきりのために新鮮なおいしさが、以前から愛飲して
いる中高年だけでなく日常的に瓶牛乳を目にしていない若い世代も引き
つけているようだ。
池袋駅構内に今春オープンした「牛乳バー」。ショーケースには瓶牛乳
がずらりと並んでいる。次々と訪れる客は言葉少なに注文し、ググッと
飲み干す。埼玉県朝霞市の団体職員、本間千幸さん(65)は「紙のに
おいがついたパック牛乳よりも、やっぱり瓶牛乳がおいしいですよね」
と目を細める。
この「牛乳バー池袋店」はJR東日本グループの日本レストランエンタ
プライズ(東京)が日本酪農乳業協会の協力で運営している。定番の瓶
牛乳だけでなく、月替わりで販売する各地のこだわり牛乳や、ソフトク
リームなどの乳製品も並べている。広報部長の近藤昌昭さんによると、
一番の売れ筋はやはり瓶牛乳。開店直後は1日約300本だった販売本数が、
現在800本前後まで伸びている。
「ミルクスタンドは時代の流れに取り残され、わびしい、暗いイメージ
がありました。でも白を基調にした清潔な店舗にして、また月替わりの
商品展開で人目を引き、サラリーマンだけでなく若い女性や学生も取り
込みました」と近藤さん。
好調を受け、現在2号店の出店を検討しているという。
◇
終戦直後の昭和25年ごろから、JR秋葉原駅と御徒町駅でミルクスタ
ンドを経営している「大澤牛乳」。牛乳が貴重な栄養源だった欠食の時
代から、アンパンと瓶牛乳の朝食が日常的だった高度成長期、そして現
在まで、サラリーマンの朝を見守ってきた。
社長の大澤一彦さんは「スタンドの前に3重、4重も客が並んだ時期も
あります」と話す。しかし、ファストフード店や駅ビルなど飲食場所の
多様化、そして若者の牛乳離れで売り上げは減少。ピークの平成7年ご
ろに比べて、約半分まで落ち込んだ。
だが、そんな逆風の中、昨年から瓶牛乳を中心とした“白もの”の売り
上げが伸びているという。火付け役は「アキバ系」とも呼ばれる若者た
ち。ネットで紹介された、通常より20~30円高い濃厚なプレミアム瓶牛
乳の売れ行きが、前年の1・7倍にも伸びているという。
「若者には瓶牛乳が新しく感じるのでしょうか。中高年を対象に商売を
してきたので、少し戸惑いもあります。でもこの流れが続いて、世の中
が牛乳を再び飲み始めてくれたら」。大澤さんは期待する。
◇
「給食、宅配、銭湯。日本人の生活に密着してきた瓶牛乳は、一つの文
化なんです」。牛乳文化の保護と発展のため、セミナーや牧場見学など
を開催している「日本牛乳キャップ収集協会」会長、渋谷巧さんは語る。
渋谷さんによると、瓶牛乳は「瓶の冷たい口当たりがよい」「紙パック
のようににおいが移らない」などの良さが見直され、ファンが再び増え
始めているという。
とはいえ牛乳生産量は年々減少している。「日本酪農乳業協会」による
と、嗜好(しこう)の変化や食中毒問題など牛乳を取り巻く環境は厳し
く、18年の生産量は約4115万キロリットルと、6年のピーク時に比べ8
割まで落ち込んだ。
宅配の売り上げは横ばい状態だ。森永乳業(東京)市乳事業部販売マー
ケティング部の浮田和宏さんは「健康に良い機能性飲料の人気や、高齢
で量販店まで買い物に行くのが辛くなった顧客から配達サービスの需要
が高まるなどプラス要因もありますが、その分、契約の打ち切りもあり
ます」と話す。
日本酪農乳業協会では来年度から3カ年計画で、30~50代の主婦をター
ゲットに牛乳の良さを再認識してもらうための情報発信を行う。同協会
は「『飲みたいけれど、家にない』というお父さんの声をよく聞きます。
潜在的な牛乳好きは多いはず。家計を握る主婦層に、家庭で牛乳を飲む
習慣をもう一度身に付けてもらえたら」と話している。
Sankei Web(2007/09/18 07:59
◎「地方票意味ない」 自民党総裁選で自民県連
福田康夫、麻生太郎両氏の一騎打ちとなった自民党総裁選。各派閥が福
田氏支持で雪崩を打ち「福田総裁」の流れが濃厚となる中、長崎県内の
自民党幹部からは「地方票の意味がなくなる」との声が出ている。一方、
