食の安全学 -チャイナの言い分ー
ようちゃん、お勧めブログ記事。↓
■シンガポール・ストレートタイムズ:
月餅のニセモノが多いですよね。ま、月餅はひとつの例ですが。こういったニセモノ、粗悪食品をどうやって市場にでるのを防止するのか、説明してもらえませんか。
(いろいろ、説明してくれているけど、いまいち、どうやってニセ食品が市場にでまわるのを防げるのか、わかんないなあ。月餅を例にわかりやすく説明してみて)
■オ建平:
①我々には監督管理制度があります。たとえばすべての月餅生産企業がわれわれの制度下にはいれば、不合格の月餅は市場に流れません。月餅の原料から把握し、もし月餅に賞味期限切れのアンをいれることがあれば、その企業は、その後生産ができません。月餅の製造機械は必ず合格基準に合致したものとします。さらに、設備の検査、貯蔵の仕方、作業員の資質など10項目にわたる要求があります。これら基準をみたした企業が、我々の批准を得て、月餅生産許可証をえます。
また、その後もこの企業にたいしては日常的に監督管理を行います。我々はパトロールし、不定期に抜き打ち検査を行います。もしパトロール中に、問題が発見されれば、関係部門が企業に改善を促します。品質検査を行い、国家安全基準、衛生基準、品質基準に適合するかどうかを調べ、問題が発覚すれれば、月餅生産資格を取り消し、生産停止命令をおこない、整頓したのち、やっと生産を許可します。問題商品は我々が責任をもって回収させます。(我々にはパーフェクトな管理監督制度があります。その管理監督の目の届く企業は大丈夫。目の届かない企業はしりません…)
■②月餅生産企業が市場で商品を売る場合、検疫当局、工商当局、衛生当局が品質検査を行います。ここでも問題が発覚すれば、企業に改善するよう命令します。
③検疫当局の品質保証システムは信頼できます。産品の品質は何度も抽出検査が行われ、優秀な商品はサポートし、中国ブランドを育て、国家免検制度を実行し、消費者を良い商品に導きます。国家免検(検査する必要無しと太鼓判が押された商品)や国家著名商品などの産品は、購買監督検査で合格した商品です。
(市場に出た商品についても、何度も抽出検査で品質を確かめ、優秀な産品は中国ブランドを確立させ、消費者に推薦します。〝国家免検〝のマークがついた産品は、我々がオススメの中国ブランドです。)
注)でも、免検マークや緑色マークといった権威付け認証マークは、ニセモノが多いし、金で取り引きされている部分があるのも事実。
■司会者:ここで、農産品と動物産品の安全について、農業省の人に語ってもらいましょう。(みんな平等に発言させないと、けんかになっちゃう)
■張延秋:では簡単に。わが国の農業は、数量の問題は解決しているのですが、品質安全のほうはこの6、7年の間、「農産品品質安全法」が発布されてやっと法制とシステムの枠組みの基本が形成されて、比較的おおきな向上がみられたところです。今年4月の大都市のモニタリングでは、野菜の残留農薬合格率は98・3%、水産品のクロロマイセチン汚染の合格率99・4%、畜産品痩肉精汚染合格率98・9%でした。北京、天津、上海、深センの四大都市は、2001年にくらべて合格率が30ポイント以上高くなりました。
(農産品の残留農薬、水産品のクロロマイセチン、畜産品の痩肉精汚染の合格率は2001年までは、大都市部でも7割前後だったけど、今は99%近く。ずいぶん改善されましたよ~。だからほめてください。農村部の数字は、まだ低いのでいえません。)
■司会:衛生省の人にも発言してもらいましょう。
■王雪疑:我々はみんな非常に密接に協力しています。衛生省の仕事についていえば、スダンレッド入り鴨卵(紅心鴨蛋)事件ではがんばりましたよ。われわれは毎年、全国疾病予防システムにおいて、22種類の食品100万サンプルについて、検査を行います。また、食品汚染と人の健康に関するモニタリングネットを確立し15省で、大量の仕事をしています。また食品生産加工企業は検疫当局による認可以外に、衛生省による衛生許可証も必要なのです。食品の消費プロセスにおいて、衛生省は毎年、全国的な抽出検査を行い、この検査で不合格がでた産品や生産企業は、ブラックリストにして公開します。
(衛生省もがんばっていると、アピールしなきゃ。みんなにまけちゃう)
