こちらは酷暑・洪水…“悲鳴”聞こえる欧州
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2回、読んでください。by日本のお姉さん
▼こちらは酷暑・洪水…“悲鳴”聞こえる欧州(iza)
欧州大陸の南東部で今夏、猛暑に見舞われる一方、欧州北西部の英国では集中豪雨による洪水被害が拡大し、欧州での異常気象ぶりを思わせている。欧州南東部で最も深刻な被害が出ているのはハンガリーで、AP通信によると、この1週間死者は推定計約500人に達した。ハンガリーでは、先週からほぼ連日、気温が40度を超え、20日は観測史上最高の41・9度を記録。救急車の出動回数が通常の50%増となった。
■最高気温は45度
ルーマニアでも先週から27人が死亡し、1万9000人が病院に担ぎ込まれた。マケドニアでは24日に観測史上最高の45度を記録して1人が死亡し、国内全域で非常事態宣言が出された。24日に今夏最高の43度を記録したセルビアでは、約50件の山火事が発生。同国南部コソボ自治州も山火事が18件も起き、アルバニア系住民とセルビア系住民の衝突回避に努める北大西洋条約機構(NATO)の治安部隊が消火活動にあたった。ギリシャでは、負傷者はでていないものの、山火事の影響で第2次大戦時とギリシャ内戦(1946~49年)時の不発弾が爆発した。欧州ではここ数年、猛暑が続き、フランスでは2003年に高齢者ら約1万5000人が死亡しており、欧州大陸ではそれに次ぐ酷暑となっている。
■女王も「ショック」
一方、対照的に英国では、南部を中心に20日から集中豪雨が続き、河川の決壊で南西部グロスターシャー州から東へ、オックスフォードシャー州にかけて1万戸以上が浸水。英国では1947年以来という大規模な洪水に見舞われている。グロスターシャー州では、約35万人の住民に飲料水が供給できない事態となり、オックスフォードシャー州では約250世帯が避難した。英国のエリザベス女王も衝撃を受け、声明で、「ショックで、とても心配している」と懸念を表明した。英国では、昨年7月は記録的な猛暑だったが、今年は雷を伴った集中豪雨が目立つ中で、早くも秋を思わせるような肌寒い日が続いており、「今年は夏が来ないのではないか」と危惧する声も出ているという。
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▼猛暑が欧州中・東部から南部に移動 (iza)
【パリ=山口昌子】中・東欧を襲っていた猛暑がイタリアやギリシャなどの欧州南部に移動、森林や農地で火事が発生しているほか、死者も出ている。イタリアからの情報によると、今週初めからの連日40度を超える猛暑で、中央部や南部の森林地帯で山火事が発生、25日には空中からの消火活動のため散水機が85回出動した。森林地帯の火事で逃げ遅れた人など3人が死亡。約5000ヘクタールの農地の火事では約1億ユーロ(約167億円)の損害が出た。ギリシャでも今週初めから森林火事が10件以上発生、老人3人が暑さのために死亡した。
中・東欧の猛暑では、ハンガリーで過去1週間で約500人が死亡、ルーマニアで少なくとも35人が死亡した。フランスでは2003年の猛暑で老人を中心に1万5000人が死亡している。熱波に襲われた欧州南部、イタリアやルーマニアなどでは、26日も死者が続出、ロイター通信によると死者数はこの数日間で少なくとも30人に上った。ANSA通信によるとイタリア・シチリア島では同日、4日連続で気温が40度を超え、お年寄り3人が死亡した。同島とサルデーニャ島の計約20カ所で山火事が発生、シチリア島だけで、東京ドーム約210個分に当たる1000ヘクタールの畑が焼失した。また、シチリア島の中心都市パレルモでは、エアコンの使用による停電が起き、信号が消えたり、裁判日程が延期になるなど影響が出た。この日、ローマでの電力消費は過去最高を記録。イタリア全体でも過去最高に迫った。ロイターによるとルーマニア南部でも同日、新たにお年寄り4人が暑さにより死亡した。(共同)
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▼猛暑の後にやってくる恐怖 モスクワ(iza)
北国ロシアの首都モスクワで連日、気温が30度を超す猛暑。市民たちは、噴水や川などで水浴びして暑さをしのぐが、この夏には「ウラガ(突風)」が襲ってくるに違いないと異常気象に戦々恐々としている。ロシアの気象台によると、5月に気温30度以上が5日も記録されたのは1879年以来。記録的な猛暑の前触れとみられている。欧州部を襲っているこの暑さで市内の変電所14カ所で火事が起き、停電が発生した。人々がエレベーター内に閉じこめられる事故も多発。非常事態省は、2005年5月のモスクワ大停電規模の事故再発の恐れがあると警告した。市内の一部では電力供給制限も行われた。モスクワっ子たちは、近郊の川や池などに押しかけ、水の事故も相次いだ。昨年同時期は1人だけだった水死者が、5月21日からの1週間だけで12人にのぼった。救助された人も48人と、昨年同時期の7人を大幅に上回った。インタファクス通信によると、モスクワ動物園は、イルカが「暑さで元気がない」として、ショーを中止した。
電力当局はしばらくの間は供給に問題はないとしているが、今後も事故が続いた場合、工業用電力供給制限に踏み切る可能性もあるとしている。ただ、悪いことばかりではない。アイスクリームやエアコンが飛ぶように売れている。
石油マネーによる好景気が続くモスクワでは企業による電力消費が伸びているうえ、エアコンを設置する家庭も急増しており、猛暑でさらに景気が過熱するとの予測もある。ロシアの夏は猛暑だと、ウラガンに見舞われることが多い。強力な破壊力を持つ突風で死者が出ることもある。普段は短い夏を待ちこがれる市民たちだが、今年ばかりは、涼しくなってくれることを祈っているようだ。(モスクワ 内藤泰朗)
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▼米軍“無人化”計画、走行車の3分の1を無人に(iza)
今年5月、米ニューメキシコ州で7日間にわたって無人走行車のテストが行われた。11月には30以上の開発チームが政府の助成金獲得を目指してテストに参加する。米政府は2015年を目標に軍用車の3分の1を無人・自動走行車に代えようと開発を急いでいる。アリゾナ大のラリー・ヘッド・システム工学部教授はレイセオン、プリファード・シャシーズ・ファブリケーション、ツーソン・エンベッデド・システム、UA、iロボット社の技術者たちと開発チームを組んでいる。
名称は「チーム・スコルピオン」。これまでにサスペンションを前・後輪の車軸に連結させ、安定した走行が可能な車輌を開発した。同様の開発をしているチームがほかに11あり、いずれも政府から助成金100万ドル(約1億2000万円)を得ている。11月にはこれ以外の20チームがテストに参加し、技術を披露。優勝すれば、200万ドルの助成金を新たに受けることができるという。実用化すれば政府と納入契約が結べ、多大の利益が保証される。だが、開発者たちの目的は金銭ではない。無人走行車がイラクやアフガニスタンに配備されれば、多くの米兵の命が救えると考えている。(ワシントン A・S・バーマン)
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ようちゃんの意見。↓
★無人戦闘機や無人車両。これらはアメリカの強みではなく、弱みだ。戦争に国民の血を流すことができない国は、流す覚悟がある国よりも弱い。石原慎太郎が指摘するように、アメリカは中共との戦争に勝てない。現状ではロサンジェルスを核攻撃するという恫喝に、アメリカ国民は耐えられないばかりか、台湾海峡で空母一隻が撃沈されても大騒ぎになって撤退に追い込まれるだろう。