新潟で震度6の地震 | 日本のお姉さん

新潟で震度6の地震

柏崎市では数十棟の家屋が崩壊している。火災が発生している。

あちこちでガス漏れがしている。生き埋め2件。1件は救助できた。

柏崎原発4基は、地震のため緊急自動停止した。3号基の屋外の

主変圧器から火災が発生したが、タービンたてやに燃え移る恐れはない。

消防車は、他の火災の対応に忙しくて、原発には来れないもよう。

 16日午前10時13分ごろ、新潟県上中越沖を震源とする地震があり、新潟県柏崎市などで震度6強を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ、マグニチュードは6・6と推定される。

 この地震で新潟県に津波注意報が発令された。
7月16日10時43分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070716-00000003-yom-soci

 16日午前10時13分ごろ、新潟県上中越沖を震源とする地震があり、同県柏崎市、長岡市、長野県飯綱町などで震度6強を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ、マグニチュードは6・6と推定される。

 この地震で新潟県、佐渡に津波注意報が発令された。

 主な各地の震度は以下の通り。

 ▽震度6弱 新潟県上越市、小千谷市▽震度5強 三条市、十日町市▽震度5弱 魚沼市、南魚沼市▽震度4 糸魚川市、妙高市

7月16日11時8分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070716-00000003-yom-soci
東京電力柏崎刈羽原発(1~7号機、新潟県柏崎市・刈羽村)では、稼働中の2、3、4、7号機が自動的に緊急停止したが外部への放射能漏れはなかった。しかし、地震発生直後の午前10時15分ごろ、3号機のタービン建屋に隣接した変圧器から火が出ているのを同社員が発見。約1時間後に駆けつけた消防署員が化学消火剤で消火したが、約2時間にわたり黒煙を上げ続けた。
 東電と経済産業省原子力安全・保安院によると、同原発から中越沖地震の震央までの距離は約9キロ。今年3月の能登半島地震では、北陸電力志賀原発と震央との距離は18キロで、国内では最も原発の近くで発生した大地震とみられる。
 同電力によると、燃えた変圧器は、原発で発電した電気の一部を発電所内で使用するために電圧を下げる機器。社員ら4人が周辺の機器を消火栓で冷やし、化学消火剤の準備を始めた。地元の消防隊が到着したのは通報から1時間以上が経過した午前11時35分ごろで、鎮火が確認されたのは午後0時10分だった。地震による混乱で消防の到着が遅れたとみられ、原発の地震対策で新たな課題が浮上した。
 出火原因は不明だが、同社は、変圧器内の油が地震の揺れで漏れ、引火した可能性も含めて調査している。【中村牧生、高木昭午】
 ◇想定上回る揺れ
 今回の地震では、同原発1号機の地下5階での揺れが最大で680ガル(ガルは加速度の単位)に達し、耐震設計上想定した揺れを約2.5倍上回った。想定を上回る揺れが観測されたのは東北電力女川原発、北陸電力志賀原発に続いて3基目。原発で観測された揺れとしては過去最大で、原発の耐震想定の甘さが改めて問題になりそうだ。
 東京電力は88年、同原発の国への設置許可申請にあたり、大きな揺れをもたらす地震として、当時の国の指針に基づき、原発直下で起きるマグニチュード(M)6.5の地震や、内陸部の断層による地震などを想定した。しかし、今回は原発から9キロでM6.8の地震が起きた。
 建設時の調査では、近くの海底に4本の断層が見つかったが、断層の長さが短いなどの理由で、大きな地震は起きないとみなされた。4本とも、今回の地震を予測させる断層ではなかった。
 指針は昨年9月に改定された。東京電力は「今回の震源は海底だが、原発建設時に想定した内陸の断層が海底までつながって動いた可能性もある。想定が甘かったという評価はありうるかもしれない。新指針に沿って耐震性を調べ直しており、今回のことを含めて対応したい」と話している。
 この地震では、敷地内の土捨て場の一部も崩れた。同社は「原子炉から離れており、問題ない」と説明した。【高木昭午】


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 甘利経産相は17日、中越沖地震により東京電力の柏崎刈羽原発で火災などが発生した問題について、「(消防車が来なくても、電力会社が)自力で消火できる体制を取ってほしい」と発言、地震時の火災に対する東電の備えの甘さを批判した。同原発では、火災発生から消防車の到着まで1時間以上、鎮火まで約2時間かかった。

7月17日13時37分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070717-00000054-mai-pol