「海面上昇を防ぐ手だてなどなく、どうしようもない。」キリバスのアノテ・トン大統領 | 日本のお姉さん

「海面上昇を防ぐ手だてなどなく、どうしようもない。」キリバスのアノテ・トン大統領

 【タラワ(キリバス)=仲川高志】地球温暖化に伴う海面上昇により、国土が水没の危機にひんしている太平洋の島国キリバスのアノテ・トン大統領(55)は本紙と会見し、「我が国は早晩、海に沈むだろう」と明言。

 国家水没を前提とした上で、国民の脱出を職業訓練などの形で側面支援するよう、日本など先進各国に要請した。

 首都タラワの大統領官邸で、30日、インタビューに応じたトン大統領は、キリバスの水没は不可避との見方を強調、「小さな我が国には海面上昇を防ぐ手だてなどなく、どうしようもない」と述べた。国際社会の取り組みについても、「温暖化は進んでおり、国際社会が(2013年以降のポスト京都議定書の枠組みなどで)今後、どんな決定をしても、もはや手遅れだ」と明確に悲観論を展開した。

9月1日10時0分配信 読売新聞


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日本もキリバスの人の移住の準備のために何かできるのではないか?
小さな島々は地球温暖化のために増えた海水で
沈んでいく。キリバスの人は、全部島が沈む前に、
どこの国に逃げることができるのだろう。多分、キリバスの
アノテ・トン大統領は、将来どこかの国が一括して
キリバスの人々を受け入れてくれて、仕事もあっせんしてくれる
だろうから、今から語学の勉強や職業訓練をしてもらいたいと
真剣に考えているのだろう。もしかしたら、キリバスの人は、日本に
来たがっているのかな?職業訓練のために援助するだけで
いいのかな。