実績で君臨・守屋氏防衛次官人事小池防衛相VS守屋次官寝耳の退官に反発、巻き返し
ようちゃん、おすすめ記事。↓(11日の記事です。)
▼実績で君臨・守屋氏防衛次官人事小池防衛相VS守屋次官寝耳の退官に反発、巻き返し(産経 8月11日 朝刊)
[概要]小池百合子防衛相が9月の退任を内定した防衛省の守屋事務次官の人事をめぐり、小池、守屋両氏が政府・自民党を巻き込んだ神経戦を展開している。
7日朝に新聞報道で自らの処遇を知った守屋氏は大臣室を訪れ、小池氏に抗議したが、小池氏は「新聞報道の通りです」と冷たく言い放った。「出処進退は自分で決める」と語っていた守屋氏は顔に泥を塗られた格好になった。 守屋氏は平成15年8月に事務次官に就任し、自衛隊のイラク派遣、在日米軍再編、そして今年の省昇格といった事業を成し遂げた。「守屋氏がいなければ3流官庁のままだった」(同省幹部)という評価がある。同時に、意に沿わない人物を左遷することで長期政権を築いたとの指摘がある。
防衛省内では守屋氏の顔色をうかがうようになり、情報流出などの不祥事も続発。守屋氏自身も防衛産業との関係をめぐるゴシップが絶えなかった。
小池氏が守屋氏の後任に挙げたのは警察庁出身の西川徹矢官房長で、守屋氏が思い描いた防衛省生え抜きではなく、守屋氏は政界を巻き込んだ巻き返し工作を展開。
今回の人事をまったく知らされていなかった塩崎恭久官房長官は、「最後に決めるのは正副官房長官会議だ」と周辺に不快感を隠さない。小池氏は本日訪米から帰国して調整を開始するが、防衛省には初の女性防衛相を迎えたような歓迎ムードは一変した。「これは守屋色の一掃を狙う、小池、西川両氏のクーデターだ。絶対に西川氏を次官にさせない」(防衛省幹部)と吐き捨てた。
[コメント]これを”守屋の乱”と呼ぶか、”小池の乱”と呼ぶか。あるいはケンカ両成敗で増田好平人事教育局長の2階級特進の次官就任で落ち着くか。来週の週刊誌あたりが書きたくなる政界、官僚のゴタゴタ人事騒ぎである。小池氏は先の衆院選挙で自ら小林興紀の刺客となり、その成果で大きく注目された。よほどその時の快感に酔いしれたのだろう。今回は防衛庁の大親分となった守屋氏を刺して葬ることにしたようだ。しかしそんなことで10月のテロ特措法延長問題はどうするの。まあ、そのあたりの事情は計算済みで、小池氏は今回の次官人事を仕掛けたのだろう。だから私は小池氏が権力闘争が何であるかご存じというのである。
やはり”マダム・スシの乱”と呼ぶ方が正しいような気がしてきた。ただしクーデターを仕掛ける場合、軍事上の原則として、背後に大きな支持力を得ておく必要がある。それが誰なのか。まさかマダム・スシの背後で操るのは、アメリカということではないと思うが、その可能性がゼロと断定出来ない。少なくとも小池氏の頭の中には、それを演出(ウソでも)させようという意図はある。自民党の有力政治家を黙らせるテクニックである。 以上
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ようちゃんの意見。
★守屋次官は4年前の8月1日に事務次官になり、先週の8月1日に丸4年が経過して、歴代事務次官では最長の5年目に入り、この秋には退任すると言われた人である。私はイージス艦の機密情報漏えい事件がなければ、FX(次期戦闘機)にF-22ラプターに筋道をつけて退任の花道を飾り、将来は三菱重工か三菱商事に天下りするものと考えていた人である。小池氏はその大物次官の首を飛ばして、さっさとアメリカに恭順の旅に行ったわけである。今回の小池氏の訪米では、ゲーツ国防長官やチェイニ副大統領、ライス国務長官、ハドリー大統領補佐官らと会談し、アメリカ政府から厚遇されている。この厳しい時期に日本の防衛相が訪米すれば、アメリカは厚遇すると読む小池氏の嗅覚に感心する。また東京では民主党の小沢代表とシーファー駐日大使が会談し、「テロ特措法の延長に反対」と小沢氏が表明したのに、ライス長官に「野党の協力を得て延長に努力する」と発言し、民主党内保守派の切り崩しと、外圧(アメリカ政府の圧力)を生み出している。これで自民党・国防族の反発を切り返したばかりか、民主党内を混乱させ、さらに外務省が意図していた(テロ特措法延長の反対に反対という)外圧を生む功績を上げたことになる。小池氏は権力闘争が何であるかご存じの様である。なかなか食えない女ですねー。真紀子とは違うようですねー。先にちゃんと米国の根回しを終わらせてるようにして、国会より訪米ですもの。権謀術数に長けた指南役が後ろに居るのでしょう!!見事な手際ですねー。盆明けからもめるだろうねー。楽しみな。
