イスラエルからのニュース
2007年7月15日(日)
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*オルマート首相は、武装闘争を放棄することを条件にファタハ系テロ
リストに恩赦を認める考え。すでにアルアクサ殉教団のメンバー多数
が誓約書に署名したもよう。(H,Y,I,7)
*政府がDFLPの指導者ハワトメの西岸地区入りを許可へ。PLOの
会議を開催し、アッバス議長の支持体制を固めるため。(H,P,Y,7)
*パリ近郊でヒズボラを含むレバノン対話会議。政権運営を再び軌道に
乗せるためフランスが企画した。フランスはイスラエルに対して、ヒ
ズボラ代表の誘拐や暗殺を行わないよう警告した。(H,Y,I)
*自治政府のファイヤド臨時内閣が30日の期限切れで辞職。アッバス
議長は直ちにファイヤド氏を暫定内閣の首相に任命した。ハマスは新
政権の正統性を認めないと宣言した。(H,P,Y)
*スーダン等アフリカからの難民を受け入れる施設の準備中。準備に時
間がかかるため、暫定的に刑務所の施設内に収容へ。(H,P)
*シンベトが昨年夏の兵士誘拐に関係した武装勢力メンバーを逮捕。逮
捕は9日だったが、報道管制のため発表が遅れた。(H,P)
*ローマ教皇がペレス氏に大統領就任を祝う書簡。ペレス氏が地域を平
和に導くための影響力を発揮して欲しいと期待を示した。(P,Y)
*レビ系の祭司の子孫がエルサレムに集まり大規模な集会。祭司の会合
が行われたのは第二神殿時代以来初めてだという。(I,7)
*米国がガザに対する退避勧告を更新。西岸地区へは立ち入らないよう
にし、イスラエル全域で注意して行動するようにとの内容。ちなみに
日本はガザに退避勧告は出していない。(Y,I,7,外務省 )
2007年7月16日(月)
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*シモン・ペレス氏が第9代大統領に就任。イツイク大統領代行は「我
々はあなたの夢を嘲笑した」と謝罪して新大統領を祝福。ペレス氏は
「老人は夢を見る」とヨエル書を引用して抱負を語った。(H,P,Y,I,7)
*ヒズボラに昨年誘拐された国防軍兵士2人は生存していると、フラン
スの外相。解放交渉は国連とフランス経由で進行中という。(H,Y)
*武力の放棄と引き換えに恩赦を与えるテロリストの中にアルアクサ殉
教団の指導者ズベイディが含まれていることが判明。一時、ズベイデ
ィは対象外だとの情報が流れていた。(H,P)
*パレスチナの詩人で66歳になるダルウィシュ氏がハイファで講演。
ハマスとファタハの分裂は自殺行為だと痛烈に批判し「おかげでパレ
スチナの独立は世界の七不思議の一つとなった」と皮肉った。(H)
*カツァブ前大統領は新大統領の就任式を欠席し、セクハラ訴訟の対策
を弁護士と協議。被害者への700回の通話記録は、その女性と当時
恋愛関係にあった運転手がかけたものだという。(H,P)
*右派活動家数千人が、国防軍の警告を無視して火曜日に入植地跡ホメ
シュに行進へ。国防軍は右派との対決に備えている。(P,Y)
*ショハト委員会が、今日、大学改革案を提出へ。70%の授業料値上
げを含む案で、学生側の反発は必至。(H,P)
*ガザでインターネットカフェなどを襲撃していた2つのテロ組織を、
ハマスの治安部隊が摘発。これらの組織はアルカイダ系と見られてお
り、西欧文化に関連した商店や施設の襲撃を続けていた。(P)
2007年7月17日(火)
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*アッバス議長とオルマート首相が、昨日エルサレムで会談。オルマー
ト首相はアッバス議長にハマスの排除を要求。アッバス議長は最終地
位交渉をすぐに始めるようオルマート首相に要求した。(H,P,Y,7)
*ブッシュ大統領が中東政策の方針演説。流血と暴力のハマスを孤立さ
せ、アッバス議長の新体制を支援する考えを示した。また、年内にア
ラブ諸国を含む国際和平会議を開催することを提案。(H,P,Y)
*ブッシュ大統領の演説をイスラエルは歓迎。ハマスは反発を強めてお
り、アラブ諸国に対して米国に同調しないよう呼びかけた。(Y)
*西岸地区入りを許可されたDFLPのハワトメが「イスラエルの決め
たいかなる条件にも従わない」として西岸地区入りを拒否。(P)
*カッサム砲がスデロットの民家に
着弾し、住民の男性が負傷。(H,Y)
*インドで日曜、強盗に殺害されたイスラエル人の若者の遺体を回収へ。
兵役を終え、インドで休暇を楽しんでいたという。(H,P)
*ハマス本部のマシャールが、ガザ制覇の際に一部のメンバーが過ちを
犯したと謝罪。具体的な「過ち」の内容には言及せず。(P,Y)
*ヒトラーの「我が闘争」の著作権が切れ、多数の再版本が流通中。反
論つきの本を出版すべきだと、ドイツの歴史家が提案した。(H)
*ハマスの治安部隊が拘束した人々を拷問・殺害しているとパレスチナ
の人権団体が告発。ハマスはガザ制覇の後も、ファタハメンバーの拘
束・殺害を一部で続けているもよう。(H)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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インドで、強盗に殺害された元兵士のことも、ヒズボラに去年誘拐された
