闇勢力、中国全人代に深く浸透・中共の軍隊新聞に偽英雄の報道・北京オリンピック 膨大な費用
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▼闇勢力、中国全人代に深く浸透【大紀元日本8月8日】
【大紀元日本8月8日】米国ニューヨーク市立大学の政治学部教授・夏明氏はこのほど、中国共産党幹部の汚職が深刻、闇勢力の親分が人民代表大会の代表に選出されたり、政府機構の要職に就くケースが多発と警告した。夏明・教授は中国の名門大学・復旦大学の「中国政府と政治研究中心」が主催するシンポジウムで、「人民代表大会(略称・全人代)はすでに、闇勢力の侵入対象になっている。一部の地区では、闇勢力の関係者が人民代表になったりしている」と警鐘を鳴らした。夏明・教授は、中国での政府幹部と闇勢力の結託は極めて深刻で、中国の闇社会の発展は急激で、社会の安定を著しく脅かすと指摘。夏明・教授は、闇勢力はすでに全人代で「代言者」を確立することに成功、闇勢力の親分が人民代表になるのが珍しくないと明らかにした。同教授は33件の実例を挙げたが、ここでは極一部を引用する。
湖北省黄陂市某製薬会社の社長・周小明は、全人代の人民代表に務めていた。しかし、彼のもう一つの身分は、麻薬密売グループのボス。逮捕から逃れるために、計4回にわたり整形、麻薬密売を続けて12年後にようやく逮捕された。2002年、警察は彼が関与している104トンの麻薬を押収した。黒龍江省牡丹江市のホテル支配人謝梟は、賭博場を経営、刀を振り回して人をけがさせたり、拳銃を保有したりし、現地では好き勝手に振る舞いしている。その彼は、同市の人民代表である。中国時報は、人民代表の身分を悪用して、闇勢力と結託、幹部を賄賂、風俗・賭博場などの裏事業を展開する実例は数え切れないと報じた。
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▼中共の軍隊新聞に偽英雄の報道【新唐人日本】
アナウンサー: この半年、中共の軍隊新聞や雑誌、党報などに、胸に41枚の褒章を付けた「戦闘英雄」池炳文氏のことが大々的に宣伝されましたが、「八・一」期間に中共が建軍80周年を宣伝している最中、彼は「偽英雄」だと批判されました。ネット上では、このことは2007年度中国での最大のトリックだと評価されました。
記者: 胸に褒章をいっぱい付けて、いろんな軍事慶祝大会に頻繁に出席していた現在70歳の池炳文氏は、中共マスコミに「共和国第一代戦闘英雄」として宣伝され、しかも毛沢東の息子毛岸英の戦友であり、韓国戦争時に特等功労を立てたことがあると宣伝されました。
香港マスコミの報道によると、今年3月池炳文氏の「英雄事業」はピークに達し、『解放軍画報』の表紙をも飾りました。しかし、このことがきっかけとなって、ネット愛好者に疑われ、報道された池炳文氏の経歴を軍隊のいろんな特級英雄名簿に照してみても、池炳文氏のことがありませんでした。
アナウンサー: では、池炳文氏自身はこのことに対してどのように対応したのでしょうか
記者: 池炳文氏自身は8月1日『南方都市報』のインタビューを受けた際、自分は褒章を収集する趣味があるただの兵士で、胸に付けている41枚の褒章のほとんどは人から贈られたものや、交換してもらったものなので、どうしてマスコミはあんなに宣伝するのか分からないと正直に言いました。
アナウンサー: 最近、中国では偽物の事件がよく起こっており、海外マスコミの注目を浴びています。北京の「紙肉まん」、「嘘ニュース」の事件が鎮まらないうちに、政府筋の軍隊新聞では「偽英雄」のことを加え、8月1日出版された『人民日報』(海外版)では、池炳文氏と彼の41枚の褒章のことを報道しましたが、海外での反応はどうでしょうか。
記者: ネット上では、中国の偽物製作技術は世界第一であると嘲笑しています。深センの民主化運動者、軍事愛好者の張進軍氏は、偽物を意識的に創り出したかどうかよりも、マスコミとして、特に厳粛な軍隊マスコミとして、これは厳重な怠慢行為だと評しました。
張進軍: それ(解放軍のマスコミ)は正式のマスコミでしょう。もちろん共産党の新聞はいつも嘘をついて、人を騙すことは誰もが知っています。幸いに今は大衆マスコミのネット時代ですから、多くのことは隠せなくなりました。
有名な軍事評論家・伍凡氏: 解放軍は3、40年戦争してないので、新しい英雄がいません。ですから、5、60年前のものを出したり、まったく功労のない人を出して解放軍の顔に泥を塗っています。ですから、現在社会で嘘を言ったり、偽物を作り出したりすることは、不思議な状態にまで達しています。
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ようちゃんのコメント。↓
★ダンボール肉まんの次は、偽勲章英雄だそうで。
▼北京オリンピック 膨大な費用【新唐人日本】
北京オリンピックまであと1年、今、北京市で大規模な建物の取り壊しと、土木工事をしているため、莫大な費用がかかっています。北京で31ヶ所のオリンピック競技場を建設し改装するのに約400億ドルの費用がかかっています。言われる 「鳥の巣」の国営体育館は3億9千4百万ドルかかりました。国営屋内プールは約1億ドルを費やしました。同時に、北京の西部に砂浜のテニスコートを建設するため、海南から1万7千トンの砂を運んできました。これらの砂を輸送するのに荷造りに3ヶ月かかり、56台のトラックで12日かけて目的地に送り、総額で166万ドルを費やしました。北京市内で摩天楼を建設するため、たくさんの歴史ある悠久の路地は建物を取り壊され、木陰を巡る静かな生活がなくなりました。建物を取り壊すため立ち退くのに、そこの住民がもらえるのは一平方メートルにつき1千50元(1元=16~17円)です。この金額は北京での非常に高価な住宅の価格に比べて、極めて少ないのです。これは中国共産党が初めて古い建築を壊すのではなく、1949年中共が政権を握った後、古い城壁はすぐ取り除かれました。いくつか古い建築物は中共官吏の私邸になり、いくつかの古い建築物は壊されました。専門家は、古い建築物と文化財が再び壊される結果に遭い、さらに新たに建設された過度の建物はオリンピックのあとで、廃止されるか、あるいは用途がない建物になってしまうと心配しています。
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ようちゃんの意見。↓
★政府の公共投資という、お金は政府が使ったら消えてしまうというものではありません。社会の別の人の懐へ入るだけです。ですから、中国においても、政府が公共工事などで撒いたお金が比較的広い範囲に及ぶなら、国民が広く所得再配分の恩恵を受けることになるわけで、それはそれで意味のあることです。しかし、この国ではその恩恵を受けることができるのが党や政府にコネクションのあるごく一部の階層だけであり、一般庶民はその赤い貴族のテーブルから落ちてくるわずかのパンくずにすらあずかれません。これは改革解放をはじめた時からそうだったのです。
なぜならば、政治システムが共産党独裁体制である以上、政権交代のおそれがない共産党は正にやりたい放題だからです。北京オリンピックが終わったら、次の大規模公共工事の需要は万博ですが、とりあえず小休止期が訪れるわけです。反動は不況とインフレが襲う。その時に立ち退きで住宅を追われた人民にとっては、深刻な死活問題が起きる可能性がある。治安悪化すると、無職や無定住なモノを集めて農村へ追いやるとか始めると暴徒化します。無事に上海万博が開けるかどうか・・・。