今日の無料メルマガ「軍事情報」はいい!
こんにちは!!
エンリケ航海王子です。
「信頼できる情報源を教えてください!」
「情報源を見つけるのって、ほんと大変なんだよ!」
こういうことば、よく聞きます。
わかりました。
今これをお読みのあなただけに、とっておきの情報源をお教えしましょう。
ここが、なにより素晴らしいと思うのは、
・地政学的観点から世界の姿を捉え、わかりやすく伝えていること
・世界の現実を、「きれいごと」を一切排除して解説していること
・日本、日本人への深い思いが伝わってくること
です。
ありそうでないんですよね、こういうところ・・・。
最新の情報では、
・米ロ首脳会談の読み解き
・米の東欧ミサイル防衛施設建設計画とその戦略とは?
・イラン核問題とロシア・欧州・米の思惑とは?
・米ロが欧州でほんとに狙っていることは?
など、興味深い事柄が解説されていました。
「ここ」です。
↓ ↓ ↓
========================================================
★ブッシュはなぜ金正日にやさしいの?
わけのわからない国際情勢を世界一わかりやすく解説するメルマガ。
しかし、きれいごとは一切いいません。
筆者は、日本人ではじめてロシアKGB・外交官養成所モスクワ国際
関係を卒業。その後某共和国の大統領顧問に就任。プーチン大統
領のブレーンと会社を立ち上げた非常識な経歴の持ち主。
まぐまぐメルマガ大賞2005年「ニュース・情報源部門」1位の実力。
これ一誌で、あなたも世界情勢が手に取るようにわかるようになりま
す。
●完全無料!登録はいますぐ ↓
http://www.mag2.com/m/0000012950.htm
追伸
迷うことなくオススメできる最大の理由。それは・・・
発行者の「人柄」も素晴らしい、そのひとことに尽きます。
http://www.mag2.com/m/0000012950.htm
今週もよろしくお願いいたします。
◎◎◎ 最新軍事情報 ◎◎◎
●中東情勢について(ヨーソロ)
詳しくは分かりませんが、米国はイスラエルに、イスラエルは米国に、イラン
の核施設を爆撃させたくて、お互いに内々の押し付け合いをしているのではな
かろうか、と感じています。
でも、どちらがやるにせよ、それをやったら米国はアラブから当分足抜け出来
なくなり、イスラエルは結局亡国の憂き目を再び(いやバビロン幽囚を入れる
と三度目かな)味わうことになりそうな気がします。(ヤマ勘だけですが)
民主党政権下の米国が戦争を起こす、という過去の話もありますがどうでしょ
うか。
同じイスラム教国家のパキスタンの政情不安も心配です。なにしろ既に核
保有国ですしね。北鮮に洩れたパキスタンの核兵器技術が、国境を接する
同じムスリム国のイランに渡らぬ筈がないでしょうね。イランは喉から手が
出るほど欲しい筈ですし、核拡散は避けられないでしょう。
キリスト教世界は旧教と新教の抗争が1648年のウェストファリア条約でやっと
諦観、妥協に辿り着きましたが、六百年以上遅れて出現したイスラム教の
世界では、シーア派とスンニ派の抗争も同じ様に、あとまだ二~三百年もの
流血の抗争を経なければ話し合い段階に到らないのかも知れません。
中東問題は、石油資源や民族問題もいろいろ絡んでいますが、根っ子は
宗教問題ですから、なまじキリスト教世界が膾炙するだけ解決は長引く
でしょう。
後世の歴史家は「20~21世紀の中東問題は結局『十字軍戦争』だった」と
総括するに違いない、と私は考えています。
以上、ヨーソロの管見でした。
●コビクタ油田のその後
イギリスBPと露TNKとの合弁会社が保有するロシア・東シベリアのコビクタ
油田(*)権益が国営石油会社「ガスプロム」に買収された、と六月終わりに
報じられました。
これについて情報筋は、結局、BPは戻るようだとしています。
MoU(予備的合意書。本契約前に交わされる覚書)に明記されていた
「25%+1の買い戻しオプション」を使うようです。
(*)クラスノヤルスク州からイルクーツク州にかけて点在する小油田のひと
つ。
バイカル湖に程近い峻険な山々が重なり合う原生林の中にある。コビクタ
