今日・最近のニュース【哲学者のつぶやき】 2007/08/06
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◆今日・最近のニュース◆ 【哲学者のつぶやき】 2007/08/06
原発再開「安全確認まで認めぬ」 柏崎市長が停止命令
2007年07月18日12時43分
新潟県中越沖地震の影響で、東京電力柏崎刈羽原子力発電所で
火災が発生するな どした問題で、柏崎市の会田洋市長は18日、
東電の勝俣恒久社長と同発電所の 高橋明男所長を市役所に呼び、
消防法に基づいて発電所内の全基の危険物施設について緊急使用
停止命令を出した。市消防本部の立ち入り調査で損傷の恐れがあった
ためで、停止期間の期限はないという。
消防法では原子について直接、停止を命じることはできないが、
発電所の施設 のために用意された燃料の貯蔵タンクなど危険物施設
を停止すれば、事実上、発電所の運転はできなくなるという。
原発について消防法に基づく緊急使用停止命令が出された例としては、
95年に ナトリウム漏れ事故を起こした高速増殖原型炉「もんじゅ」
(福井県敦賀市)が ある。
会田市長はこの日午前、勝俣社長らを市役所に呼び、命令書を交付
して「安全性 の確保ができるまでは運転は認められない」と話した。
これに対し、勝俣社長は 「心よりおわび申しあげる。(市長の言葉は)
真摯(しんし)に受け止めたい。 徹底的に調査したい」と述べた。
市によると、市消防本部が17日、地震直後に発生した火災を受け、
発電所に立 ち入り調査を実施したところ、地盤が傷んだり、配管が
変形していたりしたのが 見つかったという。
このため、同本部は、油の屋外貯蔵タンクなどの危険物施設 が損傷
する恐れがあるとみている。
会田市長は「地震後の発電所には消防法上で 極めて問題がある」と
話している。
また、経済産業省原子力安全・保安院の加藤重治審議官も18日、
市役所を訪れ 、 会田市長に保安院のこれまでの対応などを説明した。
加藤審議官は「今回の地震 は、想定していた揺れの激しさの、最大で
2倍以上の揺れだった。
東電に対して 速やかなデータ解析を指示した」と述べた。
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コメント:
柏崎市長の会田洋市長の判断は敬意に値する。日本における原発の
歴史は多額の 補助金を餌にデータ改竄と隠蔽の歴史であった。
今回の事故にあっても、隠蔽と 断定してよいかどうかは別としても、
隠蔽と疑われても仕方のない公表の遅れが 千数百箇所の損傷の内
かなりの数に上ることは明らかである。日本の原発の安全 神話は
日本人の核アレルギー、この表現自体問題表現ではあるが、をなだ
めるた めに意図的に捏造された神話である。
話は飛躍するが先日久間防衛大臣の「しょうがない」発言があった。
とんでもな い話だ。原子爆弾投下によって戦争が早く終結し数百万の
さらなる犠牲者の発生 が阻止されたと信じている人も多い。
はっきり言っておくが広島、長崎への原爆 投下は原爆の実験であった
ことである。
東京電力柏崎刈羽原発の「新潟県原子力発電所の安全管理に関する
技術委員会」 座長の宮健三・法政大大学院客員教授の地震は同原発
にとって「貴重な実験だっ た」ととする発言を思い出している。
「しょうがない」発言に通じるとかある。
そんな実験があってよいものだろうか。しかしその種の科学者が原発
推進を主張 してきたことを忘れてはならない。
言っておくがいまでも原爆は使われ続けている。劣化ウラン弾はまさに
原子爆弾である。
わたくしは化学兵器や細菌兵器も含めての無差別大量殺害兵器、の
象徴 として原爆投下は、アメリカにも注意を喚起しておきたいが、
慰安婦問題と同じ 戦争犯罪だと思っている。
また、広島、長崎への原爆投下を断罪する人がもっと 現在日常的に
使用されている劣化ウラン弾の使用に反対の声を大きくしてもらい
たい。
柏崎原発の地震による数千箇所における被害はかれらによれば
想定外の出来事で あったらしい。
決して想定外の事故であったあずはない。隠蔽を隠蔽するための発言
にすぎない。