中共国防相、来日か
ようちゃん、おすすめ記事。↓
◎◎◎ 最新軍事情報 ◎◎◎   
●中共国防相、来日か 
日シ国防相会談(三十日)を行うため、二十九日に中共国防相の曹剛川
上将が 来日するかもしれないとのはなしです。 
日シ国防相会談は、今年四月の安倍首相訪シの際、発表されたと
されています。 
⇒国内メディアによれば、曹上将は自衛隊部隊を「視察」するそうです。 
●自衛隊の情報保全隊を統合 
現在三自衛隊にそれぞれおかれている情報保全隊は大臣直轄機関
ですが、その 活動を一括管理するため、来年四月に
「防衛省情報保全本部」(仮称)へと集約されるそうです。 
⇒調査隊の後継組織として二〇〇三年に誕生したのが保全隊で、
軍事機密の保 持・漏洩調査にあたる部隊です。
真の意味で「防諜機関」にあたる資質を持つ機関で、この種の組織が
国に必要なことはいうまでもありません。 
同時に、政治家・官僚の機密漏洩を厳しく取り締まる制度の導入も
必要ですね。 
そういえば、政府の「カウンター・インテリジェンス推進会議」(議長・的場 
官房副長官)は、これについて、機密情報漏洩防止を目的とする
「カウンター・ インテリジェンス・センター」設置を盛り込んだ基本方針を、
同日決定してい ます。 
これは、来年四月に(保全本部設置と同じですね)内閣情報調査室に
設けられ、 機密漏洩、外国による諜報活動に対抗する活動を実施
するとのことです。 
各省庁で対応にばらつきが出ないよう、統一基準を作るんだそうです。 
防諜も含めた情報活動を法律の枠内で行なう、という馬鹿な発想は
もう止めて 欲しいです。摘発したスパイを裁判の場に引き出すことほど
愚かなことはありません。 
ここと自衛隊がカウンター・インテリジェンスの主体になればいいですね。 
「情報本部が諜報機能なら、保全本部は防諜機能」という将来の
情報コミュニ ティにおける役割分担明確化の意図もあるのではない
でしょうか。もしそうな ら、喜ばしいことです。 
ちなみに、 
本件でもいろいろ役所間の綱引きがあるようで、いろんな怪文書が流れ
てきて うんざりするとエンリケが言ってました。 
いずれにせよ、自衛隊を国内法の体系から引き離す努力が、これから
ますます 必要と考えます。自衛隊の手足を国内法で縛ることは、
わが国にとって百害あって一利なしです。 
それにしてもわが国政治は、外国からの圧力がなければ自分の手で
何もできな いのですね。嘆かわしい限りです。 
●日印首脳会談 
安倍首相は十九日から二十五日にかけてインドネシア、マレーシア、
インドを 歴訪する予定ですが、日印首脳会談は二十二日に行なわ
れるようです。 
⇒わが首相としては初めてインドの国会で政策演説を行なうようです。 
●SCOが合同演習実施 
上海協力機構(SCO)加盟六ヶ国(中共、ロシア、ウズベキスタン、
カザフ スタン、タジキスタン、キルギス)による合同軍事演習が
「平和の使命2007」が九日に十七日までの予定で、シナ西部・
新疆ウイグル自治区ではじまりました。 
中共から千六百名、ロシアから五千名、タジキスタン・カザフスタン
が百名、 
キルギスが三十名。ウズベキスタンが若干名という参加者で、
総勢六千名というのは過去最大規模です。 
演習の最初の二日間は指揮所演習で、実動演習は三日目以降に
ロシア・ウラル地方のチェリャビンスクに移って行なわれます。 
⇒聞いた話では 
・シナと他国の足並みは揃っていない。 
・足並みが揃っていない最大の要因は対米姿勢にある 
・昨年行なわれた中ロ合同演習と比べると、規模も小さくままごとみたい
なものとのことですが、この話には疑問が残ります。 
軍事演習を重ねるごとに、シナとロシアの関係は深くなる一方ですし、
イスラ ム過激派テロ勢力を抱える中央アジア諸国も、SCO
(というよりはロシア) の軍事力をあてにし始めているようです。 
ロシアのセルジュコフ国防相が「SCO演習はロシア外交の勝利である」
と述 べたのは、ひとつには米へのけん制もあるでしょうが、
シナと中央アジアを引 き入れることに成功しつつあることを誇示している
ように思えます。 
わが国が無視してよいほど軽微なものとは、とても思えません。 
ちなみに兵力詳細は以下のとおりです。 
中共:兵力約千七百。攻撃機G7A、輸送ヘリMi17 
ロシア:三十四自動車化狙撃師団、七十六空挺師団、攻撃ヘリMi28、
輸送 攻撃ヘリMi24、Mi8、スホイ25 
カザフスタン:一個空挺強襲中隊 
タジキスタン:一個空挺強襲中隊 
キルギス:一個空挺強襲小隊 
ウズベキスタン:将校のみで部隊派遣なし 
余談ですが、十六日に行なわれるSCO首脳会談には、これまで中立
を貫いて いた中央アジアの資源大国・トルクメニスタンが初めて
参加します。 
SCOにはイラン、インド、パキスタン。モンゴルもオブザーバ参加して
います。 
●ソマリア情勢、悪化の一途 
無政府状態が十年以上続いている東アフリカのソマリアでは、隣国
エチオピア の介入により、イスラム原理主義勢力「イスラム法廷会議」
が首都から駆逐掃 討されました。
それを受けて七月十五日に始まった暫定政府による和解会議ですが、
