「サンフランシスコ講和条約で台湾を放棄したが、どこに帰属すべきかは言うべき立場でない」
ブログ「台湾は日本の生命線!」より
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
予想外の日本の快挙―国連の媚中姿勢に「待った」
台湾研究フォーラム会長 永山英樹
■国連総長の大胆さの背後に中国の力
七月に陳水扁総統が国連に、二度にわたって台湾名義での加盟申請を行ったものの、潘基文事務総長は受理を拒否した。その言い分は「七一年の第二七五八号決議以降、国連は一つの中国政策をとっている」と言うもの。しかしこの決議は中国の代表権を「蒋介石集団」からの剥奪し、中華人民共和国に引き渡すこと決めただけのもので、台湾を中華人民共和国の領土と承認したものではなかった。
そもそも台湾は日本による放棄後、中国の領土などになったことはない。だから中国以外の国は、そこを中国領土だなどとは承認していないのだ。
ところが中国は一貫して国際社会から台湾を締め出すことを外交目標とし、各国に対して宣伝、恫喝、籠絡(援助等)を通じて「一つの中国」の押し付けを行い、その結果、その虚構が国際社会で定着しつつある。毎年の国連総会が、台湾加盟問題を議題にすることすら拒否するのも中国の圧力のためで、潘基文に至っては、中国の虚構を完全に受け入れてしまったわけだ。事務総長の「分際」で、台湾の加盟申請書を突き返すとの大胆な越権行為も、中国と言う後ろ盾があるからできたのだろう。
九月三日から始まったジュネーブでのバーゼル条約会議(有害廃棄物の問題を話し合う国際会議)では、台湾の代表団が参加を拒絶されている。その理由について会議のセキュリティーを担当する国連の安全部門は「内規を変更した。二度と台湾のパスポートを承認しない」と説明しているが、台湾名義での国連加盟申請後、こうした「パスポート」を理由とするトラブルは、何度も発生しているという。これについて台湾の環境保護署はもちろん、「中国の圧力だ」と指摘するが、要するに国連はここまで、中国の圧力に屈していると言うことだ。
■勢いづく中国の前に現れた意外な国
そこで勢いづいた中国は、「台湾は中国の領土」と言った内容の国連決議案の提出までほのめかしている。
もちろん中国は台湾名の加盟申請に対し、さらには台湾国内の加盟を巡る住民投票政策に関してまで、「台湾独立の動きだ」として怒りをあらわにしているが、中国が軍事行動に出ることを恐れる米国も、それに歩調を合わせ、「台湾独立に繋がるステップだ」「台湾であれ中華民国であれ、国家ではない」とまで言って台湾を非難している。先ごろの米中首脳会談でも、ブッシュと胡錦濤は一緒になって住民投票政策に警告を発している。
これに対して陳水扁は、台北とワシントンとを結ぶテレビ会議で、あくまで台湾名の国連加盟と住民投票を目指す決意を表明した。台湾では米国は台湾を見捨てるのではないかとの不安や怒りの声が日増しに高まっている。この国は中国の脅威の前で、完全に孤立無援の状態に陥ったかに見える。
ところがここで、国連事務局の姿勢に非を打つ国が現れた。それは意外にも、日本だった。
■日本政府の予想外の大変化
産経新聞(九月七日)によると、日本の国連代表部は八月、国連事務局に対して「台湾に関する地位認定の解釈が不適切だ」という異例の申し入れを行ったと言うのである。
それによると「1972年9月の日中共同声明で日本は、中国が主張する『一つの中国』を『理解し、尊重する』として、「同意を与えていない」というのが基本的な立場だ。これに対して国連が、事務総長見解として『一つの中国』政策を国連全体の解釈とするのは『不適切』という日本政府の認識を明確にした形だ」と言う。
政府の今回の措置は、国民にとっては予想外だった。
なぜならこれまで日本は中国に迎合するため、あたかも「一つの中国」に「同意している」かのような姿勢をとってきた。そしてこの「理解し、尊重する」をことさら強調し、そしてそれを口実にし、盾にして、自らの媚中行為を正当化してきた。それだけにこの大変化は評価に値すると言わなければならない。
■初めて米国よりも積極姿勢に
じつはこの申し入れに先立ち、米国の国連代表も国連事務局に書簡を送り、「台湾の地位の解釈の不適切さ」にクレームをつけていた。それには「米国の立場は不変だ。これまで国連も、同じ立場を守るとしてきた。今後もそれを守ることを希望する」とあった。
これも非常に曖昧な表現ながらも、米国が「一つの中国」に同意していないことを言い表したものである。戦後一貫して台湾を西太平洋の防波堤と見ている米国は、決して中国の虚構の主張に同意することはできないのだ。
ところが日本の申し入れは、曖昧な米国のそれよりも、もっと積極的なものだった。なぜなら「サンフランシスコ講和条約で台湾を放棄したが、どこに帰属すべきかは言うべき立場でない」との「日本政府の基本認識」まで明確に伝えているのだ。
これを言い換えるなら、「日本は台湾を放棄しただけであり、中国に割譲したわけではない。だから中国の領土だとは言えない」となる。つまり「日本は台湾を中国に返還した。だから台湾は中国領土だ」とする中国の主張を真っ向から否定しているに等しい。
台湾問題においては、つねに米国よりも消極的姿勢だった日本が、初めて米国よりも積極的に踏み込んで見せたのは、中国の台湾併合に、米国以上に危機感を抱いていると言うことだろうか。
(なお、カナダも日米と同時期に、申し入れを行った模様。)