野党は「古い自民党が復活した象徴」と早期の衆院解散・総選挙による
政治刷新を求める声が強まっている。
「新聞を見れば、もう福田さんに決まったかの印象だ。国会議員の票だ
けで決まるなら、一般党員からみれば『何のための地方票か』となる。
総裁選の在り方を見直す必要があるのではないか」。自民党県連の末吉
光徳幹事長はこぼす。
県連は22日に長崎市内で支部長や県連役員らによる予備選を行い、地方
票3票の割り振りを決める。だが、国会議員票で福田氏の圧勝とされる
ことから、派閥復活との批判も出ており、末吉幹事長は「派閥は勉強会。
投票の拘束力を弱め、もっと自由に投票できるような在り方にすべきだ
ろう」と語った。長崎新聞 17日
━━━━━━━━━━
憲法改正発議を棚上げ
━━━━━━━━━━
古澤 襄
福田康夫氏は18日、共同通信社の単独インタビューに応じて、自民党が
参院選で公約した「3年後の憲法改正発議」を事実上棚上げする意向を
表明した。参院選で自民党が大敗し、野党が参院の主導権を握った現状
を直視し、現実的な選択をしたことになる。
前国会で「憲法改正の手続きを定める国民投票法」が1947年5月に現行
憲法が制定されて以来、60年ぶりに初めて手続き法として成立した。国
民投票法では公布から3年後に憲法改正案を発議できるように規定して
いる。したがって2010年5月以降、憲法改正案が発議できる。
しかし憲法改正は衆参両院で3分の2以上の賛成があって初めて発議が
可能になるが、衆院ではその要件を満たしているものの、参院では与党
がその要件を満たしていないので、発議ができない政治情勢にある。
したがって民主党との合意形成が必要になるが、民主党は国民投票法の
採決で反対側に回った。ここは3年後の発議にこだわらずに、むしろ合
意形成に時間をかけるというのが、福田氏の下した判断であろう。
<自民党総裁選で優勢となっている福田康夫元官房長官(71)は18日午
後、共同通信の単独インタビューに応じ、自衛隊の海外派遣を随時可能
とする「恒久法」制定を目指す考えを示した。
自民党が参院選で公約した「3年後の憲法改正案発議」は事実上棚上げ
する意向を表明した。首相に就任した場合の組閣については、臨時国会
開会中を理由に閣僚の大幅入れ替えは困難との考えを重ねて示した。
(共同)>
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安倍内閣の功績
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異邦人
たった1年余りという短期間で1.憲法改正に必要な「国民投票法」を制
定したこと。2.教育界の憲法ともいうべき「教育基本法」の改正。3.防
衛庁の省昇格。4.中韓関係修復。5.公務員制度改革に途を拓いたこと。
以上の少なくとも5点は功績と見なければならない。これらのうち4.を
除いて総てにわたり、今までの内閣から見捨てられてきたことでした。
しかし、それにしても「頂門の一針」第936号で平井氏が書かれているよ
うに小泉前首相の郵政民営化に端を発する公務員制度に対する挑戦と、
それに対する反発の所産とも言うべきものが安倍内閣の発足直後から始
まります。
これらを大正時代の宇垣軍縮とその後の昭和大恐慌を経て大東亜戦争の
敗戦に至る過程を再び見させられているのではないかと思わざるを得ま
せん。
あの時は「軍隊」という官僚組織を弄ったことに対する反発から野党の
攻撃材料を陸海軍から流され、それに飛びついて政府を攻撃したのが始
まりで、それを新聞が報道するということにより混乱に拍車をかけたの
でした。
今回は「軍隊」ではありませんが、いわゆる「エリート」を自任する大
蔵省の官僚が財務と金融に分割され、剰え伝統ある「大蔵省」という名
称すら奪われたことが彼らのプライドを大きく傷つけた。
そのため、各省庁の「同期」を利用して政府要人のスキャンダルをディ
ープスロート(タレこみ)し、マスコミもまた官僚の機嫌を損なうと
「ネタ」が取れないこともあって無批判(裏取りなし)に報道している
のではないだろうか?
