サルコジー大統領夫人は、リビアに拘束されているブルガリア人看護婦の解放を”医療的必要から求めた | 日本のお姉さん

サルコジー大統領夫人は、リビアに拘束されているブルガリア人看護婦の解放を”医療的必要から求めた

「今日のカミカゼ、明日のアラブ」は、アラブ各国を転々としながら、明日の世界を模索します。

サルコジー大統領夫人は、日刊紙「レスト」のインタビューで、「フランスは、リビアに
拘束されているブルガリア人看護婦の解放を”医療的必要から“求めただけ」と述べた。


「わたしは、ベンガジの病院に、パレスチナ人医師とその同僚が、エイズ患者をフランス
で早急に治療をするチームを組むべきだと勧め
た。」

特にサルコジー夫人は、2度心臓の手術を受けたラマダン・モハメド・サレフ坊やがまた
手術をうけなければならないと告げた。「マルセイユのチモーヌ病院が了承し次第、サレ
フ君と家族はビザが得られるでしょう
。」

「約束は守ります。感染しているこども全員のために」セシリア・サルコジー大統領夫人
は、メディアが女性や子どもやその家族に苦痛を与えているこの事件を利用していること
に“ショック”を受けていると語った。またブルガリア人看護婦の解放について国会で聴
取をうけたくないと言った。“前に説明を受けたのとは、違った形になっている。それは
わたしの出るところではないわ。」

サルコジー夫人は、“女性として”“母として”そこに行ったので、国際関係を複雑にし
ようとしたのではないと説明した。「わたしは看護婦の解放と8年間地獄のようなところ
にいる子どもたちを助けたかったのです
。世界の悲惨を救おうとするのを止める人はいま
せん。」

セシリア夫人によれば、カダフィー大佐との会談は英語で行われ通訳を介さなかった。
「彼はわたしと同意しました。自分のイメージの改善になると思ったのでしょう。わたし
はリビアのこの件に関するすべてのリビアの代表とねばり強く交渉しました。」

夫人のリビア訪問は、大論争となった。与党は諮問委員会を設けて、ブルガリア人看護婦
解放の条件を明らかにするように求めている。エリゼ宮事務総長は、8月初めこの解放に
代償があったかどうかは、決して討議の対象にならないと言った。

***
大統領就任式に家族そろっていましたが、その後はアメリカの恋人の所に行ったり、ブッ
シュ大統領の別荘には行かなかったり、いろいろと話題を提供してくれる夫人です。
フランスあるいアメリカの次期大統領候補でしょうか?
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セシリアは、女友達に会いに行ったんですが、「恋人」なのか?

どういうことなのか、分からない方は、

こちらを読んでください。↓

http://www.misatosys.com/ER/R07/70724.html

ブルガリア人看護婦たちは、リビアに出稼ぎにきているだけで、

エイズを感染させる実験を行ったわけではない。

リビア政府が輸入した血液を使って治療していただけなのだが、

あやうく、死刑にされるところだった。死刑にしない代償として

リビア政府はブルガリアに対し、

子供の犠牲者の家族に経済的に補償を支払うように求めたが、

その補償額はパンナム機爆破事件で270人の死者に対し

リビアが支払った額と同じであったので、

とにかく西洋人に仕返しをしたかったのかもしれない。

リビアでは、エイズは昔から蔓延していて、ブルガリア人看護婦のせいで

子供たちがエイズになったのではない。その後の検査で、看護婦さんが

リビアに来る以前から子供たちはエイズにかかっていたことが判明した。

フランスのサルコジー大統領夫人は、議会から文句を言われて

いるようだが、すばやく動いた。

1999年以来、8年間、拘束されていた、ブルガリア人看護婦たち5人と

パレスチナ人の医師は救われた。

こちらによると、↓

http://bebepiupiu.blog12.fc2.com/blog-entry-214.html

カダフィ大佐は、見返りにいろいろ要求しているようだ。

(一部抜粋)

ブルガリア人看護婦らを解放した代わりにカダフィ大佐が要求する

全てのEU加盟国との国交の正常化

---ブラック・アフリカへとのびる,リビアを東西に横断する鉄道の

建設要求

EU加盟国27ヶ国のあちこちから借り受けた借金の帳消し要求

黙認するほかない。果ては,2004年,リビアに国際社会の”のけ者”という

汚名を返上させた大量破壊兵器放棄による当然の見返りとして,

民間レベルでの核開発分野での援助要求,には、

黙ってうなずくしかないだろう。

フランス政府による治療の引き受け ・・・

7月24日に放映されたFrance5のテレビ番組 ”C dans l'air”の

『 人質としてのブルガリア人看護婦たち 』によると,

リビアでエイズに感染したこどものうち150人を,

仏外務大臣(当時)ドゥスト=ブラジ自らがフランスに連れ帰り,

極秘にフランス各地の病院で数回にわたり治療を受けさせた。

当時こどもたちの治療にあたった医師らによると,こどもたちが

エイズに感染したのはブルガリア人看護婦らが現地で

医療活動を開始した以前であったことが医学的に証明されている。