親北政権維持が狙い ・8月7日自民党代議士会 ・日本は衰退している | 日本のお姉さん

親北政権維持が狙い ・8月7日自民党代議士会 ・日本は衰退している

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渡部亮次郎のメイル・マガジン 頂門の一針  第893号

親北政権維持が狙い
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              産経新聞 黒田ソウル支局長

南北首脳会談、親北政権維持が狙い 日本を牽制も

【ソウル=黒田勝弘】盧武鉉政権の南北首脳会談構想は、昨年から水面
下で執拗(しつよう)に進められてきた。今年に入ってからは「8-9
月開催説」が流れていた。したがってマスコミや政界、世論の大方の反
応は「やはり」というものだ。2000年に次いで2回目ということもあっ
て、驚きはそれほどない。

盧武鉉大統領が金正日総書記との首脳会談開催にこだわってきたのは、
金大中前政権に続く親北・革新政権として南北関係を安定させ、対北支
援の融和策を堅持、拡大することと、この路線を次期政権に継承させる
ためだ。大統領官邸の発表も「南北関係の和解・協力の基調が次期政権
にも維持されることが期待される」と強調している。

12月に迫った大統領選は与野党双方で候補選びが最終段階に入っている。
盧武鉉政権による南北首脳会談開催は、南北和解・協力路線維持の与党
陣営に“追い風”になるものとみられる。「政権交代」を目指す野党が
優勢を続けている選挙情勢にかなり影響を与えそうだ。

また南北首脳会談開催について、発表は「わが民族だけでの精神」を強
調している。北朝鮮の核問題が米国の対北姿勢の変化で一定の進展をみ
せるなか、これまで「自主外交」を看板にしてきた盧武鉉大統領として
は、政権末期の”業績作り”の一環という意味でも、南北首脳会談に踏
み切ったとみられる。

一方、北朝鮮は韓国からの引き続いての支援獲得と、対北融和策を維持
する次期政権を期待し、韓国側の会談要請に応じた。北朝鮮の当面の対
韓政策の基本は、保守野党ハンナラ党による政権獲得を阻止することだ。
今回の首脳会談は韓国における「政権交代絶対阻止」で双方の思惑が一
致した結果とみていい。

北朝鮮はまた、南北首脳会談を通じ韓国を北に引きつけることで“日韓
離間”と、拉致問題で強硬姿勢を崩さない日本の“孤立化”を狙ってい
る。韓国は金正日政権に取り込まれるのかどうか。その意味では盧武鉉
大統領の外交路線を確認する格好の機会でもある。

(2007/08/08 14:13)



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8月7日自民党代議士会
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              寺田 嘉信

頂門の一針890号に、この国における社会的秩序は存在しないと書い
た。

8月7日自民党代議士会における石破茂 元防衛庁長官(津島派)・中谷
元 元防衛庁長官(ハニー谷垣派)・小阪憲次 元文部科学大臣(津島派)。

小坂氏はトリノオリンピックで金メダルを取った荒川静香選手と対談し
た時、スルツカヤ選手の転倒を持ち出し、あたかも転倒により荒川選手
に金メダルがもたらされた如く荒川静香さんの金メダルの価値を貶めた

軽薄な思慮の持ち主。ゆとり教育を正しいとした人物。

この3人が安倍総理を前にして面と向かってやめろとメディアが取材し
ているのを承知の上で暴言を吐いた、
この代議士達は既に礼儀、礼節、
節度と言う代議士としての資質を消失している。

礼儀、礼節、節度を失くした人間は日本人ではない。こんなみっともな
い自民党は見たことがない
。最早自民党もこわれてしまったとしか思わ
ざるを得ない。

今回の参議院選挙大敗の主なる原因は誰が考えても国民年金問題であり、
直接安倍総理に責任がある問題ではない。身体検査不十分による幼稚な
閣僚任命責任は存在するが、選挙大敗それを如何にも安倍総理1人の責
任であるかの如く非難を集中して安倍総理に一の矢二の矢三の矢まで浴
びせ、やっと中川幹事長が重い腰を上げ形だけの弁護をしたに過ぎない。

安倍総理は総理になられる以前は靖国神社参拝を信念として明言されて
おられ国民も期待していたが、昨年の参拝は中韓との友好を優先された
挙句、参拝を逡巡され結果、参拝は見送られた。

