汚職防止法違反罪などで起訴されたタクシン前首相とポチャマン夫人が初公判を欠席。
【バンコク=田原徳容】タイ最高裁判所は14日、汚職防止法違反罪などで起訴されたタクシン前首相とポチャマン夫人が同日の初公判に欠席したことを受け、最高検察庁の求めに応じ、夫妻の逮捕状を発付した。
今後、引き続き夫妻が出廷しなければ、夫妻が滞在する国に対しタイ当局が身柄の引き渡しを要求する手続きを進めることになり、夫妻がタイへ強制送還される可能性も出てきた。 最高裁は、夫妻が召喚状を受け取っていながら出廷しなかった事実を厳しく非難し、「公判継続のために逮捕はやむを得ない」と判断した。また、初公判の期日を9月25日に延期し、この日までに夫妻が現れない場合、逃亡犯罪人として、逮捕状執行の準備を当局が外交ルートを通じ具体的に進める可能性も示唆した。夫妻は現在、主に英国に滞在しているとされる。 8月14日22時6分配信 読売新聞 ~~~~~~
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