兵士たち2人のこともイスラエル人は、気にしている。
日本人は、200人以上、北朝鮮に日本人を拉致されているというのに、
結構、しらっとしている。もう、何年も拉致された日本人のことを
放置していて、小泉元首相以外、誰も真剣に助けようとしなかった。
小泉元首相は、うわさでは何家族かを取り戻すために、北朝鮮に金を払った
そうだが、北朝鮮は最初から拉致した日本人を何年も前から取引に使うつもり
で、特殊任務から切りはなして日本人村で隔離していたそうだ。
人身売買みたい。
でも、身代金を払ってでも、何家族かを取り戻したのは、よかったと思う。
拉致されたのに、金で取り戻すのもバカバカしいけどね。これも、日本に
軍隊がないから、何も打つ手が無いので金で解決するしかないからだね。
イスラエルは、自国民が誘拐されたら、すごく怒っている。それをきっかけに
戦争までしている。今は、そのことでイスラエルは後悔しているようだけど、
イスラエルの方が、よっぽど、国としてきちんとしていると思う。
国民を大事にしていると感じる。でも、湾岸戦争の時に、全国民に配った
毒ガス用の防御マスクの使用期限が切れているのに、新しいマスクを
配れないでいるし、学費も値上げしようとしている。お金が無いみたい。
ガザからは、あいかわらず、カッサム砲が飛んでくるし、ケガ人も出ている。
イスラエルも大変だ。フランスと国連は、ヒズボラに誘拐したイスラエル兵を
解放するように交渉中。フランスは、偉いなあ。イスラエルは周りをアラブの
敵に囲まれているのだから、他の国が間に入って助けてあげないと、
どうしようもないからな。日本人の中には、イスラエルが全面的に悪いと
本気で言う人がいるが、パレスチナ人のしていることを見ていると、どっちが
「話にならない連中」なのか、分かるはず。パレスチナ人の詩人も嘆いている。
周りの国が妥協点を見つけてあげないと、平和なんて来ないでしょう。
どこで妥協するか話し合わないと、永遠に戦争を続けていないといけない。
でも、イランが中国製の武器をどんどんテロリストに提供しているようだ。
パレスチナは、産業も無く、雨も降らず、貧しい荒地でみんな放牧で生活
していた。パレスチナ人はイスラエル人に土地を売り、イスラエル人は
海沿いの町で平和に暮らしていた。イスラエルが戦争の時にイギリスに
協力して、イギリスの約束どおり、国を持ったら、雨も降り出した。イスラエル
も一生懸命開墾して豊かな農地が広がり、産業も発展した。周りのアラブの
国が何度も何度も攻めてきたけど、必死で戦って戦争に勝ってきた。
2000年も、国を亡くしてフラフラ世界をさまよっていたら、普通はそんな
民族は消えてしまうのに、イスラエル人は消えなかった。
きっと、聖書の約束のように、元の場所に戻れると信じてきたからだ。
神さまの約束を信じる強い心があったから、今まで生き残ってこれた
民族なんだ。日本人だったら、アメリカに3代住めば、すっかりアメリカ人に
なってしまって、自分たちは日本人よりもアジア人だと思っている。
日本人の民族意識なんて低いもんだ。世界中にバラバラになったら
きっと、混血をくりかえして、日本語も忘れて消えていってしまうと思う。
日本の周りの国も話せば分かる人々が住む国々ではないし、
チュウゴク軍の偉い人なんか、「日本なんか一時間で地球上から消せる。」と
本気で言うような人が2人もいるし、オーストラリアでチュウゴク人のトップが
「日本なんて国はね、2010年には消えて無くなっていますよ。」とか言った
らしい。チュウゴク人は戦争が大好きな民族だから、日本人は警戒していな
ければならない。チュウゴク軍は、政府より強いらしくて、軍の予算は
文句を言わなくても、要求した額だけもらえるらしい。軍の実力者はいったい
誰なのか、誰も分からないらしい。表に出ているのはデコイで、
(木彫りのニセモノ)全然、力は無いらしい。何もかも不透明だから、日本は
軍備を整えてチュウゴク軍に簡単にバカにされないようにしなければならない。
チュウゴク軍は自信を持ったら攻めてくるからね。蒋介石も自信を持ったら
上海の租界の日本人を攻撃したからね。反日のチュウゴク人よりも、
侮日の軍人のチュウゴク人の方が恐いのだ。と、言うわけで、日本が
イスラエルから学ぶことは多いと思うが、左翼系の団体はガザに興味があって
パレスチナ人にばかり同情する。イスラエル人は、ずっと昔からあそこに
住んでいて、ローマ人に追い出されてバラバラになって、やっと不屈の精神を
発揮して戻ってきたところなのにな。他に行くところもなく、周りは敵だらけ。
聖書に書いてある神さまの約束を信じて元の場所に帰ってきた特別な民族
なんだけどね。イスラエルの苦悩はまだまだ続く。
イスラエルも必死なんだよ。日本も、必死に生き残ろうとしないと本当に
滅びてしまうよ。せっかく、長い間続いた国なのに、チュウゴク化してしまったら
悲しすぎる。日本は、日本人の国なのだ。たとえ地震で滅びることに
なったとしても、外国にやられて滅びるのは嫌だ!日本人はそんなにひ弱な
民族ではないはずだ。アメリカにやられたぐらいで、
ちじこまって、周りの国にへいこらして国民の税金を大判振る舞いしている
場合か。