油田産の原油運搬ルートの支線に「大慶ルート」があるとされる。
ロシアは現在、東アジア向けの原油パイプラインを建設中。日本向けの
「太平洋ルート」と、シナ向けの「大慶ルート」がある。建設主体は国営パイ
プライン建設会社「トランスネフチ」。
●お祭りムード
ロシアでは、冬季五輪がソチに決まってお祭りムードだそうです。
その日の国会では、閣僚全員ニッコニコで、誰かが「では今後のスポーツ育成
計画など・・・」と議題を立ち上げたら、フラトコフ首相が「そんないまの明
るい雰囲気に水をさすような話はやめよう! 皆さんにオマカセだよな!」
「賛成、賛成!」ということで、閣議は一時間で終了したそうです(笑)。
今回、プーチン大統領は「ロシア国家のトップセールスマン」としての役割を
120%完璧にやってのけました。
なにしろ、公式の場では珍しく、英語とフランス語でキッチリとプレゼンをし
たそうで、この姿勢は立派だと思います。
一国の元首が、公式の場で「その国のトップセールスマン」としての役割を前
向きに果たす、ということ、簡単そうでなかなか出来ないことです。
(マトリョーシカ)
⇒ソチ五輪のメインスポンサーは、ガスプロムになりそうです。
●中共軍、中将三名を上将に昇進
中共の中央軍事委員会は六日、中将三名の上将昇進発令式を開催しました。
発令されたのは以下の三名です。
副総参謀長 許其亮中将
総後勤部政治委員 孫大発中将
海軍司令員 呉勝利中将
式では、中央軍事委員会主席(党総書記 国家主席)の胡錦涛が、三名に対し
発令書を交付しました。
その他、式に出席したのは以下の七名です。
中央軍事委員会副主席 郭伯雄上将
同 曹剛川上将(国防相)
同 徐才厚上将
中央軍事委員会委員 李継耐上将(総政治部部長)
同 廖錫龍上将(総後勤部部長)
同 喬清震上将(空軍司令員)
同 靖志遠上将(第二砲兵司令員)
委員では、総参謀長の梁光烈上将と、総装備部部長の陳炳徳上将が出席してま
せん。
今回昇進した三名の略歴は以下のとおりです。
○呉勝利上将(Wu Shengli)
1945年生まれ。河北省出身。海軍。
海軍福建基地司令員、東海艦隊副司令員、南海艦隊司令員。
二〇〇四年から副総参謀長を勤め、昨年八月から海軍司令員。
○孫大発上将(Sun Dafa)
1945年生まれ。安徽省出身。元瀋陽軍区政治部主任、元16集団軍政治委員。
○許其亮中将(Xu Qiliang)
1950年3月生まれ。山東省出身。空軍。
元瀋陽軍区空軍司令員。前空軍副政治委員。
⇒ちなみに、同日人民解放軍 4総部では他にも人事発令が行なわれています。
注目は総参謀部総参謀長助理(補佐)に発令された陳小工少将です。
各方面で「異例の人事」といわれています。
未来の総参謀長の呼び声高い副総参謀長・章泌生中将が、今回の異動で広州
軍区司令員に発令されています。今年初めに総参謀長助理から昇格していたこ
とが確認されてましたが、何だか無理な人事で、これにも異例さを感じます。
章中将は、部隊経験がないのが弱点とされていましたので、総参謀長就任への
布石ということでしょうか・・・
ちなみに、後任の副総参謀長は広州軍区司令員です。
で、陳少将ですが、
章中将が担当していたとされる情報・対外工作部門はこの人が引き継ぐようで
す。
同少将は1949年生まれ。山東省出身。
略歴は次のとおりです。
解放軍軍事学院戦略研究所研究員。副所長。1985年、総参謀部情報部第五局副
処長。同処長。同副局長。同局長。在米シナ大使館附武官を経て、前職は中央
外事工作領導小組弁公室副主任。
一貫した経歴から見て少将は、明白に情報将校です。
ちなみに父親は、初代駐日大使・陳楚です。
軍情報部当時の部長は、対日謀略活動で有名な熊光楷上将(退役)でした。
陳少将は、当時から熊上将にずいぶん可愛がられていたそうです。
ちなみに、章中将も熊上将のお気に入りです。
シナの対外情報・謀略活動は、総参謀部情報部が行なっているとされます。
しかし、少将が長く勤めた総参謀部情報部第五局がいかなるものかは不明で
す。「第五列」を担うところなんでしょうかね。(苦笑)
4総部の人事概要はこちらでどうぞ。
⇒ http://okigunnji.com/2007/07/post_215.html
