核兵器が革命をよみがえさせると考えているイラン・どうなる上海閥 中国、来月中旬にも指導部決定
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▼核兵器が革命をよみがえさせると考えているイラン~3通りある
「不幸な結末」の選択肢(日経BP)
文章が長いので抜粋してまとめとして書きます。
>「イラン政権は基本的に、メシア信仰の終末主義的なカルト宗教だ」。
イスラエルの元首相で、再度首相に就くかもしれないビンヤミン・
ネタニヤフはこう断じる。
★お前が言うな、と言いたいところですが。
>1つのシナリオでは、イランが核保有国になり、世界で最も危険なこの地域に、新たな不安定と、やはり核保有のイスラエルとの一触即発の対決をもたらす。別のシナリオでは、米国かイスラエルが先制攻撃をしかけ、何とかイランの核開発を阻止するが、その軍事攻撃自体がほぼ確実に極めて危険な結末をもたらす。第3の結末では、イランが攻撃され、激怒して反撃し、だが結局は原爆を作り上げる――。
>ここで是非とも理解しておかなければならないのは、この3つ目のフィナーレが論説委員たちの空想による悪夢ではないということだ。誤った情報に基づいて米国がイラクに侵攻し、散々な騒乱を引き起こした後で、米国やイスラエルがもっと大きなイスラム国家に対する攻撃を思案しているとは信じ難いかもしれない。しかし彼らは確かに思案しているし、狂っているわけでもない。
>というのも今度は、間違った情報という問題はあり得ない。世界の恐怖はイランが自ら公然と自慢する核開発能力に根差している。そして今度は地上侵攻もないだろう。軍事攻撃はイランの核関連施設を無能力化したり、破壊したりするための空からの攻撃になる。技術的な観点からすれば、米国は十分にそうした攻撃を遂行できる(米国は最近、ペルシャ湾での空母機動部隊を増強した)。恐らくイスラエルにもそれを成し遂げる軍事力がある。
★ベンヤミン・ネタニヤフはイランの核開発に対して極めて強硬派だ。彼はイランに対する先制攻撃を主張している。
>それでも、先制攻撃は間違いなく大きな賭けだ。たとえイランの核計画を遅らせたり止めたりすることができたとしても、先制攻撃は米国とイスラム世界との関係に新たな穴を開けることになる。そしてイランの指導者層は、国内で自分たちの政治生命を守ることだけが目的だとしても、ほぼ間違いなく反撃に出るだろう。
★問題はココだ。アメリカにとって(冷戦時代から)極東情勢のプライオリティは欧州→中東の次である。北が大嫌いなブッシュが、国防総省や財務省、保守派シンクタンクの反対を押し切って北朝鮮に対して国務省が融和的な姿勢をとることを放置しているのは、イランの核問題に比べたら特に複雑性において北朝鮮の核問題などとるに足らないからでしょう。
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▼イランテロ分子、イラクに武器密輸出、中国製ミサイルも=米軍(大紀元)
バクダッド駐留の米軍スポークスマン・ファーカス海軍少将は22日、駐留米部隊が既に中国製のミサイルを発見したと声明した。情報筋によると、これはイラン領内のテロ分子がイラクに密輸し、反米過激団体に提供したものだという。ファーカス少将は、記者会見上で「駐留部隊は、国内の様々な地点で武器を押収しているが、これは特にイラン領内との兵站線において顕著だ。中には、中国製のミサイルもあり、これはイランが密輸出したものだ…イランの工作員は、特に国境地帯で暗躍しており、特にイラン製の徹甲弾(榴弾)をイラク領内の過激分子に長期にわたり提供している」と発言した。ファーカス少将はさらに、「すでにイラン領内のこのような榴弾を提供するネットワークが形成されているとみられる…このほど米部隊が逮捕した容疑者二人もまた、イラン領内のアルカイダ組織と関係しているとの情報がある…」と付け加えた。
米軍当局はまた、イランの関係テロ団体が、イラクの過激分子に徹甲榴弾の使用法を訓練していると指摘した。徹甲榴弾が2004年5月にイラクに出現して以来、米軍駐留兵士200人余が既に命を落としている。徹甲弾の弾芯は、大小の鉄鋼板だけでなく、装甲車の装甲板さえ貫徹することができるものだ。テヘラン当局は、この件について「どのような黒幕もいないし、武器の密輸もしていない」と否認しているが、ファーカス少将によると、押収された兵器は明らかにイラン製だという。
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▼どうなる上海閥 中国、来月中旬にも指導部決定(iza)
■「胡体制」強化?権力争い熾烈
北京=野口東秀】今年秋の第17回中国共産党大会に向けた指導部人事が、早ければ来月中旬にも決定する見通しだ。最高指導部の政治局常務委員は現在の9人から7人に減らす方向で調整中だ。5人との説もあるが可能性は高くない。中国筋が明らかにした。胡錦濤国家主席は江沢民前国家主席を頂点とする「上海閥」の要だった陳良宇・前上海党委員会書記を処分し、上海閥を“恫喝(どうかつ)”することで指導力を発揮できる局面を獲得したが、権力の椅子(いす)をめぐる熾烈(しれつ)な競争はぎりぎりまで予断を許さない様相だ。
