ロシア空軍機、グアム沖の米国領空に接近飛行・ドイツでの驚き――日本の参院選に対する | 日本のお姉さん

ロシア空軍機、グアム沖の米国領空に接近飛行・ドイツでの驚き――日本の参院選に対する

▼ロシア空軍機、グアム沖の米国領空に接近飛行【大紀元日本8月12日】
【大紀元日本8月12日】BBCの報道によると,ロシア軍機がこのほど太平洋グアム島沖の領空に接近飛行し、米軍機のスクランブルを受けた。ロシア軍スポークスマンのアンドロサフ少佐によると、今回米軍のグアム島基地に接近したのは、ロシア空軍のツポロフ160爆撃機2機で、両軍飛行士とも上空で「挨拶」を交わしたという。
記者によると、現在クレムリン当局が強腰外交を展開しているため、冷戦終結以来の再現ではないかと憶測を呼んでいるという。BBCの外交部記者は、ここ数週間において、ロシア軍は大規模な演習を展開しているため、今回の飛行行動は、この演習の一環ではないかと見ている。アンドロサフ少佐によると、ロシアの極東軍は、今まさに軍事演習の最中であり、今回の爆撃機二機は、極東地区から飛来したもので、共に13時間を飛行したという。アンドロサフ少佐は記者会見上で、「ロシア軍の長距離爆撃機が太平洋を飛行する際には、米軍空母や米軍飛行員と挨拶を交わすのが、冷戦以来の伝統だ」と明かした。さらに続けて、「8日は、この伝統を再現した。ロシア軍の若い飛行士は、グアム海域を飛行した」「演習の成果は上々だ。ロシア軍機は、米空母から飛来する戦闘機と挨拶を交わした」と演習の首尾が上々であるとした。冷戦時期には、ロシア空軍機は度々長距離飛行をし、北大西洋条約機構や米国の領空に接近飛行を繰り返し脅かしてきた。今回のロシア軍機は、いずれも誘導ミサイルを装備しての「実戦モード」で、攻撃能力を有していたという。
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ようちゃんの意見。↓
★TU-160ブラックジャックの運用が可能になるぐらいまでロシア空軍の作戦能力は回復したのか。それにしても、ロシア本国とグアムの最短距離の間には日本列島が横たわっているのです。
第三次世界大戦の前哨戦である冷戦が中共+ロシアVSアメリカ+欧州で始まった以上、日本はその局外でいることはできないのだがなぁ。早急に自分の立場を明らかにしなければならない。おそらくその踏み絵になるのが北京オリンピックに対する国家的立場の表明だ。中共に取り込まれた日本政界が賢明な判断をできるのかどうか怪しいところではありますが・・・
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▼ドイツでの驚き――日本の参院選に対する(欧州より)
日本の参議院選挙結果はドイツではいささか驚きをもって受け止められた。それは、自民党が歴史的大敗を喫したことに対するものではない。社民党のあまりもの存在感のなさに対してである――私自身も、最初に選挙結果を見た時、社民党の大敗という事実にすら気付かなかった――要するに社民党の存在そのものを忘れていたということである。さて、話をドイツでの反応に戻そう。ドイツでは、御存知の方は多いと思うが、保守と左派 との二大政党が戦後のドイツ連邦共和国の政治を、互いにしのぎを削りつつ担ってきた。保守政党はChristlich Demokratische Union Deutschlands(ドイツキリスト教民主同盟/略してCDU)、左派政党はSozialdemokratische Partei Deutschlands(ドイツ社会民主党/略してSPD)である。
日本にも左派政党はいくつか存在するが、中でもドイツのSPDに相当するものは日本社会民主党であろう。では、民主党はどうなのか?という疑問がここで提示されようが、この政党を中道と捉える限りにおいては、それはドイツのリベラルな中道派に属するFDP(自由民主党/Freie Demokratische Partei)に相当する。従って、ドイツ人の目には、SPD=日本社会民主党と映るのである。だからこそ、彼らには大きな驚きをもって選挙結果がとらえられるのである。ドイツ人にとって、SPDは左派の中心的政党として大きな存在感を持っているばかりでなく、保守のCDUと並んで実際に政権担当能力がある政党として信頼されているのである。このような信頼に足る左派政党が存在するドイツ人にとって見れば、日本社会民主党の存在感のなさは、かなり奇異に映るようだ。ドイツの全国紙Frankfurter Allgemeine(フランクフルター・アルゲマイネ)は参議院選挙結果を伝えているが、コラムニストPeter Sturm(ペーター・シュトゥルム)氏の論評に、ドイツ人一般の驚きが典型的な形で出ている。シュトゥルム氏は、コラムの4分の1ほどをわざわざ割いて、社民党の存在感の無さを指摘している。彼の考えは次の言葉に要約されている――Sozialdemokraten im Schatten(影の中の社会民主派)――。この事態は、ドイツSPDには決してあり得ないことである。

なぜ、SPDがドイツ国民の支持を受け、日本の社民党が日本国民の支持を受けないのかという疑問は、おそらく政権担当能力の有無にあると思われる。SPDは保守派と部分的に妥協をすることによって、あるいは原理的主義的主張を捨て去り、現実路線を歩むことにより、政権運営能力を有している。これに対して、日本社会民主党は原理主義的なものの見方に固執しすぎている。この事実から、実際に国政をこの政党に任せることへの不安が出てくるのではなかろうか。さらには、外交面においても、中国、北朝鮮と言った近隣諸国に対するあまりもの弱腰の態度にほとんどの日本人が疑問、さらには疑惑さえをも抱いているという状況も大きな要因をなしている様に思われる(あと一つ付け加えれば、党首である福島瑞穂氏の言動への疑惑――果たして彼女は日本国の利益=国益を真摯に考えているのであろうかという疑惑――も決して小さくない要因であろう)。―――「良き保守政党を維持するためには、優れたライバル・左派勢力のプレゼンスが不可欠」とは、保守政党CDUのある政治家の弁である。この言葉は、前回のドイツ総選挙(2005年夏)の時に出てきたものである。私自身はこれからも社民党を支持することは決してないであろう。しかし、この逆説的な言葉は、示唆に富んでいるように思われる。

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ようちゃんの意見。↓
★日本の社民党は、残念ながら由緒正しき「社民主義」ではありません。ただの朝鮮労働党日本支部なので、「社民主義」を掲げる事は、他国の現実的で堅実な社民主義政党に対して大変な失礼に当たると思います。「民主」党も、彼らがしばしば主張するようなリベラル政党ではありません。利権屋上がりの落ちこぼれと、特殊な極左(旧社会等左派)と少しの現実派によって占められる奇妙な政党です。その左派とは労働者等の代弁者としての左派です。現在の左派は労働者よりも憲法改正反対、過去の戦争の謝罪要求がより重要なのでしょう。労働者はおいてけぼり。
私たち労働者の地位向上は、誰が行ってくれるのでしょうか。現在の左派にはその能力はないように思えます。「日本には労働者を真に考えてくれる左派が必要だと思います。国家運営は右派に担ってもらい、本当の意味での左派は労働者、弱者等の地位向上に努めてもらいたい。」と思っている国民の意思に沿う左派は無い..日本の政党の認識は下のようなところです.

会に議席を有する該当政党なし=右派
自民党=中道左派
民主党=左派
社民党=朝鮮労働党日本支部