中国のホテル・公衆浴場・理髪店などでコンドームの販売が義務づけられる | 日本のお姉さん

中国のホテル・公衆浴場・理髪店などでコンドームの販売が義務づけられる

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▼ホテル・公衆浴場・理髪店などでコンドームの販売が義務づけられる

▼中国の携帯電話、恐怖の爆弾電池の件 他2件↓

▼ホテル・公衆浴場・理髪店などでコンドームの販売が義務づけられる

(レコードチャイナ)
2007年7月26日、ホテル・公衆浴場・理髪店などでのコンドームの販売を義務づけられたことが明らかとなった。
商務部と衛生部が合同で通達した「宿泊業衛生規範」「公衆浴場衛生規範」「理髪業衛生規範」によって定められた。通達によれば、ホテル・公衆浴場などの施設はコンドームの販売とエイズ予防に関する資料提供の義務を負うこととなる。エイズをはじめとする性感染症の拡大防止の狙いがある。7月11日に北京市で開催された避妊用具展覧会では、コンドームを用いて作られた服が展示された。 また「理髪業衛生規範」は理髪店の面積は最低でも10平方メートル以上あること、皮膚病患者用に専門の道具を用意し、一人の理髪が終われば道具を必ず消毒するように求めている。(翻訳・編集/KT

ようちゃんのコメント。↓
★風呂屋と床屋が風俗を兼ねているという発想は我には理解できない。
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▼水害で家を失い、「三重苦」!なすすべがない被災地の動物たち―安徽省(レコードチャイナ)
2007年7月26日、安徽省を流れる淮河の洪水により、流域に住む3万人が被災した。避難民にはテントが用意され、米や油など生活必需品も配られた。しかし、家を追われたのは人間だけではない。人間とともに暮らす家畜たちもまた家を失った被害者である。農民にとっても家畜は財産そのもの、放置して逃げるわけにはいかない。各地の避難所で暮らす動物たちの姿が紹介された。 豚、ニワトリ、ガチョウ、牛、羊などが飼い主のそばに連れてこられた。ところが救援の手は人間にしか届かない。家畜たちの置かれた生活環境は悲惨で、地面は水浸し、空は炎天、エサがないという三重苦を強いられている。避難所の近くでは食べる草を求め、さまよう姿があちこちで見られる。ペットの犬や猫も所在なげにただそこにいるしかないのだ。 中には農地をあきらめ、転居を決意した家族も多い。家財道具を詰め込んだトラックを追うように、家畜も住み慣れた土地を離れる。人間には災害に直面しても戦い、工夫し、立ち直る能力があるが、動物たちにはなすすべがない。大自然のうねりの中ではちっぽけな弱者であることを改めて感じさせられる。(翻訳・編集/WF)
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▼ミネラルウォーターのボトルに入った“水”でヤケド(北京市)(中国特快)発信: 2007/07/27 09:02:07
25日午前10時ごろ、西城区新街口西里一区のゴミ集積所で、廃品回収の仕事をしている謝さんはミネラルウォーターのボトルに半分ほど残っている“水”を見つけ、左右の腕にかけたところ、数秒後に腕が熱くなり、すぐに水道水ですすいだが痛みが治まらず赤く腫れ上がったため、病院で診察を受け、何かの液体によるヤケドと診断された。謝さんは、「腐食性の液体を何の標示も書かずにミネラルウォーターのボトルに入れるなんて、もしこれを飲んでいたら、と考えると恐ろしい。」と述べた。
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ようちゃんのコメント
★拾って飲む奴も飲む奴だが・・・硫酸入りミネラルウオーターか?硫酸漬けライチというのがあったが。それにしてもこれがチャイナクウォリティなのか。
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▼中国の携帯電話、恐怖の爆弾電池の件(日経BP)
携帯電話の電池も人を死に追いやる爆弾になるのか?2007年6月19日、甘粛省金塔県の22歳の電気溶接工、肖金鵬さんが携帯電話の電池の爆発で死亡し、人々を震撼させた。電池爆発の原因は何か、誰がこの事故の責任を負うのか、今のところ結論は出ていないが、携帯電話の電池の安全性が注目されるところとなった。外観はほとんど同じでも中身は異なる5種類の電池(98元、100元、55元、25元、5元!)これらはいずれも、中国最大の携帯電話と部品の集散地である深セン華強北遠望デジタルタウンと明通デジタルタウンで販売されているノキアの携帯「Nokia3250」用電池の価格だ。5種類の価格には、およそ100倍もの大きな開きがある。また、外観がよく似たこれらの電池に、価格やメーカーの違いにより、それぞれの「呼び名」がある。すなわち、「純正品」「準純正品」「高級模造品」「正規互換電池」「工場出荷品」である。卸売業者や仕入れ業者、一般消費者で込み合う広い売り場では、千を超える大小さまざまなカウンターに商品が並んでいる。その中で最も目につくのが携帯電話の電池だ。買い手はその場で値段交渉して、キャッシュで支払い、領収書も要求しない。
純正品の購入率は1%以下
正真正銘の純正品を気前よく専売店から買う人はあまりいない。うちの店にも純正品はある。たったの100元だ」。明通デジタルタウンで国産の携帯電話電池の卸売、小売、回収業務を営んでいる経営者は、記者に熱心に商品を勧めた。彼は、これらの電池には正規のシリアルナンバーが張ってあると言い、「携帯電話メーカーからライセンスを取得しているため、検査にも完全に対応できる」と断言した。値段が高いのを嫌う顧客がいれば、その経営者はすぐに「高級模造品」を買うよう勧める。同業者が比較的良質かつ安全と認めるものだ。顧客のニーズに応じて、高級模造品はさらに「55元のスーパー容量仕様」と「25元の一般仕様」の二つのランクに分かれる。