昭和陸海軍は自らの権益を保全しようとして道を誤った上に結果として
国益を毀損するのみならず、自らの存在をも亡きものにしてしまうとい
う愚を犯してしまいました。
平成の官僚はいったい何をしようとしているのでしょうか?また、その
先にあるのは亡国以外に何があるのでしょうか?{千葉県松戸市在住)
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ウラジオストック開発
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成19年(2007年) 9月19日(水曜日)
通巻 第1928号 (9月18日発行) 増大号
ウラジオストック開発にプーチン政権が本格化
中国主導の「東アジア共同体」、日中朝の「日本海経済圏」をつよ
く牽制へ
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2012年、ウラジオストックでAPEC首脳会議の開催が決まっている。
正式に露西亜は39億ドルの投資を決めており、年内に13億ドルがウラジ
オストック開発に注がれる。
ウラジオ空港の拡充と港湾整備、つぎにアルミ精錬所プロジェクトの実
現、原子炉建設、さらに備蓄基地。
おどろくのは沖合ルスキー島にリゾートを建築するという不動産プロジェ
クトまで含まれていることだ。
「つぎの6年間に141億ドルを経済発展貿易省が約束している」(『ユー
ラシア・デイリー』、9月18日付け)。
朝鮮の清津(ラジン)港開発は、北朝鮮でなく、中国が租借した上での
開発を急いでいる。
これは日本が「日本海経済圏」などと囃されて、中国が露西亜国境に
「経済特区」を開き、ロシアのポシェット港へ鉄道で繋げると言ってい
た時代(10年ほど前まで)、清津港の開発を、まさか、中国が行うとは
考えていなかった。
嘗ての「日本海経済圏」構想は、事実上振り出しに戻っていた、と考え
た方がいいだろう。
ロシアの巻き返しは、プーチン政権の経済政策が、あまりにEU偏重で
あることへの極東からの反発と、取り残された極東シベリアに眠る資源
開発に、ふたたび関心があつまってのプーチンのUターンが重なってい
る。
アジア太平洋の時代と騒がれて、ロシアが極東開発へおもい舵取りをし
たのは、じつはプーチン政権からである。
▼ 総予算が787億ドルとなると大法螺に聞こえるが。。。
プリモール県知事のセルゲイ・ダルキンは、APECウラジオ会議の重
要性を突破口に、各種大プロジェクトの誘致に成功した。
ダルキン知事は、APEC準備に58億ドルという途方もない予算を要求
し、「こうしなければシベリア、極東から人口はますます減少するだろ
う」と警告を忘れなかった。
漁場基地の拡充も、ことさらのように付け加えられた。
さらにダルキン構想では、造船所を建設し、ウラジオストック周辺を一
大「経済特区」へと生まれ変わらせ、アジア太平洋時代に対応するとい
うもの。
彼の構想に従えば、「総予算は787億ドルにも達するが、地域GDPは
2020年までに現在の6倍になると見積もられる」と豪語した。(インタ
ーファックス、9月10日)。
ウラジオは、その昔「浦塩」と書いた。往時の反日分子の拠点だった。
安重根は、この地に潜んで伊藤公のハルビン入りを知り、暗殺を思い
立った。
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(読者の声1) いつも貴重な情報を有難うございます。
貴誌1927号にでたグリーンスパン前FRB議長について
1)経済発展が社会を変えるという経済万能主義に米国の過去の時代の
思想の流れを感じました。
かつて経済発展が社会主義と資本主義を収斂させるという説が流布しま
した。現実には外れました。
2)経済発展と権力
政治権力と利権は共産党幹部に独占され解放されませんでした。政治権
力のあり方と経済発展は別のものなのです。
勿論、情報の流通が権力の独占に対して国民のねたみや怒りを高めるこ
とはあります。しかし圧倒的な国民が貧民状態にある状況では政治的な
不満は経済的な利得により相殺されてしまうように思われます。
「参政権がなくてもいい、生活が楽になるなら」です。それが現代中共
に思われます。
日本の老齢化問題と対応
これは少子化問題ということです。全ての国家や民族は米国を含めて固