■やはり「快挙」だー日本が中国に突きつけたもの
これまで米国の庇護の下で惰眠を貪ってきた日本にとって、これは目覚めであり、「快挙」であると言っていいかも知れない。
ここに至って中国はどうするのか。やはり「台湾問題は日中関係の政治的基礎だ」「日中関係を根底から破壊する」と、さんざん脅迫してきた以上、ここで激怒して、日本に反論を行うべきだろう。
なぜならこの国が騒げば騒ぐほど、日本国民、そして国際社会に、自らの主張の虚構を暴露することになるからだ。「南京虐殺」の虚構が暴露されたように。
もし中国があえて反論をしないとなれば、それはそれで自らに弱みがあると知っているとの証明となろう。
日本は中国に面白いものを突きつけた。やはり「快挙」と言っていいのだ。
*********************************************
【転送転載歓迎】
9・15「友邦・台湾を国連へ!」アピール行進
-台湾は中国の領土ではない!-
台湾は今年から台湾名義での加盟申請を行っていますが、潘基文国連事務総長は
「台湾は中国の一部」だとして申請を拒否しました。しかし事務総長にそのよう
な権限はないどころか、そもそも国連が「台湾を中国の一部」などと認定したこ
とはないのです。つまりこれは、ここまで国連が中国の影響下に置かれていると
言うことなのです。
こうしたなかで台湾では、国連総会開催直前の9月15日、台湾の加盟を訴える
大デモ行進が発動されます。ニューヨークでもそれに呼応し、現地の台湾人がデ
モを行います。
そこで我々日本人も呼応を行い、「一つの中国」なる宣伝を打破するため、ある
いはそれを台湾の存在アピールの好機として、東京においてデモを実施し、「日
本政府は台湾加盟を支持せよ」「中国の反対圧力に反対する」「国連は台湾を排
除するな」と訴え、この問題への関心を喚起するとともに、国際社会で孤軍奮闘
する台湾に激励のメッセージを送ります。
台湾を中国の侵略から守るためには、何としてでも台湾を国連に加盟させ、台湾
問題を国際社会の関心の下に置かなければなりません。これは友邦台湾のため、
そして日本を含む東アジア全体の平和のための行動です。
ふるってご参加ください。
*********************************************
■9・15「友邦・台湾を国連へ!」アピール行進
日 時:9月15日(土)14時 出陣式 14時半 デモ行進出発
集 合:大久保公園(新宿区歌舞伎町二丁目43番)
※ハローワーク(職安)裏、都立大久保病院前
【交通】JR「新宿駅」東口から徒歩7分。歌舞伎町方面へ。
西武「新宿駅」から徒歩3分。
都営大江戸線「東新宿駅」から徒歩4分。
コース:大久保公園→職安通り→明治通り→甲州街道(新宿駅南口前)
→新宿中央公園(所要時間:約1時間)
※プラカード、横断幕、拡声器等の持参歓迎!
主 催:台湾の国連加盟を支持する日本国民の会
【加盟団体】台湾出身戦没者慰霊の会、台湾研究フォーラム、
維新政党新風東京都本部、維新政党新風埼玉県本部、
日本李登輝友の会、日台交流同友会、
政経調査会(9月8日現在)
問合せ: 03-5211-8838(日本李登輝友の会)
090-4138-6397(永山英樹)
koe@formosa.ne.jp
(台湾の声編集部)
台湾の声:http://www.emaga.com/info/3407.html
~~~~~~
国連の事務総長は、いつもマイナーな国の人が
やることになっているが、韓国人の潘基文事務総長って、
媚中もいいところで、朝鮮人がチュウゴク(清)の属国だった時代を
思い出させるような発言と行動だと思う。本で読んだ話しでは、
朝鮮半島では、日本が、もっと近代化して植民地にならないように、
清国の属国にならずに、独立した国になればどうかといくら進めても、
あくまでも清国の属国でいようと宮廷の者たちは頑張ったそうだ。
清国は「朝鮮は我が国の属国である。朝鮮に手を出すな。」とはっきり言って、
日本に戦いを挑んできて、逆に負けた。日清戦争で清が負けると
朝鮮の宮廷の者たちは、こんどはロシアにべったりとへばりついて
ロシアから朝鮮を支配しようとした。属国でいたい人種なのかも。
でも、このままでは、どうしようもないほど、朝鮮は貧しいかったし、
近代化から遅れているので、日本と併合して発展できるようにしてもらおうと
朝鮮人たちの議会で決まったのだ。
西洋の国々も「それが、一番いいのではないか。」と
日本に朝鮮半島を併合することを勧めてくれたので、
日本は国家予算の大半を朝鮮半島に注ぎ込んで
朝鮮を近代化させた。
日本が戦争に負けたとたん、朝鮮半島人は「日本は朝鮮を侵略した!」などと、
別の歴史を作って、急に日本に牙をむくようになり、
本当に感じが悪いなと思う。日本人は、ちゃんと歴史を勉強していないので、
朝鮮半島の人間にそう言われたら、そのまま信じてしまう。
頭が真っ白な白紙だから、外国人に言われたら、その色に染まってしまう。
それでは、日本の国が、外国が作ったウソの歴史を信じて、
外国の意向に合わせて行動するような、主体性のないダメな国に
なってしまうだろう。
今回はめずらしく、日本は韓国人の潘基文事務総長に、意見を言ったようだ。
安部首相が、支持したのではないか?やっぱり、安部首相はちゃんと、
歴史が分かっている人なんだと思う。台湾は戦争で負けたとき、本当に
主権を放棄しただけで、チュウゴクに与えるとは、言ってないもんね。
by日本のお姉さん