取材によると、この経営者が言う「専売店の純正品」とは、携帯電話メーカー指定の電池で、俗に「純正電池」と呼ばれているものだ。ノキアやモトローラなど一流携帯電話メーカーが製造業者を指定して生産させた電池を指す。純正電池は業界から「製造工程に厳しく、品質が優れている」とされ、消費者にとっては、メーカーの修理保証サービスが受けられるメリットがある。

しかし、経営者によると、高価な純正品を買いたいという顧客は「1%にも満たない」という。価格の高さが最大の原因だが、これは同時に、販売店の経営者たちにビジネスチャンスをもたらしている。すなわち、「純正品」を専売店よりはるかに安く販売する一方、もっと広く売れるさまざまな「高級模造品」や「工場出荷品」を小売も卸売もするというものだ。卸売の対象は、主に中国本土の各都市から深センへ「商品あさり」にやって来る電子機器の卸売業者や携帯電話のOEMメーカーだ。

だが、「純正品」という呼び方に対しては別の店からは批判的な声があがっている。遠望デジタルタウンで、あるブランドの「互換電池」を販売している経営者は、いわゆる「純正品」と呼ばれているものは実際には、「高級模造電池」と大差はないと記者に語った。「純正品にはロゴマークが張ってあるだけで、それも簡単に手に入る」という。

調査する中で、ほとんどの店舗が記者に対して、販路が比較的広いのは「コストパフォーマンス」に優れ、かつメーカー名の表示がある「互換電池」だと述べた。「高級模造電池」の品質を見分けるのは困難だが、メーカー名表示のある正規の「互換電池」を買えば安心して使用できるし、数十元という価格も許容範囲だという。

店番をしていた店員の李さんは、「互換電池」の中にも偽物があると記者にこっそり告げた。比較的良質な互換電池を生産するメーカーに「飛毛腿」などがあるが、消費者に判断がつかないブランド名も数多くあるという。また消費者の「ブランド志向」という特徴に目をつけ、卸売や小売にかかわる取次販売業者の多くが電池の「OEM」を装っているという。

携帯電話産業に潜む危険
どれだけの人がこの小さな電池の製造や販売にかかわっているのか? 危険が生じる原因はどこにあるのか?「金立携帯」の生産・仕入責任者の陳賛華氏は、携帯電話メーカーにとって、電池は最も重視しなければならないもので、またメーカーの製品品質が最も現れる部分でもあると述べた。陳氏は携帯電話メーカーの電池パックの出荷プロセスについて、次のように説明した。電池のコア部品には「セル」と「保護用IC」の二つがあり、これによって電池の品質や安全性が決まるのだという。ブランドメーカーの多くは指定メーカーのセルや保護用ICを使用しており、指定メーカーで電池パックの組立生産を行う。したがって、セル、保護用IC、電池パックを生産するメーカーが、電池の品質を決定づける三大重要要素ということになる。

