公明ジワリ距離感 連立見直しの声-他3件
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公明ジワリ距離感 連立見直しの声-他3件
◆仏大統領、性犯罪者に「去勢」措置を
(ニッカンスポーツ 07/8/21 )
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フランスのサルコジ大統領は20日、子供への性的虐待など性犯罪対策に
関する関係閣僚会議を開催、再犯の恐れがある性犯罪者には、ホルモン療法
による「去勢」措置や隔離施設への収容を行い、刑期を終えた後も社会復帰
を許すべきではないとの考えを強調した。
フランスでは、未成年者への暴行などの罪で18年間収監された男が、刑
務所を出所直後の今月15日、北部ルーベで5歳の男の子を誘拐、暴行した
疑いで逮捕される事件が発生したばかり。サルコジ氏は再発防止を誓い、1
1月までに法案をまとめる方針を示した。
サルコジ氏は会議後、小児への性犯罪常習犯らについて、刑期短縮を認め
ない考えを示した上で「刑期終了後は医師が診察し、(再犯の)危険が認め
られる場合は隔離施設に入れる」と強調。本人が同意すれば「ホルモン療法
による化学的去勢」を行うべきだと述べた。
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◆原発大手、ウラン争奪激化・仏アレバは採掘権相次ぎ拡大
(日経 07/8/21)
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ウラン資源をめぐる原子力発電大手の攻勢が激しさを増してきた。仏原発
大手アレバはカナダのウラン探鉱会社ウラミンに対するTOB(株式公開買
い付け)に成功した。ニジェールでは採掘権拡大を交渉中。東芝はカザフス
タンのウラン採掘権取得を正式発表した。ウラン争奪戦は中国やインドなど
新興国も巻き込み、取引価格の上昇も避けられない見通しだ。
アレバは6月にウラミンに対するTOBを開始し、7月末までに発行済み
株式の約93%を取得した。買収総額は約25億ドル(約3000億円)。
ウラミンは南アフリカ共和国、ナミビア、中央アフリカなどでウラン採掘権
を持つ。採掘の本格化は2012年以降の見通しで、最終的に年間約700
0トンの生産を見込む。
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◆中川幹事長:「自民、民主で大連立を」 (毎日 07/8/22)
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自民党の中川秀直幹事長は21日の記者会見で、民主党との大連立の是非
について問われ、「よりよい日本を作っていくための改革を中心に考えれば、
与党、野党が(共に)歩んでいくことが民意に応える道だと思う」と述べ、
前向きな考えを示した。
対決姿勢を強める民主党に対しては、「政局第一主義をやめ、国民全体の
ことを考えて政策を実行する」ことを提示すべきだと方針転換を求めた。そ
のうえで、「(世論調査などで国民は)自民、民主による連立政権に第一に
期待している。それを踏まえ、私は謙虚に考えていければと思う」と語った。
ただ、中川氏は幹事長を退任することが決まっており、敗将の繰り言との
受け止め方が支配的だ。
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◆公明ジワリ距離感 連立見直しの声、創価学会は首相に不信感
(産経 07/8/22)
池田名誉会長
公明党は22日、都道府県の代表者を党本部に集めて協議会を開き、参院
選を総括する。平成11年に自民、公明両党が連立を組んで以来、順調に比
例票を伸ばしてきた公明党にとって、大幅に得票を減らした今回の参院選は
歴史的大敗といえる。支持母体の創価学会には安倍晋三首相への不信感も広
がる。党内からも自公路線の見直しを求める声も上がっており、連立8年目
を迎え、公明党執行部はますます難しいかじ取りを迫られそうだ。
≪つぶやき≫
「安倍首相はもうちょっとやると思ったのになあ…」
参院選のショックがさめやらぬ8月1日、東京・八王子市で開かれた創価
学会の本部幹部会。池田大作名誉会長は創価学会や公明党の幹部にこう
つぶ やいたとされる。
池田氏は、安倍政権を今後も支持していくことを前提にスピーチを進め、
機関紙にこの「つぶやき」が掲載されることはなかったが、自公路線の“危
うさ”を露呈した瞬間だった。
9日昼、国会内で開かれた公明党衆院議員団会議でも、あるベテラン議員
から衝撃発言が飛び出した。「自民党は確実に崩壊の過程にあるのではない
か。是々非々の立場をはっきりさせるべきだ」。連立離脱を促したともとれ
る発言に室内は静まりかえったという。
さすがにこの意見に賛同の声はなかったが、他の議員からも「参院選では
与党効果が得られなかった」「一部地域をのぞいて、自公間の選挙協力はう
まくいかなかった」など自民党への不満の声が相次いだ。
参院選で、公明党は愛知、神奈川、埼玉の3選挙区でいずれも現職が落選。
比例でも3年前の862万票から776万5000票に激減した。公明党の
長年の目標「比例で1000万票」にはほど遠い結果だった。
≪「緊張的強調」≫
公明党が、首相を支持してきた最大の理由は「選挙の顔になる」との一点
に尽きる。首相の憲法改正論や外交・安全保障政策と、公明党の「平和路線」
とはもともと開きが大きい。党執行部はそれを承知の上で、支持者の不満を
抑えてきただけに、「選挙の顔」にならないならば、支持者の突き上げは避
けられないというわけだ。
このため、公明党はジワジワと軸足をずらしつつある。あるベテラン議員
は、「これからは緊張的協調関係だ。自民党には相当の覚悟で厳しいことも
言い、対峙(たいじ)する姿勢を打ち出す」と打ち明ける。太田昭宏代表も
今後は首相にカウンターパートとしての立場を強く打ち出す考えだという。
≪両刃の剣≫
だが、公明党にとって、政府・自民党への批判を強めることは「両刃の剣」
となる。民主党が攻勢を強める中、批判のさじ加減を間違えば政局につなが
りかねない。政局が一気に動き、解散・総選挙となれば、もっとも困るのは、
緻密(ちみつ)な「組織選挙」を得意とする公明党だからだ。
公明党執行部の一人はこう漏らした。「次の衆院選をしくじれば、公明党
は消滅する。結党以来最大の危機だ」