参院選挙 市井の見解 ・深く広い反日の流れ
ようちゃん、おすすめ記事。↓(2007年8月6日)
渡部亮次郎のメイル・マガジン 頂門の一針 第890号
参院選挙 市井の見解
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寺田 嘉信
2007年の参議院選挙における民主党の大勝利は社会党の復活を思わせ自
治労の勝利と言える。元を正せば社保庁における、コンピュータ入力作
業、1日5000タッチ以内と言う理不尽な取り決めにより生じた5000万件
の宙に浮いた国民年金保険者名簿による社保庁からの長妻議員における
リークから始まり自民党に責任をなすりつけた。
西部劇にあるような責任転嫁を絵に描いた様な結果であった。
小沢一郎党首は静養と言う名目で姿を見せず(某宗教団体と密約してい
たと言う情報あり)8月1日早朝にTVに映し出され勝利のコメントを
求められた。
(自民党とも協力して年金問題を早急に解決したいとも言ってくれると
期待したが)出てきたコメントは政党、政治家は選挙、選挙、選挙、選
挙とコメントしただけであった。
要するに国民のことは全く頭にあらず、次回衆議員選挙における権力奪
取しか考えていないと態度表面した。我が国ではなく、この国は毎日の
様に親が子を殺し子が親を殺し、兄が妹を殺し、司法においては、光市
母子殺害事件の明確な犯罪に対し最高裁まで審判能力を放棄して、
むや みな差し戻しの挙句、被害者の遺族に無残な精神的加害を発生
させたこ とは最高裁の犯罪である。
昨年の7月20日、日本経済新聞社は
富田メモなる捏造記事を掲載して有識者と見られた現代歴史家、作家、
大学教授とで我が民族が世界にほこる精神的支柱である皇室を貶める不
敬を働く等、この国における社会的秩序は最早存在しない。
かって第1次大平内閣時代、消費税で選挙敗戦した時の大平総理が
敗戦 のコメントに国民の絶妙なバランス感覚と評したことがあったが、
今回 の選挙はバランス感覚によるものでなく現在の国民の能力を示し
た選挙 であったと言える。
自民党における石破茂氏と中谷元氏共に元防衛庁長官経験者である
が普 段のコメントは論理的であり傾聴に値するものが感じられた。
だが何か釈然としない感じを抱いていたが、今回の選挙敗戦後メディア
を前にして公然と安倍総理の悪口を言うに至り釈然としていなかった本
質を見た思いである。
舛添要一氏に至っては安倍総理に対する悪口は聞くに耐えないものであ
り、まるで田中真紀子女史と殆んど同じレベルの人物であることが分か
った。
私が所属するテニス倶楽部でもこんなことが起こっている。ダブルスゲー
ムが常識であるが20年前までは第三者によるジャッジが普通であったが
プレーヤーによるセルフサービスジャッジが日常となった。
4人の内1人の正確な記憶のプレーヤーがいても3人の記憶曖昧な者が
意見一致した場合、正確な記憶の者も記憶曖昧な者に従わざるをえない。
これが民主主義である。
安倍首相には断固として頑張ってもらうしかない。
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深く広い反日の流れ
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前田 正晶
選挙の陰に隠れたのか、余り大きく報道されていませんでしたが、あの
U22代表の中国で行われた先日の日本代表対中国代表のサッカーの