この三大要素について、著名メーカーの名を挙げるのは容易だと陳賛華氏は言う。セルでは、伝統ある日本の有力メーカー、三洋電機、ソニー、中国の比亜迪、天津力神、肇慶風華、深セン比特などが挙げられる。一方、保護用ICは、今も日本のセイコーインスツルの寡占状態だ。「最近では台湾企業も参入し始めているが、安全面に考慮して今は、成り行きを見守っているところだ」と陳氏は述べた。

電池パックに関しては、中国、とりわけ珠江デルタ地域には、すでに大きな産業群が形成されている。だが、大手メーカーは少なく、主なメーカーに比亜迪、比特、徳賽、飛毛腿、邦凱などがある。また日本の三洋やソニーはコストが高いという理由で中国市場から撤退している。

陳賛華氏は、三大要素すべてに対して、厳格な安全・品質意識を維持してこそ、電池の安定した性能を保つことができると言う。それを満たすと、携帯電話メーカーの標準仕様の純正電池のコストは、少なくとも15元はかかり、大容量の電池なら20元から40元になる。そして、これら標準品あるいは大容量の純正電池は、いくつかの流通チャネルを経るため、市場価格は30元から60元以上になる。

別の国内の携帯電話メーカーによると、30元から60元以上という価格は、品質保証のある国産携帯電話の電池の適正価格だという。それではなぜノキアの純正電池は498元なのか。それはノキアのブランドを守るためである。ノキアは電池供給業者に対して世界で最も厳しい態度で臨むメーカーだと言われている。膨大な数におよぶ純正電池のほとんどが、依然として三洋、ソニー製が使われているが、日本メーカーの「フルオートメーション化」の生産方式により、生産コストが中国の十倍以上もかかる。

「これは、この業界の特異現象だ」。彼は、「規格品」の価格が高いままいっこうに下がらないため、その偽物を取り扱う店の経営者にビジネスチャンスが訪れたのだと述べた。コストに考慮して、最近ではノキアも比亜迪の製品を使用し始めたというが、大部分は依然として日本メーカーの製品だ。

電池10億個に隠された危険
中国の携帯電話の年間需要量は8000万台であり、さらに小売市場の需要も加えると、電池の需要量は少なくとも1億5000万個以上にのぼる。懸念されるのは、中国は携帯電話の電池の最大消費国であるだけでなく、最大の生産国でもあることだ。グローバルソース社の報告によると、2005年、中国のリチウムイオン電池(携帯用充電池)の生産量は9億4000万個に達し、その後の年増加率は6%以上となり、現在では年間生産量が10億個を超えるという。同社の統計では、中国の正規の電池メーカー(ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウム電池を含む)の数は151社である。

しかし、「深セン周辺にある電池メーカーの数は、大小合わせて150社にとどまらない」と店の経営者は言う。

約5元の「工場出荷品」は一般に深セン郊外や東莞の小さな工場で生産されているが、一部の店の経営者によると、自社工場でも作ることができるという。これらの製品は品質にばらつきがある上、コストを下げるために、過電流保護器、過充電防止回路、温度センサーを内蔵していないことが多く、電池に大きな危険を潜ませることになる。

これらの電池は、適当にブランド名がつけられたり、あるいは「互換電池」を装ったりする。さらに多くは、携帯電話メーカーの指示を受けてさまざまなロゴマークが張られて、携帯電話のセット商品として市場に流れる。

7月5日、広東省工商行政管理局が、今年第1四半期の広東省で流通している携帯電話、電池、充電器の品質検査の状況を発表した。これは広州、深セン、仏山など5都市の販売会社28社が取り扱っている携帯電話、携帯電話用電池、充電器89ロットの抜き取り検査を実施したものである。うち携帯電話29ロットの合格率は100%、電池40ロットの合格率は60%だった。

「もしこれらの小さな工場で生産されている電池を検査すれば、そのほとんどが不合格品のはずだ。しかし、それでも市場には需要がある」と店の経営者は笑った。

(記者:徐志強、丘慧慧=21世紀経済報道、深セン発)