中国の水生態悪化 毎年20個の湖沼が消える
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▼2007-07-15 中国スポットニュース【新唐人日本】より
1 、四川省 通江県は激しい豪雨と洪水の被害
7月初め、四川省通江県はめったにない特大な豪雨と洪水災害に見舞われ、その中、芝苞郷では251軒の家屋が倒壊して、交通、電力、通信などが全て中断しました。
2 中共の新型武装攻撃ヘリコプター 試行中に墜落
中国人権と民主化運動の情報センターの報道によると、中国の開発途中の新型武装攻撃ヘリコプター(WZ-10)は、11日に江西景徳鎮近くを試験飛行中、飛行機が墜落して、機首が折れて、5人負傷しました。
3 長江流域のブタブルーイヤ疫病が発生 事態深刻
中国一部の地域特に長江流域の各省は、最近ブタのブルーイヤ疫病が発生して、情況は深刻です。今年に入って、中国で25の省に相次いで高病原性ブタのブルーイヤ疫病が発生し、10日までで、発病している豚は計14万3千221頭、内の3万9千455頭が死亡しました。
4 日本は大陸の冷凍うなぎよりマラカイトグリーンを検出
群馬県の「健康福祉局」は近日スーパーマーケットで販売されている中国製の冷凍うなぎの蒲焼より、使用禁止の添加物の「マラカイトグリーン」を検出しました。輸入業者はすでに自発的に、この大陸から輸入したうなぎを回収しました。
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▼中国の水生態悪化 毎年20個の湖沼が消える【新唐人日本】
アナウンサー: 中共国家環境保護総局の7月12日の宣言によると、中国大陸では湖沼の生態能力退化問題が深刻で、過去50年間に、約千以上の内陸の湖が消え、平均毎年20個の湖沼が消えてしまいました。当社記者の馮学斌さんに紹介していただきましょう。
馮学斌: 中国では長期に渡る水資源危機の問題が存在するだけでなく、現在の水汚染問題は「危険臨界点」にまで達しています。中共国家環境保護総局は12日宣言を発表し、中国の水環境悪化情況はますます厳しくなっていると言いました。2006年は、全国の地表水の水質汚染は全体的には中度ですが、その中に、遼河、海河の汚染は重度でした。主な湖の水質も悪化していました。現在平均毎年20個が消え、その中に、「千個の湖がある」と呼ばれる湖北省では、現在300個ぐらいしか残っていません。
馮学斌: 5月江蘇省の太湖が藍藻類に汚染された後、巣湖、デン池及び三峡ダム地区支流などの流域でも大規模の藍藻類汚染が現れました。最近、いろいろなマスコミに報道されましたが、世界中で最も古く、1500年の歴史がある京杭(北京から杭州)大運河も「千年ぶりの大劫難」に遭い、一部流域はほとんど水がなくなり、多くの川道はゴミ置き場となっています。河沿いの工場から重金属と有害物がたくさん排出され、河を激しく汚染しており、魚はほとんど消えてしまいました。河北省と山東省の境界に住んでいる農民は、汚染された地下水を飲用するため、癌になった人がたくさんいます。
アナウンサー: では、大陸の水生態悪化の主な原因は何でしょうか。中国の7大流域の現状はどうでしょうか。
馮学斌: 湖周辺を盲目的に開墾し、水資源を過度に利用し、しかも、工業排水による汚染などが水生態を悪化させる原因です。専門家の指摘によると、当局の工業汚染防止に努力が足らないのも無視されない原因です。
馮学斌: 中共国家環境保護総局副局長・潘岳氏は、7大水系の主流は水量が多いため、水質にあまり問題がないですが、その他のすべての支流はほとんど深刻に汚染されています。汚染が深刻なため、一部の水域では人体でも触れられないほど汚染されており、農業用水に使うことは全然不可能です。長江、黄河も全部激しく汚染され、しかも、これらの河に頼って生活している数億人の民衆の生活に影響を及ぼしています。
馮学斌: 黄河の水資源は毎日、衰弱していっています。黄河両側の50以上の都市の排出する工業と農業及び住民の生活用水が流量の70%以上となり、黄河として20年来頻繁に水がなくなってしまい、海に流れ込む水量がだんだん減っています。専門家の予測によると、2020年から黄河下流では一年間ずっと枯渇する現象が起き、黄河もこれから内陸河となります