試合は もっと注目されても良かった結果だったと思います。
マスコミは淡々と 報じました。
国際試合で主催国で開催国の代表ティームが他国と対戦する場合に、
開 催国から審判を出さずに第三国に委ねるのが常識であると思われ
てきま した。
私は深夜2時の中継だったので見ていませんでした。よって、結果はニュ
ースで知りました。矢張りというか何というか、中国は堂々と?自国の
審判を出しました。
ニュースでは中国代表がやって見せた堂々たる反則行為と、審判がそれ
を無視して試合を進行させた場面を3回(1回は笛を吹きましたが)見せ
ただけでした。従って審判が試合中全て疑問な判定をしたかどうかは知
る由もありません。3場面だけから論じます。
真剣に全国優勝をしたくで懸命にサッカーをやっていた高校3年までの限
られた経験から言えば、あのような何とも形容のしようがない危険なタッ
クルは、やる方にも危険があり、その気でやっていくことは大変な勇気
が要るものです。
先ず、当たった相手に怪我をさせてはならないと思うのです。あれは皆
その(怪我をさせる)気だったと見ました。反則と承知でという意味で
す。
それを中国選手は当たり前のようにやってのけ、審判は反則と取らずそ
のまま流したのが2回。1回は明らかな反則で忠実な日本の審判だったな
らば少なくともイエロー・カード、神経質な人だったならば一発退場も
のでした。
それを中国の審判は笛を吹いて倒された日本選手にイエロー・カードを
出しました。聞こえてきた理由は倒された後で相手を押したからだそう
でした。
中でも凄かったのはペナルティー・エリア内に入った日本選手を2人で取
り囲み、1人が明らかに蹴り倒したのです。これも流しました。
ほんの?3例で全体を言うなと指摘されそうですが、あれが闘争心を、国
家の名誉をかけた試合で発揮したものとは思えません。引き分けた日本
代表を褒めて良いでしょう。
何時如何なる事情であの大会が開催されたかの報道がなかったのか、あ
るいはこちらが知らなかったのか迂闊だったか、何とも形容しようない
凄まじいものでした。
初戦が北朝鮮相手で、これは全部見ましたが、相手は何らかの意図を持
って試合をしていると思わざるを得ませんでした。でも、日本は勝ちま
した。
闘志の表現と言うには度が過ぎていました。だが、これも「反日的」
「抗日的」教育の表れであるとするならば、何年前だったかに中国で行
われたサッカーのアジア・カップと上海等での反日騒動の頃から、深く
広く流れが浸透しているのかとすら思いたくなりました。
日中友好と何かにつけて言われますが、肝心の相手国は言葉の順序を変
えて「中日友好」と言うのでしょうが、何処まで本気なのか、サッカー
は本心を表す手段なのかと思うなどと書いたら、何処かから叱られない
かと不安になってきました。
安倍首相は留任(続投とは野球用語であり、こういう場合に使うことは
好みではありません)を強行されるならば、表面上だけの綺麗事ではな
く、あの2国があからさまにする対日姿勢を「友好」と言うだけではなく、
真っ向から正すように堂々と対処して欲しいものです。
今朝の「日本よ」で石原君は朝青龍の例を挙げて「文明の衝突」を説い
ています。「横綱の品格なる理念は極めて日本的でそうは簡単に情念と
して外国人力士に植えたつけられるとは思わない」と言って。
日本より北に位置するアジアの国には相手が日本となると「フェアー・
プレー」を優先するわけにはいかない事情が歴史的にあったのでしょう?