■ブルームバーグ:質問が2つあります。まず農業部門のかたに、農業生産と農産品安全の間の問題をどうやって解決するか。つぎに、中国国家が推薦する中国ブランド食品の話がでましたが、消費者からは評価されているんですかね。(農産品の生産性と品質安全の間にある問題はどうやって解決するんですか。あと中国の推奨ブランドって信用できるんですかね)
■張延秋:農産品と農業問題については私が説明しましょう。皆さんご存じのように、中国は農産品の品質安全問題と同時に、生産者側の生活の問題があります。この6、7年は農民もようやく暮らしの問題が解決され、農産品の品質安全問題に意識がいくようになりました。しかし、我が国の農業の生産規模は小さく、分散し、従業員の質は低い。これが我が国の国情です。
(農民にはまだ、農産品の品質に気を配る余裕がないんだよ)
■こういう状況で、いかに農産品の品質安全を守るか。三つの方面からこの問題に答えましょう。
①「農産品品質安全法」が農産品生産企業と農産品生産専業協力組合を規定し、自主的に検査し、農産品の収穫時の安全を保証する。
②農業省は目下、農業産業化と農村経済組合の発展に力をいれ、農民組織をつうじて、農産品安全の標準化をすすめようとしています。
③農民組織は、農産品の市場参入の際にも抽出検査による監督を行ってもらい、卸の段階の品質安全に責任をもってもらう。もし問題が発覚したら、主管部門に報告し、法にしたがい処理する。
(方法論としては、農民の組織化による自主検査を品質向上につなげます)
■オ建平:国家免検、中国ブランド、中国有名ブランド輸出免検(輸出時検査免除)に指定された企業は、売り上げが毎年50%から100%のびている。ブラックリスト入りした企業は、基本的に業界で生き残ることが難しいです。(国家推奨ブランドに選ばれると消費がものすごくのび、ブラックリストに入ると倒産するのだ)
■司会者:みんなに食品医薬品の安全をより理解してもらうために、こんどは検査モニタリングセンターの取材などアレンジしますよ。会見はこれで終わります。
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テレビでみるチャイナの会見のようすでは、
常に、他国のせいにするか、
「チュウゴクは発展途上国だから。」というか
どちらかだな。
それと、不都合な数字は、
「13億人で割ればたいしたことは無い。」
なんて言うんだもの。
留学生ですら、そんな言い訳をするらしい。
それも洗脳の一種かな。
道徳教育がまるで、なってないんだよ。
他人の命より、金が欲しいという連中ばかりだから
恐いんだよ。
チャイナの人々は、
ちょっとでも、レストランで出された物に違和感を覚えたら
めちゃめちゃ大騒ぎして、
「こんな料理、食べられるか!!別の皿をもってこい!」と
言うそうだ。
日本人駐在員は黙って出された物を食べてゲリをするのだそうだ。
わたしも、日本の話だけど、冷麺の上に乗っていたくらげが
変な味だったのに、クラゲつきで1000円の高い冷麺だったので
もったいないと思って食べてしまって、その後、おなかを壊して
苦しんだことがある。それから、くらげがいくぶん嫌いになった。
ちょっとでも、「ん!?変だぞ!」と感じたら、
食べないのが、チャイナ式自己防衛のやり方で、
もったいないと思って食べるのは食の安全が保障されている
場所でだけの話だと、上海在住の日本人が無料メルマガで
書いていた。
今は、どこのレストランも加工食品も食材がチャイナからかも
しれないから、日本も安全ではない。輸入の時に、ちゃんと
検査をしていると思うけど、検査から逃れて日本に入っている
ものだってあるかもしれない。違和感を感じたら食べないのが
正しい。
この間、道端で野菜を売っている人からきゅうりを
3本100円で買ったのだが、食べると舌がピリピリしびれるのだ。
ちゃんと洗って食べたから農薬の影響では無いと思うけど、
上から下まで、外側から中身まで、食べると舌が痛くなるのだ。
食べた後も、ずっと舌がしびれて、なかなか治らなかった。
うがいして歯も磨いたらやっと治った。
友達に言うと、「そんな道端で売っているような野菜は、変なものが
あっても、文句を言いにいけないからわたしは買わない。」と言われた。
「舌がしびれるきゅうりなんか、捨ててしまいなさい。」と言うので、
もったいないけど、全部捨てた。
農薬かけすぎのきゅうりだったのかなあ。ただのできそこないかな。
あれは食べられるしろものではなかった。ちゃんとした店で買わないと
ダメだなと思った。