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▼媚中派への圧力は超党派で。 (大日本セキュリティ総合研究所)
参院選で自民党が大敗、参院過半数、議長、議会運営のポスト等は民主党が確保しているわけですが、これは、衆参ねじれというよりも、二つの与党が存在するぐらいのインパクトがあります。
さて、続けざまにエントリをあげている「北京オリンピックを支援する議員の会」の事なのですが、彼らにどうプレッシャーをかけていくかという事が問題になります。実際、支援する会のリストを見ると、自民党・公明党など与党系の議員が目立つわけです。単純に現職議員を対象にしている為、郵政選挙で大勝した与党系が多くなるのは当然なのですが、それ以上に中国共産党の与党重視の浸透策の結果が出ているのだと思います。
ある意味、媚中派議員を叩くのには、与野党伯仲の現状はチャンスであると思います。本当のところは民主党のような根っからの左翼体質の政党が政権に近づくのは危険なのですが、このような状況になってしまえば、次善策を取るべきです。実際、リストにも出ている参院のナンバー2の片山氏が落選するなどという事は、自民党圧倒優位の状況下では有り得ないことです。彼ら議員にとって、中国との利権は有形無形の利益をもたらすものなので有難いものなのですが、「命あっての物種」ならぬ、「議員バッチがあっての利権」なのです。もし、媚中派批判により議席が危うくなるぐらいであれば、彼らも考え直すでしょう。与党圧倒的優位の情勢下なら媚中批判など耳をかさず、利権確保にひた走る議員も今度の選挙ばかりは安泰とは言えないわけです。
逆に、議席のほしい民主党候補も媚中派呼ばわりされるのを避ける可能性があります。衆議院の解散が年内にもあるのではないかと噂されていますが、媚中派議員のネガティブ情報を蓄積する「落選運動サイト」ができれば彼らにとって大きなプレッシャーになります。早速ですが、媚中派・衛藤征士郎の活動費の二重計上が問題になっていますね。このようなネタをネガティブ情報バンクに蓄積し、衆院選公示前に再度、強調されると痛いでしょうね。
・売国奴リスト http://
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▼慰安婦決議案の犯人は「北京オリンピックを支援する議員の会」 (大日本セキュリティ総合研究所)
慰安婦決議が先月末、アメリカで採択されました。全会一致と言っても、事実上はグタグタだったわけですが、採決された事には変わりがないわけです。さて、この慰安婦決議案ですが、韓国の団体主体で行われたような錯覚を与えるのですが、実際は中国共産党の資金が投入されている反日組織が主体であることはご存知の通りだと思います。しかも、この手の日本を糾弾する「慰安婦決議」はアメリカだけではなく、カナダ、オーストラリアでも提出され、フランスでも動きがあるという事です。カナダ、そして、オーストラリアの慰安婦決議は僅差で否決されたのですが、今回のアメリカでの採択で勢いづく可能性があります。
さて、表題の慰安婦決議案の犯人は、「北京オリンピックを支援する議員の会」であるという件です。これだけ、世界的な反日策略が巡らされているのは、日本の国会議員が中国共産党に舐められているからです。大体、日本と中国はビジネスのパートナーシップや国際援助の関係でかなり緊密なわけで、日本が中国共産党の反日活動を牽制していれば、ここまで大っぴらな慰安婦決議のような活動は行われていないわけです。しかし、河野洋平、二階俊博のような売国奴が中国共産党に媚び諂っている限り、この馬鹿国会議員どもは、いくら反日活動をやっても、貢ぎ続けてくれるという安心感を中国共産党に与えるわけです。
結論として、慰安婦決議案は「北京オリンピックを支援する議員の会」に参加するような媚中派議員が後押しした事がお分かりいただけると思います。
中には、山本一太のような「慰安婦決議に対して、日本は粘り強く主張していくべきだ。」などと言っていた輩が、裏では慰安婦決議の出元である中国共産党に媚び諂っているわけです。こういう輩には天罰が下ることを願うばかりです。