それは誤った表現法でしょう。
望むらくは、そういう相手にも「フェアー・プレー」の精神を貫いて、
品格を持って勝てるだけの技術水準に一刻も早く到達して貰いたいもの。
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話 の 福 袋
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◎米大統領のプレゼント、お気に召さず!? 英首相、専用機に放置
先月末、米キャンプデービッド大統領山荘で米英首脳会談が行われた際、
ブッシュ米大統領が米軍機乗務員に支給される皮革製の「ボンバー・ジ
ャケット」をブラウン英首相にプレゼントしたが、金色の箱に詰められ
たまま帰りの首相専用機の一般座席に無造作に置かれていた。複数の同
行記者が確認した。
ボンバー・ジャケットはブッシュ大統領のお気に入りで、同大統領のロ
ゴやブラウン首相の名前が縫い込まれている。01年の首脳会談でもブレ
ア前英首相に贈られており、前首相はジャケットを着て撮影に応じた。
「カジュアルな服装で」という大統領側の要望にダークスーツ姿で臨ん
だブラウン氏の対応に、米国内では「プードル(言いなりになる人)と
いうよりブルドッグ(頑固者)」という論評も出ている。(8月4日8時0
分配信 産経新聞 ロンドン 木村正人)
◎自民県議団 尾身、中曽根氏推薦せず
自民党群馬県連は4日、県議団総会を開き、先月22日に投開票された
知 事選で、党が公認した大沢正明氏への尾身幸次財務相と中曽根
弘文参院 議員の支援内容が不十分だったとして、次回選挙で両氏の
公認推薦をし ない方針を決めた。
国政選挙の選挙区候補者の公認は原則、県連の推薦を受けて
党本部が決 定する仕組み。県連幹部は「今の時点での県議の気持ち
を整理した」と、 決定が「けじめ」であることを強調するが、年内の解散・
総選挙もささ やかれる中、候補者選考に影響する可能性もある。
総会では尾身、中曽根両氏の知事選での動きについて、県議が意見
を出 し合った後、「両氏の公認を推薦しないこと」の賛否を投票で諮った。
県議団33人中、31人が出席。尾身氏については賛26、反対3、白票2、
中曽根氏については賛成20、反対8、白票3で、ともに賛成が反対を大
きく上回った。投票結果を踏まえた県議団の方針について全員が署名し、
近く党本部に報告するという。
知事選では5選を目指す現職の小寺弘之氏に新人の大沢氏ら4人が
挑む 厳しい構図の中、県連は一丸となって大沢氏を支援し、組織の
引き締め を図るため、貢献度が低い国会議員・県議を次回選挙で
公認推薦しない ことを申し合わせていた。
ともに賛成票を投じたある県議は「厳しい選挙で、我々は血のにじむ苦
しさを味わったが、2人はやらなかった」と批判。別の県議は「勝った
からいいというものではない。貢献しない場合、公認推薦しないのは当
然」と話した。
金子泰造幹事長はこの日、「あくまで内部的なことで対外的に話す内容
ではない」と詳細の説明は避けた上で、「県議団の結束を図るため、団
総会では各自が言いたいことや所感を総括した」と述べた。
笹川尭会長は選挙期間中から「政党にはルールがある。公認候補なんだ
から、しっかりやってもらわなければ困る」との考えを示していた。
◎「納得できない」「心外」両氏
県議団の方針に対して、尾身氏は「与えられた条件のもと、最大限、大
沢候補を応援した。まったく納得できない」と反論。財務相として公務
が重なる中、出陣式や決起大会には妻が代理出席していたと指摘、
「相 手候補の集会に顔を出すなどの反党的な行為はしていない。
大沢氏には 知事就任後、2人で会い、県政に協力したいと申し出ると、
喜んでいた だいた」と話した。
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反 響
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1)今日8月6日は広島で人類の歴史上初めて核兵器が実戦で使われた
日であり、今年も慰霊祭の様子をNHKを始めとする各テレビ局が放送
していた。
広島市の平和記念公園にある慰霊碑に刻まれた「過ちは繰返しませぬ
か ら」という碑文について、ラダ・ビノート・パール博士が「被爆国であ
る日本人の立場でそれを記すなら『過ちを繰り返させませぬから』では
ないのか」と批判してくださったそうだが、反日自虐史観に固まった左
翼連中からすれば「もともと悪いのは日本なのだからこれでよい」とす
る考えなのだと聞いている。
しかし、もしこの碑文の文言を肯定するのなら、日本人が犯した過ちに
対する報いとして原爆を落とされたのだと認めることになるのだから、
これはそのまま先の久間前防衛大臣の「しょうがいない」発言を肯定す
ることになりやしないか。過ちを犯したのだからその罰としてしょうが
ないじゃないかと。
自虐史観に凝り固まっている反日左翼の方々は勿論のこと、節操のない
報道を垂れ流し続けるマスコミ各社にはいま一度、自らの言説に自己矛
盾がないかどうか考え直してもらいたいと思った。(熊五郎)
2)小椋紹也様のお話、「蛍の墓」をなぞる想いで拝読しました。淡
々と語られていますが重たい話で、読み直しつつじっくりと戦争と戦後
を考えていきたいと思います。(H)