≪指導部ポスト≫
中国筋によると、河北省の避暑地、北戴河では党・政府ら幹部による討議が今月中旬から始まっており、政策や人事などに関し検討段階に入っている。指導部人事は8月中旬にも骨格が決まる方向という。引退とみられるのは、▽賈慶林・全国政治協商会議主席▽呉官正・中央規律検査委員会書記▽羅幹・党中央政法委員会書記の3人。「上海閥」に入る李長春・政治局常務委員の動向は不明だ。中立派の呉邦国・全国人民代表大会常務委員長は残留するとみられるが、両者とも留任しても「重要な役割は期待できない」(中国筋)とされ、「胡体制」の強化の方向性は強いとみられる。これまで胡主席の周囲は、李長春氏以外はすべて年齢が上で、指導力を発揮しにくい状況だった。しかし胡主席は、自分の影響下にある若手指導者をより多く登用したいとの考えも強く、曽慶紅・国家副主席ら“長老”を一掃したい意向との見方もある。同筋によると、曽副主席に関する人事は現段階では決定していない。曽副主席はこれまで胡主席に何度か辞任の意向を伝えたとされる。しかし 曽副主席は政財界に強い影響力を持つ「太子党」(高級幹部子弟)や軍、党内に幅広い人脈があり、胡主席は党内の安定を重視し、常務委員に残すとの見方も根強い。
≪胡錦濤色どれだけ?≫
上海の汚職事件で解任された陳前書記の後任人事では、劉延東・党中央統一戦線部長、李源潮・江蘇省党委書記など胡主席の出身母体である共産主義青年団(共青団派)の名前が浮上した。しかし、中間派の浙江省トップで「太子党」代表格の習近平氏が就任した。消息筋によると、曽副主席が調整に動いたとされ、胡主席も党内の安定を重視したとされる。また、江前政権下で抜擢(ばってき)されてきた上海出身の楊潔●氏を外相に起用したのも、「上海閥への配慮もある」との見方もあり、中央・地方人事を胡錦濤色一色に染められる状況ではない。政治局から政治局常務委員に昇格する可能性があるのは、▽王兆国・全人代常務副委員長▽兪正声・湖北省党委書記▽周永康・公安相▽張徳江・広東省党委書記らだ。
政治局入りに向けた調整が進んでいるのは、▽劉延東氏▽汪洋重慶市党委書記ら。李源潮氏は流動的だ。李克強・遼寧省党委書記が政治局を飛び越えて常務委員に名を連ね、「ポスト胡」で飛び抜けた存在になる可能性も否定できない。李克強、李源潮、劉、汪の各氏はいずれも共青団の出身幹部で、胡主席は中央・地方に可能な限り共青団系幹部を配置し、権力基盤の強化を図りたい意向のようだ。
●=簾の广を厂に、兼を虎に
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▼中共スパイ活動:経済改革後、海外に設立した会社で情報活動=政治評論家【大紀元日本7月25日】
大紀元日本7月25日】中国共産党(中共)指揮の下、海外でスパイ活動を行っている組織が、国際社会の広範囲において注目されている。政治評論家・林保華氏はこのほど、「希望の声」ラジオ放送取材で、中共の外交・情報・統一戦線のスパイ活動は三位一体で中国領事館は海外華人を使ったスパイ活動以外に、80年代に始まった経済改革後、海外に会社を設立し領事館指揮の下華僑や外国人に対し統一戦線や情報収集を行ったことを明らかにした。林氏は、中共駐在外使館が海外の中国人を使ってスパイ活動していることについて語った。彼がインドネシアの華僑中学校に通っていた時、学校の教師はすでに地下の党員として吸収されていたという。林氏:彼らは毎週土曜の晩に領事館に集まり、対外的には映画鑑賞とされていたが、私はのちに彼らは皆党組織として生活をし、中共の指令を受けインドネシアにおいてどのように統一戦線を展開するかを指導しており、そこには国家転覆も含まれていたということに気づいた。彼はさらに「私の情報と外交人生」という本の著者・熊向暉は統一戦線部次長と国安部次長を歴任、さらに経済改革後は中国国際信託公司副理事長に就任。海外における中国会社組織においてスパイ活動に従事し続けていたと話している。林氏:これら経済組織は表面上、海外投資目的とされていたが、事実上はスパイ活動をしており、それは彼らの重要な任務の一つであった。このように私たちの知っている中国外交事務機構は実際には中国領事館指導のもと統一され、華僑、さらには米国人に対する情報収集が行われていた。米連邦調査局(FBI)は最近、サンフランシスコの多くの華人向け新聞雑誌に華人社会に入り込んでいるスパイを見つけ出す人員募集広告を載せたことで国際上の広い範囲で注目を集めた。分析家によれば中共は国家安全部などの専業情報機構以外にもすべての外交関連部に情報任務が課せられているという。中共統一戦線部、宣伝部、外交関連部およびそれらに属する部門――新華社、民衆日報社、全国僑連と外交友協などもそれにあたる。