参加者が十分集まらなかったため開催できず、イスラム原理主義勢力
に よる攻撃が激化の一途を辿っているそうです。現在、住民はぞくぞく
と首都モガディシオを脱出しています。 
⇒アルカーイダの影響下にあるとされるイスラム原理主義勢力
「イスラム法廷会議」と暫定政府の間では、いまだ休戦合意がされて
いません。 
会議側は「エチオピア軍が撤退しない限り暫定政府と話し合うことは
ない」と 主張しています。 
政情不安は周辺国の介入を招きます。これは数千年前から変わらぬ
ことで、これからも変わることはないでしょう。
政治の安定こそがすべての根本ですね。 
●小池大臣、ライス米国務長官と会談 
訪米中の小池防衛相は九日、ライス国務長官と会談し、今月末に予定
されてい る半島の南北首脳会談について「注視し、核問題をめぐる
六者協議に良い影響 を与えることを期待する」との認識で一致しました。 
⇒ライス長官は「日本の拉致問題を今後も提起してゆく」とも表明して
います。 
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◎◎◎ 高志さんのコラム 「国民年金の花柳な生活」◎◎◎ 
ナガサキ原爆の日である。14万人余りの命が失われた日だが、
ヒロシマが 強烈だった所為か、やや印象が薄い所がある。
大本営の発表は翌日だったかもしれない。 
 丁度9日は飛行場作業は休みで学校に集まっていた。
朝礼の後、約30分間、 特別に時間を取って広島に投下された
「新型爆弾」についての説明があった。 
たった一発だが威力は凄まじく、ピカッと光ったら次の瞬間火の海に
なるとい う。 
 その光に当っただけで火傷をするが、白い服を着ていると
光を反射して被害 を避けられるので、白いシャツを着る様にという話
だった。当時は地方の山間 部にも艦載機が飛んで来て、地上の
女子供にまで機銃掃射を浴びせていた。 
白い服は目立つという理由で着用を禁止していたのだから言う事が
真反対に変わったのである。 
 説明している教師の方も「新型爆弾」の正体は見当も付かず、ただ
通達を伝 えているだけだし、聞いている生徒の方は、もっと訳が分か
らぬままの状態だ った。 
 私にとって62年前の8月9日と言えば、長崎の原爆よりも強く記憶に
残る のはソ連の参戦である。
夕方家に帰って間もない頃、近所の小父さんが大声で 
臨時ニュースを伝えて回った。この小父さんは一時除隊で復員した近所
では一 番若い男性だった。
「ソ連が宣戦布告したぞ。・・・・もうダメだ」小父さん の落胆した声を聞くと
一気に絶望感が湧いた。
日本は回り中を敵に取り囲まれてしまったのだ。 
 ソ連との不可侵条約は5年間有効だった筈だと私は不審に思った。
事実、日本はほんの直前まで和平交渉の仲介をソ連に頼んでいた
のである。そのソ連は ヤルタ会談で参戦を表明していて、
不可侵条約の延長はしないという通告をして来ていた。
延長は拒否したものの有効期限は未だ1年を残している。
明らかに国際法を無視した卑怯な行動である。 
 ソ連の事実上の後継者であるロシアが、21世紀の現在、埋蔵資源を
武器に 各地で引き起こしている横暴な手法は当時から全く変わって
いない。
それに日 本外務省の無能ぶりが今に引き継がれているのも
「歴史は繰り返している」事 を実証している。 
 せめて後世の人達はこの史実を教訓として活かして貰いたいものだ。 
 憲法9条を護り、非核3原則を唱えているだけで日本は安泰であろうか。
外 国はその国の国益によって動く。
国益の前には約束を反故にする事など些かの 痛痒も感じないのだ。 
 テロ特措法の期限が11月に切れるので、その延長が俄かに注目され
る事態 になった。
小沢氏の手法は大向うを唸らせるには充分だが国益を踏まえず、
党 利党略に走ったもので、これでは政権を担当する資格はない。
私の心底は反米で反戦だがインド洋上の作戦行動は支持している。 
 これは単なる補給活動などではない。日本の生命線であるシーレーン
を護る 行動だ。
もう4年間もシーレーン上に旭日旗が翻っているのである。
大東亜戦 争時よりも長いのだ。 
軍事情報さん http://
(6月21日まで)に亘る支援活動で、 
  艦艇用燃料  761回  約48万キロリットル。 
  水      111回  約6090トン。 
  艦載へり燃料  62回  約920キロリットル  を補給している。 
 補給先はカナダ、フランス、ドイツ、ギリシャ、イタリア、オランダ、
ニュ ージーランド、パキスタン、スペイン、イギリス、アメリカの艦艇や
艦載ヘリ で、特にパキスタンへの数多い補給が目立つ。
(海自はこのほか緊急物資の輸 送業務にも携わっているし、空自の
活動もある) 
 いずれにしても現在の日本にはこれだけの味方がいるのである。
62年前の四面楚歌の状態と比べてみると将に隔世の感がある。 
 補給という一見地味な目立たない活動だが、撒いた種が花開く時は
必ず来る。 
 テロ特措法の延長中止は悔いを千載に残す事になるだろう。 
http://
【「国民年金の花柳な生活」より 
  http://