雨ニモアテズ | 日本のお姉さん

雨ニモアテズ

「テレビに吸いついて遊ばず」が、

おもしろかったので、、、、、

紹介しました。

朝からアクビするのは、夜更かしして

テレビを観ているかパソコンで遊んでいるからだし、

運動をして鍛えていないし、

朝ごはんをちゃんと食べていないから

貧血で倒れるんだよね。


でも、サッカーや野球の選手が若いのに

しっかりしたことを言うし、堂々としているのは、

いいなと思う。ものおじしないところは、

いいんじゃない?外国に旅行に行っても

日本人は明るく元気にしている。

やっぱり、「日本人です。」といえば、みんなが

好意的に見てくれるから、日本人も

いい気分で旅行ができるんだよね。


チャイナの重慶では日本人ですと言えば

若い人に囲まれて殴られる恐れもある。

実際、殴られたという日本人がブログで訴えていた。

日本大使館に言わないようにとチャイナの警察に

言われたそうだ。

チャイナ以外では、みんな日本人に対して

好意的な態度を見せてくれる。


イスラム過激派は知らないが、

アラブ人でも、日本はいい車やモノを作る国というイメージが

あるようだ。トルコ人は、日本のことを、原爆が落とされて

気の毒だと考えているし、ロシアに島を盗られっぱなしだと

言うのを同情してくれたりする。

日本という国の評判がいいと、旅行やビジネスでなんとなく、

日本人が得をする場面が多いような気がする。


会社の女子社員を見ていると、結構、みんなちゃんと

躾けられていて、いい子ばかりだ。

たまに、躾けられていない子もいるけれど、

30歳を過ぎれば、「ややマシ」になってきている。

他の国の若者とくらべれば、日本の若者はかわいい方

だと思う。文句ばっかり言って、感謝するとか、

人の好意を喜ぶ気持ちが無い国の若者より、ずっとマシだ。

近所の子供たちも、すれ違ったら挨拶してくれる子もいるし、

親がしっかりしていれば、子供もちゃんと

いい子に育っているんだと思う。


ニートや引きこもりになった子供を抱える親は、

何でも、人のせいにする傾向があるような気がする。

それと、甘やかして、「嫌ならしなくていい。」

「嫌なら学校に行かなくていい。」と、常に子供に言うし、

自分の子供が他人に非難されることを極端に恐れていて、

仲良くなって家から連れ出そうとする子供や自分の友達に

対しても、警戒心を丸出しにして、子供を守るかのように

助けを拒否するんだから親の被害妄想が強いんだと思う。

親がそもそも問題なんだと思う。

他人の助けを借りないと、解決できない問題もあるのだ。

そこを素直に認めないと、何も始まらない。


ニートや引きこもりの親を3、4人見たが、共通点があると思った。

ある番組で引きこもりを助ける会の方が同じようなことを言って

いたから、ちょっと自信を持った。

自分の子供が弱くて世間の波風に耐えられないと考えるのは

間違いだ。子供は、結構柔軟性があって、少しづつ鍛えれば

なんとかなるのだ。でも、イジメられているのに、無理やり

同じ学校に通わせていると、自殺されても困るので、楽しく通える

学校に転校させるということも選択肢に入れてもいいと思う。

友人の子供は、小学校でイジメに会っていて、いくら親が小学校に

怒鳴り込んでもあまり改善されなかったので、中学校は

私立の規律正しい学校に入った。そこでは、イジメる子供もいなくて

毎日、楽しく通っているらしい。お金はかかるが、子供が毎日楽しく

過ごせるなら、いいんじゃないかな。


わたしの友達もだけど、日本のみんなは、一生懸命

子供を育てているんだなあ。偉いなあ。

わたしは、猫を飼うのだけで精一杯。

自分の世話でも、なかなかできない。

アメリカは、60年代が最高だったようで、みんな能天気に

生活していたようだ。今の日本の子供は、アメリカの60年代

ぐらいの雰囲気で育っているんじゃないかと、

勝手に思っている。今の日本の子供たちの着ている服や靴が、みんな

ゴージャスで、金持ちそう!みんな、すごくかわいい格好をしている。

日本の子供たちは、世界一かわいいんじゃないかと、

勝手に思っている。

躾けのことなら、親がちゃんと躾ければいいだけで、子供が変になったのは

学校の先生のせいじゃない。今の30代の親がちゃんと親から躾けられて

いないから、自分の子供も躾けられないのだ。

だから、親から躾けないとダメでしょう。ダメな家庭が増えると、

ダメな子供が増える。お父さんたちが、ちゃんと家庭に目を向けて

いないと、ダメな家庭になって、子供がダメな子になるんだと思う。

褒めながらも厳しく、でも常に愛情を感じさせるように、

怒りっぱなしでなくて怒ったあとで優しい声で、抱きしめたりしながら、

育てると伸びるとか、どこかの本で読んだことがある。

学校の先生たちは、今の子供は変だとかおかしいとか言うけれど、

今からでも、日本人はしゃきっとできると思う。

今のところ、わたしの会社に入ってくる新入社員はみんないい子ばっかりだ。

日本は、まだまだ大丈夫。今の小学生をきちんと育てたら、大丈夫。


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 詩人の宮沢賢治に「雨ニモ負ケズ」という有名な詩がある。東北地方で貧しい農民たちと生活をともにした賢治が、こういう人になりたい、と自分にいいきかせた素朴で力強い詩だ。

 そのパロディーに「雨ニモアテズ」というのがある。賢治のふるさと・岩手県盛岡市の小児科の医師が学会で発表したものだそうである。職業上多くの子供たちに接していて、まさにぴったりだと思ったという。作者はどこかの校長先生らしい。

 雨ニモアテズ 風ニモアテズ

 雪ニモ 夏ノ暑サニモアテズ

 ブヨブヨノ体ニ タクサン着コミ

 意欲モナク 体力モナク

 イツモブツブツ 不満ヲイッテイル

 毎日塾ニ追ワレ 
テレビニ吸イツイテ 遊バズ

 朝カラ アクビヲシ  集会ガアレバ 貧血ヲオコシ

 アラユルコトヲ 自分ノタメダケ考エテカエリミズ

 作業ハグズグズ 注意散漫スグニアキ ソシテスグ忘レ

 リッパナ家ノ 自分ノ部屋ニトジコモッテイテ

 東ニ病人アレバ 医者ガ悪イトイイ

 西ニ疲レタ母アレバ 養老院ニ行ケトイイ

 南ニ死ニソウナ人アレバ 寿命ダトイイ

 北ニケンカヤ訴訟(裁判)ガアレバ ナガメテカカワラズ

 日照リノトキハ 冷房ヲツケ

 ミンナニ 勉強勉強トイワレ

 叱ラレモセズ コワイモノモシラズ

 コンナ現代ッ子ニ ダレガシタ

 賢治が生まれて100年あまり。そのころ日本中はどこも貧しかった。

7月12日8時8分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000047-san-l38