この頃の日本の社会状況とメディア | 日本のお姉さん

この頃の日本の社会状況とメディア

ようちゃん、お勧め。↓

▼ペルー日本大使公邸人質事件解決後10年目の立候補。

(大日本セキュリティ総合研究所 )
今回の参院選挙で、最大のサプライズ候補といえるのが、

アルベルト・フジモリ元ペルー大統領ですね。

それも、ペルー日本大使公邸人質事件解決から10年後にあたる

今年の参院選に立候補したのですから。

誰もが予想しなかったでしょう。
しかし、この手の候補の当落を占うのは難しい。

ましてや、比例ともなると読めないですね。どうやら、予想も真っ二つに

分かれているようです。

選挙戦に事実上参加できないわけですが、では、どのような

メッセージを発するのか、興味は尽きないところですね。
で、実にタイムリーな話なのですが、フジモリ氏が拘束されている

チリの最高裁が、ペルーに送致せずという決断を下したようです。

ペルー側の異議申し立てが可能なので、今のところ、フジモリ氏の

仮勝訴ということろでしょうか。

やはり、ペルー大統領時代にチリとの国境紛争を友好的に解決した

事が、フジモリ氏へのシンパシーとなり影響したのでしょうか?

この人ほど毀誉褒貶の激しい人物がいないですね。


 今回の参院選で、日本の議員になる事により、ペルーへの影響力を

復活させようとしているのではないかといわれていますが、

大統領時代は、反対陣営から「フジモリは日本人だ。」と攻撃され、

しきりに「私は根っからのペルー人だ。」と反論してきたわけです

から、今回の立候補がペルーでのフジモリ氏の立場にどのような

影響を与えるのか、本人が一番わかっているわけです。
私は、今回の立候補は事実上、ペルーでの復権を断念したのだと

解釈しています。
選挙結果は予断を許さないのですが、日本人フジモリは何をするのか

興味深いです。
 
フジモリ氏の失脚は、諜報機関の濫用が原因です。

こいつは、まさに人質事件の真っ最中に発覚した事件であり、

ペルーの女性諜報員が、内偵先のペルー国軍によって惨殺されたと

いう事件が関係しています。

この事件の責任を追及された事が、大使公邸への強行突入の判断

に大きな影響を与えたといわれています。

(強いフジモリをアピールする必要があった。)

この諜報員殺害事件以降、フジモリ氏は国軍一辺倒ではなく、諜報

機関への浸透を強めるようになったそうです。

しかし、この諜報機関の濫用がフジモリ氏の致命傷になったわけです。
フジモリ氏ほど、諜報機関の事を知り尽くしている人はいないわけで、

日本の議員になったら、日本版CIA作りに参加してほしいなと個人的

には思うわけです。
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ようちゃんの意見。↓
★ここの所,明治期の日本の偉大な医学者の伝記を読んでいるけ

れど,北里柴三郎といい,森鴎外,野口英世と言う偉人達は,

伝記になるだけあって,その私生活はかなり仰天モノです,

女性関係も品行方正から程遠いし,癇癪玉は破裂させるし感情の起伏

が激しい人柄で,他の温厚な医学者とは破格です.

3人揃って海外留学したりで語学の才に恵まれてるし,度胸がある! 

毀誉褒貶の激しい人物というならこの3人を挙げるべきでしょう.


学問上でも間違えてる論文を書いた事も有れば,その事での激しい

論争も,普通の日本人のスケールを超えている.

だからこそ他人が出来ない業績にも輝いてる.完全無謬な温和な

人間ばかりが居たら,世の中はぬるま湯で進歩も改革も無い! 


時代が分水嶺にかかると天は不思議な人材を世に送り出します.

私は彼フジモリ氏が日本人として次の日本の荒波を越える一人の

ような気がします.彼には「決断力」がある!

今の日本人には「大使館突撃の命令を下せる」人材は日本には無い.
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ペルーがフジモリ氏をいらないなら、日本に欲しいですね。

しかし、ペルー国軍は、スパイだと分かれば、女性でも惨殺するんだ!