有の生存環境にあり、その限られた資源を使って民族が最大の生存(自
衛)と再生(産児)の能力を最大に生かすように社会制度を作っていま
す。その原理は平等ではなく重点配分です。
占領軍(米ソ)は家制度が日本民族の力の直接の源泉であると知って封
建的などと称して破壊しました。
しかし黒アリが白アリの生活を強制されれば滅びるだけです。それが今
です。無資源という日本の環境は戦前と何も変っていません。
少子化を止め日本民族を再び多子化するには、民族の知恵の結晶である
家制度の再建が必要と思います。
(MC生)
(宮崎正弘のコメント) グリーンスパンの回想録、おどろくことに日
本での報道は、ブッシュ政権のイラク政策を批判した、という一点にの
み集まって報道されていました。米国の論調をおおきく違うのが、いか
にも日本的といえば日本的ですが。。。。
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反 響
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1)下記の記事を見て、ロケット打ち上げ技術は最高の軍事機密では
ないかと思いますが、こんなことが平気で行われているのか、問題はな
いのか心配になりましたので、渡部様にお知らせする次第です。逆にこ
ちらが先方のデータを取得できるのでしょうか。
大分県日田市田島本町 橋本信一郎
月探査衛星 年内打ち上げ 中国 【北京17日傍示文昭】17日付の中国
紙・新京報によると、中国国防科学工業委員会の孫来燕副主任は16日、
中国初の月探査衛星「嫦娥1号」を年末までに打ち上げる方針を示した。
孫副主任はまた、14日に鹿児島県・種子島宇宙センターからH2Aロケ
ットを使って打ち上げられた月周回衛星「かぐや」のデータを分析する
ため、同センターに代表団を派遣したことも明らかにした。
2003年と05年に有人宇宙船の打ち上げに成功するなど「宇宙大国」を目
指す中国は、月探査衛星の打ち上げを有人宇宙飛行に続く重要な国威発
揚プロジェクトと位置付けており、今後「かぐや」の発射結果や飛行デ
ータを十分に分析した上で打ち上げ時期を決定するとみられる。
孫副主任によると、「嫦娥1号」はすでに四川省の西昌衛星発射センタ
ーに運ばれ、打ち上げに向けた準備を開始しており、順調に作業が進め
ば年内に発射できる態勢が整うという。
「嫦娥1号」は当初、10月上旬に打ち上げられる計画だったが、軌道変
動などの指令を出す海上観測船の事故で延期になった。=2007/09/18付
西日本新聞朝刊=
2)変な政局ですね 本気でこの国を運営するのですか 安倍辞意表明
からの日々 どう考えても変ですね
一番の責任は日本放送協会はじめとする放送朝毎読などの新聞にありま
せんか 何処にも危機感切迫感 あるいは正義感が感じられませんね
ワアワア騒がしいだけでどうすべきなのか 如何に進めるか少なくとも
時間をどう考えているのか突き詰めるべきではないのか どれを見ても
読んでも同じ内容 特ダネなど何処へ飛んでいってしまたのか
安倍の病状ーなぜ入院か日々何をしているのか 寝ていていいのか福田
麻生は今日までどう活動してきたか 政治理念政策活動 政治資金
政治仲間 政治目標。。。
お祭り騒ぎを担いでいるだけのジャーナリズムにはうんざりしますね
おざなりなやりとりはもうたくさんです昨日の政治討論会 じっくりみ
ても突っ込み不足がありありですよ ナベさんが語った方がよかったで
すよ
記者のマンネリ 不勉強がダメにしてしませんかばっさりと血のしたた
る記事を読みたいものですね (一)
4)18日号「情報源の秘匿」は許されない(平井修一)について考え
させられました。今回の官僚群からと思われる一連のリークやチクリは、
一昔前なら「政府転覆」の破壊工作活動と看做されるでしょう。 岡山
県 宇野
渡部 亮次郎
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渡部 亮次郎 さんは、
昔、田中角栄総理の訪中にNHK記者として同行し、
後の日中平和友好条約の締結に当たっては
園田直外相の秘書官として、
中国の本音の変化を見つづけてきた人です。
日本を愛している人です。
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by日本のお姉さん