拉致問題も選挙のテーマだ。=必読です。=
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拉致問題も選挙のテーマだ (花散る里)より
参議院選挙では、拉致問題が余り大きな問題と取り上げられていない。しかし、この選挙結果がどうなるかを、特に金正日は、じっと固唾をのんでみまもっているのではないだろうか。
何を? 拉致問題担当、中山恭子補佐官の票だ。この人は自民党の比例代表だから、選挙区の選挙とは異なる。しかし、当落はともかく、中山恭子と書いた票がどれくらい出てくるかが問題ではないか。
もう一つは社民党の票だ。
ちなみに、社民党比例代表トップはおなじみのマタイチさんだ。社民党比例は大体1人くらいしか当選できないから社民党=マタイチだ。話が横にそれた。別に北がマタイチ氏の当落に強い関心を持っているというわけではない。話をもとにもどす。
拉致問題はもはや全日本的な問題でもあり、どの政党も取り上げている。拉致議連には民主党からも参加者がある。他の政党も拉致問題解決には反対しないだろう。
しかし、拉致問題といえば、家族会が出来た当時から安倍晋太郎、安倍晋三氏が支援してきた。どうしても安倍首相自身が頭に浮かぶ。
対照的なのが、社民党の土井たか子氏だ。有森さん夫婦が北朝鮮から手紙を出した。北に見つかれば殺されるだろうという状況から、命をかけて送ってきた手紙だ。
それを土井氏は北朝鮮関係者に手渡した。北が善人だとでも思っていたのだろうか。そうなら、何で土井氏が北に乗り込んで談判して取り戻してこないのだろう。この問題で金正日とあったという話も聞かない。何の努力もしていないように見える。むしろ、変な問題が降りかかって北に気の毒といわんばかりの態度だ。
とすれば、北の手先として日本人を北に売ったと理解するのが普通ではないか。この問題で、阿部知子などが「ほんとうにすいません」などとテレビであやまっていたが、それですむもんだいだろうか。
社民党には北とのパイプがいろいろとあるのではないか。やる気があるのなら、もっといろいろな努力ができるのではないか。
こういう視点で考えれば、9条を守るというのも誰のために言っているのか、よく分からない。必ずしも日本のためだとは思わないほうがよい。いやもっとはっきり言おう。北の国益のために、日本が北の攻撃に反撃できないようにする。そのために日本は9条を守れといっているということではないだろうか。
北は日本攻撃に核を使うことは当然視野に入っているだろう。いや、北のミサイルのリーチを考えると日本以外に使うあてがない。それに、東京を火の海にすると前々から大宣伝をしている。そういう国だ。日本を攻撃する意志と能力を兼ね備えた国だ。そのほかにも、日本には敵対的な行動を継続的にとっている。
北朝鮮はつい最近も国連で変な動きをした。日本が北の在日を弾圧しているなどという議案を提出する動きがあったという。これはもちろん、韓国や中国が熱心に米議会に働きかけた「朝鮮人慰安婦」問題と同様の狙いだ。日本が人権を軽視しているなどと外国で宣伝し、拉致問題のごまかしをねらうものだ。
もちろん、日本では在日に特別待遇が与えられているはずだし、帰化したいのなら何の障害もないはずだ。北に帰りたいのなら大歓迎だ。みんなまとめて帰ってくれ。まるで暴力団が因縁をつけるように、日本人に言い掛かりをつけてくる困った方々だ。日本は、在日を帰さないなどと思ってはいない。日本にいたくないのならさっさと自分の国に帰ったらどうだろう。(いたいのならいてもらってかまわない。帰れといっているのではない。帰りたいのに帰さないなんてことはまったくないということだ。念のため)
社民党の北との厚い関係。拉致問題でも日本国民を北に売った。今回の9条を守ろうは、国ごと北に売ろうと考えているとしか考えられない。
北の為政者が、日本人の拉致問題に対する関心の強さや社民党が獲得する票を、この参議院選挙で強く注目していると考えるのはごく自然のことだ。
もちろん、現在ではどの政党も拉致問題には一応の関心を示す。しかし、マニフェストを読んでみても、関心の薄さは歴然だ。だから、北でも社民党や民主党が拉致問題に熱心に取り組むとは思っていないのではないか。
あの社民党でも、拉致問題は公約の中に入れている。下から3つ目だが、「北朝鮮が拉致問題に誠実に対応することを強く求めつつ、日朝平壌宣言に沿って両国間の懸案事項が解決され、早期に国交正常化が図られるよう努力します」などといっている。今までやってきたことから見れば、この公約で言っていることは、特に何もしない。ただ、政府が北と交渉することには反対しないというくらいの意味だろう。
民主党のマニフェストでも拉致問題は一番終わり最後から2ページ目にやっと出てくる。対北朝鮮外交の主体的展開というところの終わりのほうに2行半でてくる。
「わが国にとっては、拉致問題の解決が不可欠であり、拉致問題に関する各国の認識の共有を図りつつ」。これだけだ。
民主党としては積極的にはやらないと言っているとしか思えない。
この選挙では日本人が拉致問題に強く関心を持っているということを、内外に強く示すことが必要だと思う。(中山氏に入れようといっているのではない。念のため。政党、候補者への投票にあたっては、マニフェスト等を参照し、拉致に取り組む姿勢も考慮すべきだ。ということです)