おお、こわ~!日本では、チュウゴク人女スパイは、スパイと

分かっても異例の速さで特別扱いされて日本人に気化しています。

当時の日本の首相と裸の付き合いをしている最中の写真をチュウゴクに

捕らせたスパイなのにね。当時の日本の首相も、チュウゴク人女性

スパイとねんごろになっているとばれても、首相を続けていた。

日本っていったい、どういう国なの?とにかく、その元首相は、

チュウゴクに都合の良いことばかりして、日本の税金で中国に大きく

近代的な病院を建てたり、東シナ海をチュウゴクのイチャモンに

答えて中央線でくぎったり、尖閣諸島の近くでガス田を林立させたり、

チュウゴク軍が台湾を威嚇して、大砲をどかんどかんと

撃ってきて、その弾が沖縄の近くの公海に落ちても、

「公海だから、かまわない。」と言っていたんだよ。

すっかり、チュウゴクに腑抜けにされていたんだ。

今から思えば、そういうニュースはひっそりと報道されて、

あんまり国民は気にしなかったんだ。

チュウゴク人女スパイの件も、ばれた後も、首相のままでいたけど、

抗議デモも起きていないんじゃないかな。

わたしは、そのとき、日中友好派だったけど、

さすがに、「なぜ、首相はクビにならない!?」と、不思議に

思いました。by日本のお姉さん

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▼台湾対戦車ヘリ調達駐米代表F-16も米と交渉産経 

7月12日 朝刊(最新ニュース)

概要]台湾の呉駐米代表(大使に相当)は10日、産経新聞記者の

取材に応じ、台湾が対戦車ヘリ「アパッチ」の改良型30機の

調達で米側と基本合意したことを明らかにした。


また、台湾が新型のF-16C戦闘機など66機の調達に向け、

正式交渉に入ったことを明らかにした。


台湾では立法院(国会)で対潜哨戒機P3Cを12機購入する大型の

特別予算案の一部が先月可決されていた。

これは中国側の軍拡が進む中で、台湾海峡の軍事バランスを均衡させ

る措置に動き始めたことを意味する。

台湾は1992年に米国製のF-16A型、B型(ともに旧式)

戦闘機を150機調達している。

今回はさらに最新式のF-16C型と、複座型のD型を購入したいと

いう。アパッチヘリはミリ波レーダーを搭載した改良型で、米側と

調達額をつめて来年度に予算化が図られる。


台湾では来年3月に総統選挙が控え、台湾側の予算案措置が

鍵となる。

[コメント]まさに大型の特別予算である。

アパッチヘリは陸上自衛隊が配備を始めたD型になるだろう。

すなわちアパッチ攻撃ヘリD型(AH-64D)である。

もう対戦車ヘリというレベルではなく、攻撃ヘリのほうが正確に

特徴を表している。

ところでAH-64Dにミリ波の索敵・射撃統制レーダーが着くと、

価格はF-16C戦闘機より高価になることをご存じだろうか。

自衛隊が導入した価格は1機が105億円(ミリ波レーダー搭載)

である。この額を初めて聞いて攻撃ヘリが100億円を超したことに

驚いた記憶がある。

同じ様にF-15戦闘機が100億円の大台を超えたとき、90式戦車

が10億円(今は8億円台に下がっています)の大台を超えた時は

驚いた。最新兵器がどんどん高価になったからだ。

逆に今のF-22戦闘機の1機250億円を聞いてもそれほど驚か

なくなった。

むしろ日本は秘密が守れないからアメリカの最新戦闘機を提供

出来ないという事態に驚いている。

台湾に向かう中国の軍拡を考えるなら、台湾軍の気持ちが分からない

わけではないが、中国とまともに軍拡競争をするなら台湾が不利と

思うのだが。

中国は半分ぐらいは台湾問題を口実に軍拡を正当化させている。

台湾軍がF-160C戦闘機が66機、P3C哨戒機が12機、

AH-64D攻撃ヘリが30機の増加で、中国軍との軍事バランスが

とれるというのも疑問である。


これは台湾が東アジア情勢(戦域)に含まれることを希望しての

軍事増強の可能性がある。

台湾がひとりで中国に向き合うには力不足だが、アメリカや日本を

巻き込めば軍事バランスが均衡する。

そのうち朝鮮半島(全域)や台湾で、戦闘部隊を指揮する最高

司令部が、すべて日本の座間、横田、横須賀に集まるなってことに

なる日が近いのか。(冗談です。冗談、冗談ですよね)。

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▼社会の保守化とメディア(1)カウンターメディアとしてのネット(ワイルドインベスターズ ブログ )

