韓国 堕落の二千年史 | 日本のお姉さん

韓国 堕落の二千年史

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韓国 堕落の二千年史 (第三國人)

日韓間には教科書問題をはじめとして歴史認識をめぐる摩擦が絶えないが、はたして日本人は、どこまで韓国の歴史を知っているだろうか。

 韓国は一九八〇年代に民主化が行われ、今では一人当たり国民所得が中進国の上に達し、民主国家として国際社会の仲間入りをするようになっている。しかし、韓国の政治・経済・社会・文化は、きわめて特異なものがあって、近代国家と呼び難いものである。韓国社会の内容は、その近代的な装いと異なって、どうしようもない前近代的な仕組みによって支配されている

 今日の韓国が病んでいるのは、理不尽な社会であった李朝時代がほとんど改められることなく、そのまま続いているからだ。李朝の社会がどれほどおぞましいものであったのか、李朝時代がどのような歴史的な経緯によってもたらされたものか、ということをしらずには、今日の韓国人の心理や、その行動様式を理解することができない。

 北朝鮮は朝鮮民主主義人民共和国と称しているが、李氏朝鮮がまさに名前だけ変えて存在しているといえる。文字どおりの虐政が行われており、民主とも、人民とも、まったく無縁である。李朝という下敷きがなければ、北朝鮮のような体制は出現しえなかったろう。

 韓国は国際社会に参加してきたから、民主制度の道を採らねばならなかった。国内における民主的覚醒が進んでいるものの、青瓦台として知られる大統領官邸への権力の過度の集中や法を軽視した人治主義や、収賄構造が深い根を張っているのは、韓国民が李朝の呪いから抜け出すことができないからでる。

 李朝では権力がすべてだった。権力の座に座ったものが、暴虐の限りを尽くした。法は権力者によって、好き勝手に用いられた。権力の奪い合いは、凄惨をきわめた。民衆はただ搾取の対象となった。権力者は美辞麗句を弄んだが、人命も、道徳も、顧みることがなかった。民衆は過酷な社会のなかで生き延びるために、偽ることが日常の習い性となった。李朝では役人の目や耳を欺くために、商人の間で反語が用いられた。買う時に「売る」といい、売る時に「買う」と、全く逆のことをいった。今日の韓国でも、いまだに反語的な発想がはびこっている。

 かつては高い文化と独立性を保ち、近隣の国々からも高徳の民として尊敬を受けていた韓民族が、二千年を経たいま、なぜこうも屈折した精神を持つようになってしまったのか。韓国民は民族の歴史が、どこで、どう誤ってしまったのか、勇気をもって歴史と直面して、検証しないかぎり、真の民主主義と、明るい未来を手にすることができない。本書がその役に立てば、幸いである。

崔基鎬「韓国 堕落の二千年史」

祥伝社     ISBN:9784396611354
祥伝社黄金文庫 ISBN:9784396314071

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ようちゃんの意見。↓
★日本人が過去の悪行を謝罪しに来ると韓国の新聞はおおはしゃぎですが、韓国に謝罪にいく「バカな日本人」がなくならない限り、朝鮮の近代化は望めません。韓国に謝罪に行く人は、韓国の近代化を遅らせることに貢献していることに気づかない人たちです。

言論の自由のないところ、近代国家とはいえませんね。