その他中共軍人事メモ
・海軍副政治委員 華揚中将
・空軍副司令員 景文春中将
●台湾国防部副部長の会見
六日、台湾国防部の副部長が日経新聞との間で行なった会見の要旨は以下のと
おり。
・シナは台湾攻撃に不要な空母開発を計画している。これは、シナが軍拡を通じ
て世界規模の覇権国家になる意図を示すものだ。
・東シナ海海域で活動する中共海軍の軍艦・軍用機の数は増える一方である。
・今年に入ってからは、台湾東部海域での活動が目立つ。水温や塩分濃度測定
など、海軍作戦に必要な軍事情報の収集を行なっていると思われる。
・六月に立法院で可決された「P3C」等の購入予算は、シナとの戦力差拡大
に歯止めをかける効果があるので意義あることだ。
・戦闘機「F16C/D」六十六機購入についての同意が得られるよう、米と
接触をはじめた。
・米は、韓国や日本から駐留部隊を減らしているが、それは表面的なことであ
り、非常事態への対処能力は高まっている。最近行なわれた沖縄へのF22の
展開や、与那国島への掃海艇寄航などはその好例である。
・台湾は、米のこういう動きを歓迎している。
⇒「沖縄へのF22展開」といった軍事的なことは、ここでも触れられている
とおり、国際的な視野で捉えなければいけません。視線ベクトルが国内に向い
ている限り、いくら沢山情報を集めても、いくら処理・分析しても何も把握で
きません。
日米同盟は、シナの脅威に直面している国々の国防政策にとても重要な意味を
与えており、日本と米国だけのものではありません。
沖縄でしばらく展開し、その後引き揚げたF22部隊が、米本土から沖縄にフ
ェリーできる能力を示したことは、敵に対してもそうですが味方に対して好影
響を与えています。これはひいてはわが国と諸国との友好関係にもつながりま
す。沖縄常駐が最善なのはもちろんですけどね。
軍事報道に触れる際はこういった視野を常に忘れず、その意味合いを捉える
癖を身につける必要があります。
視野は内側だけでなく外側にもバランスよく振り向けることが大切です。
法律問題にとらわれすぎると、この視野バランスを失う羽目に陥ります。
視線は限りなく外へ。魂は限りなく祖国日本へ。
そんなバランスの取れたサムライが増えるといいですね。
それにしても、台湾をはじめとする東南アジア諸国に軍事協力したいものです。
●ムシャラフ大統領、暗殺未遂
世界で最も危険な男のひとりとされる、パキスタンのムシャラフ大統領ですが、
搭乗した航空機が首都イスラマバード近郊の空軍基地から離陸した際、ロケッ
ト彈と対空砲が機体に向けて発射されたそうです。
結局命中せず、大統領は無事でした。
⇒ご存知のとおり、現在かの地では首都イスラマバードのモスクで、人質とと
もに立てこもったイスラーム原理主義神学生と治安部隊のにらみ合いが続いて
います。発射地から逃げたのは男と女だったそうです。
●ロシアとシナが軍事演習
ロシア連邦軍は三日、上海協力機構(SCO)が八月九日からロシアのウラル
地域で大規模な合同軍事演習を実施すると発表しました。
兵力は六五〇〇で八十機を超える航空戦力を投入する演習だそうです。
「平和の使命2007」と名付けられるこの演習は、ロシアの欧州国境地帯にある
チェリャビンスク州で、十七日まで九日間の日程で実施される予定です。
ロシアが投入するのは兵力四千七百名、「スホイ25」など戦闘機三十六機で
す。シナは兵力千七百名と空軍機四十六機、SCO加盟のカザフスタン、タジ
キスタン、キルギスタン、ウズベキスタンはそれぞれ部隊を参加させます。
●イエメンのテロはアルカーイダ
イエメンのサヌア首相は三日、首都サヌア東方の町マーリブで二日発生した観
光客を狙った自爆テロについて、「犯行はアルカーイダによるものである」
と断定し、「治安当局は事前にテロ準備の情報を得ていたが防げなかった」
とあわせて述べています。
このテロによる死者は現時点でスペイン人七名、イエメン人二名です。
⇒ロンドンのテロとほぼ同時期に発生したこのテロには注目していました。
やっぱりリンクしてたのね、という感じです。
それにしても、中東がらみでのスペイン人死者が近頃目立つと思いませんか?