それまで安倍総理に期待していた英霊と国民は裏切られた気持ちであり、
安倍総理に対する期待の限界を感じたものである。

それから政治資金の問題であるが領収書1円からとか、政党助成金を

あらゆる出 費に利用しようと言う実にさもしい根性で自民党内は

ごたごたしている が、政党助成金(税金の山分け)に頼るからこの手の

問題はおこるので あり、領収書管理に相当のエネルギーを浪費して

肝腎の国政がお粗末に なるのである。

現に共産党は当初から受け取っておらず、無所属の国会議員も政党助成
金は助成の対象外にあるなど支持もしていない政党に助成金が支払われ
不公平が生じているのである。

政党の解散時に生じた残金が返金されずに誤魔化されている疑いもある。

要は政党助成金なるものは、国政における諸悪の根源であり、もし政党
助成金制度がなければ、松岡農林水産大臣、後を引き継いだ赤木農林

水産大臣の問題も起こらなかった筈である。

企業等の団体献金は受けない前提で成立した法律であり当初の趣旨が

破 綻している以上、自民党が率先して即刻廃止すべしである。

選挙資金は全て自前でやりくりできる人間のみ出馬できる様、助成金制
度を廃止すれば国政に専念できる国会議員が増えるはずである。



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日本は衰退している
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          渡部亮次郎

民主党に統治能力は無い。細川政権で実証済みだ。それなのに今度
(23007・07・29)の参院選挙で国民は民主党に多数を与えた。私はこれを日
本衰退の証拠と見る。

大体、国会議員に日本人はいない。日本を愛し、そのために命を投げ出
せる国会議員は1人もいない。国民の上に立つ人なら咄嗟の時に自己を国
民に捧げられる人の筈だが、今や1人もいない。

日教組は命を大切に、と教えるが、それは己の命であって他人の命では
ない。そうやって教育されたのが65歳以下の日本人なのだからいまやま
ともなのは65歳以上の老人だけになった。
まともな日本人は間もなく日
本に1人もいなくなる。

だからある新聞社に頼まれて安倍改造内閣の自己流組閣予想をやってみ
て愕然とした。適任者として官房長官、外務大臣、防衛大臣、経済産業
大臣の適任者が1人もいない。

1960年代から日本政界の取材をしてきたが、国会議員全員が大東亜戦争
を体験していた。田中角栄、竹下登、宇野宗佑までは戦場を知っている
総理大臣であった。敵に襲撃される恐怖からの生還者だった。

それだけに度胸というものを秘めていた。敵の弾丸がどの方面から飛ん
でくるかの洞察力が涵養されていた。危機に瀕して咄嗟の判断にも優れ
ていた。組織の統率にも優れていた。

戦争の現場はそのまま政局である。命がけなのだ。しかし、そうした戦
争体験者は今の政界には皆無になった。ただ2世だから、だらだらと政治
らしき事をしていれば、なんとなく当選を繰り返す事ができる「ぬるま
湯」。政治ではなく「政治らしきこと」である。

戦後の日本人の生き方は、万事、合理的で処理される事となった。なる
ほど対米戦争は物資(燃料、弾薬、艦船など)を比べれば米国には到底勝
てるものでない事ははっきりしていた。

それでも退いても地獄、進んでも地獄なら進もうではないか、米国には
無い撃ちてし止まんの「大和魂」と「神風」を信じて勝利に向かうのだ
と戦った。そういって我々を鼓舞する先頭に立ったのは朝日新聞だった。
敗戦は当然だった。

だから戦後の日本人は合理的でさえあればすべては正当という価値観を
持った。
国家経営上、無駄のように見えたから地方の時代などと言いな
がら地方を棄てた。

それは合理的のようで間違いだから地方が反逆した。しかしそれを煽っ
た小沢氏の主張は新しいようでいて古い。すべては田中角栄のやった
「大きな政府」のやれる事であって、
国家財政はすぐに破綻する。実現
性ゼロである。

日教組教育は「大和魂」を否定するのみならず、日本民族の培ってきた
精神的拠り所のすべてを否定する教育を施した。
加えて悪平等を教え込
み、日本人の誇りのすべてを奪った。反日、自虐教育である。

そうやって育った世代は合理性を主張するあまり、自己擁護を主張する
だけ、自己中心の親に育ち、モンスターペアレントとなって学校を脅す
恐怖の親になった。

PTAの授業参観のため勤め先を休んだから日当と交通費を出せ、うちの子
の都合が悪いから運動会をずらせ、熱射病になるから野外運動はさせる
な。江東区で実際に聞いた話である。

しかし、このところの自民党代議士会における津島派面々の発言を聞い
ていると、言っている事はモンスターペアレントの要求と変わるところ
がない。国民を政治的に指導できる人が払底しているのである。

要するに民主党の言っているように財政の地方ばら撒きの田中角栄時代
に戻せというのだから、日本改革をやめろといっているのである
。つま
り自民党代議士(衆院議員)も日教組の「作品」である事を天下に証明し
た。

日本は間違いなく「衰退」している。自民党も衰退し、或いは民主党を中
心とする野党が政権を担う事態が来るかもしれない。しかし繰り返すが、
今参院選挙に勝った民主党は昔の自民党に過ぎないからたちまち失敗す
。衰退→政権交代→混乱→更なる衰退が待っているだけだ。

更なる衰退の先にあるものは何だろうか。中国の属国であろう。それま
で生きて居たくない。文中敬称略2007・08・07