あまりテレビを見ない私が言うのもなんですが、安倍政権叩きが加速しているようですね。今の政権に関係ないようなことでも材料にして、楽しそうにやっています。閣僚がやっていることを見ると、確かに褒められたことではありません。ただ野党側の違法献金・不明朗支出・失言はあまり取り上げられず、自民だけが叩かれるのはフェアじゃないなあと感じています。まあ今月は参議院選挙がありますから、マスコミが政権を叩こうとするのはわかりますけどね。メディアは本質的に反権力です。もっと正確に言えば、国家権力を言論で攻撃する別の権力です。

そうでなければ「政府=マスコミ」となって、どこぞの

独裁国家と同じになってしまいます。


だからメディアは本質的にどうしても「保守的」より「進歩的」になると

いう事情はわかります。


自由主義諸国は「報道の自由」をある程度制限することはできますが、

メディアを封じたり壊したりはできません。

他のメディア(カウンターメディア)で対抗するしかないのです。

しかし国民の判断が鈍っているときに巧妙にメディア操作されてしまう

と、民主国家が一気に独裁国家になってしまうことはヒトラーが

証明しています。

民主主義は綱渡りのようなバランスで成り立っているということです。

日本のマスコミは「反権力」が過ぎて「反政府」「反日本人」になって

しまい、首をかしげる報道をよく目にします。

しかしそれは程度問題であって、先進国を見るとマスコミはほとんど

リベラルであるような気がします。

意地悪な言い方をするなら「統治する責任を持たない者の絵空事」が

淘汰されず、生き残りやすい素地がある独特の世界ですね。

その中でも日本が特別なのは、売国メディアという珍しいカテゴリが

元気一杯ということです(笑)。

ところがネットによって民間の情報共有が進むと、「国民と政府を

分断する」という全体主義国家の工作が効かなくなってきました。

民衆がそれぞれブログなどを持ってプチメディアとなり、カウンター

メディアとしてマスコミを牽制するようになったのです。

(ネット以前)
         -----------
  打倒    / 政府・権力者\
↑    /----------------
分断工作← / ←マスメディア ←\←外国の干渉      
   ↓  /---------------------   
  洗脳 /  孤立した民衆    \
     /                \
     -------------------------------

(ネット以降)
          -----------
支持→→→  / 政府・権力者\
↑  ↑    /----------------
↑ 分断← / ←マスメディア ← \←外国の干渉      
↑ ↑↓ /-------------------   
チェック / 民衆プチメディア   \
     /   ネットで情報共有   \
     ---------------------------

(参考:独裁国家)
          -----------
 弾圧・支配  / 政府・権力者\
↓    /----------------
  洗脳   /   マスメディア  \      
   ↓  /--------------------   
 奴隷化 /  孤立した民衆  \
     /               \
    ----------------------------

これは画期的な出来事と言えるでしょう。

国民の判断力やバランス感覚が健全である限り、

「民主主義は強化された」と言ってよいかもしれません。

それで最近感じるのは、マスコミ世論とネット世論の乖離です。

それはしばしば、選挙予想と結果の違いになって表れます

都知事選でいくら足を引っ張っても石原氏が勝つ。

フランス大統領選でいくらロワイヤル氏に肩入れしても、

サルコジ氏が勝つ

世界的に保守化してきたような風を感じるのです。

これはあくまでも自分の感触です。

後述するように日本には「階層の固定化」→「階層の対立」→

「二大政党制の定着」という可能性があります。


そのような流れの中で極右政党が議席を伸ばす可能性があります。

むしろこれまでなかったのが不思議で、遅いぐらいです。

今回の参議院選挙については、自民への批判票が民主にすんなり

流れるとも思いません。


なぜなら自民の支持者は「他よりもずいぶんマシ。

選択肢ねえよなあ」と消去法的に入れている人が相当いるからです。

マスコミの報道で態度を変える「浮動票」があるなら、とっくの昔に

反自民になっているはずです。


それにマスコミの手口として、選挙直前まで延々と

「反自民キャンペーン」をやり続けて、数日前から

「与党が思わぬ善戦!」(だから手を抜かずに選挙に行って

自民を落とせよ)と煽るパターンがあります。


で、それがうまく行かないと「民主主義は死んだ!」と嘆いて

見せます。いや、死んでたのはお前の予測力だって(笑)。


ですから、今の「自民惨敗」という予想をそのまま受け取る気に

はなれません。自民が議席を減らすにしても、共産党とか、

国民新党とか、もっとマイナーなところで新風などに票がどの程度

流れるのかに注目しています。(続く)