●イラク駐留米軍、ヒズボラメンバーを拘束
イラク駐留米軍は二日、今年一月にイラク中部カルバラで米兵五名が死亡した
テロに関与したとして、レバノンのシーア派武装勢力「ヒズボラ」メンバーを
拘束したと発表しました。
米軍によれば、
同メンバーはヒズボラ指導者からイランの革命防衛隊司令官に会うよう指示さ
れ、昨年五月にイラン入り。その後イラクに渡ったとのことです。
「カルバラでの攻撃は、革命防衛隊の支援・指示がなければ実行できなかった」
と供述しているそうです。
⇒この人物は、イラン革命防衛隊と緊密な連携を保ち、イラクで米軍に対する
テロを行なう組織を指揮していたと見られています。
イラク駐留米軍報道官は「イランはヒズボラを使ってイラクの民兵組織を支援
している」「イランの指導者たちはこうした活動を知っている」と非難してい
ます。
ちなみにヒズボラのコメントはありません。
●ロンドンで地下鉄脱線
五日午前、ロンドン東部で地下鉄セントラル線の列車が脱線し、数十名が負傷
しました。線路上に障害物があったとのことですが、当局は「テロとの関連は
ない」としています。
⇒バッキンガム宮殿の近くをとおる地下鉄路線ですね。
●チャド大統領の息子、殺される
ダルフール問題の当事者のひとつ、スーダンの隣国チャドで、デビ首相の
息子ブラヒム氏が二日、遺体で発見されました。
「同氏は麻薬・武器取引・売春などに関わっていたとされ、犯罪に絡むトラブ
ルに巻き込まれた模様」とフランスのDPA通信は報じています。
⇒大統領はコメントを出していません。
●総隊司令部、横田移転で合意
わが航空自衛隊の部隊最高位機関「航空総隊司令部」が米軍横田基地に移転す
ることは既に決まっていますが、二日、日米両政府は二〇一〇年度に移転する
ことで正式に合意しました。
⇒両軍の交流を図り、システムを共有し、訓練を積み重ね、国防を実らせて
欲しいと願ってやみません。
●豪州人口にシナ出身者の占める割合が増加
オーストラリア統計局が昨年八月に実施した国勢調査の結果を公表しました。
それによれば、シナ出身者の数は約二十万人になり、外国人の出身国ランキン
グでシナは三位になったそうです。
オーストラリア生まれの人口割合は70.9%で、二〇〇一年調査時の
72.6%から低下していることもわかりました。
⇒全人口は2,085万2,000人です。
オーストラリアは、移民が人口の三割ほどを占めている国です。
そのうち約三分の一はイギリス、アイルランドまたはニュージーランドからの
移住者で、その他、イタリア、旧ユーゴスラビア、ベトナム、ギリシア、シナ、
ドイツの出身者が目立ちます。
歴史的にみるとシナ人のお金持ちは、いつでも国を脱出できるよう準備してい
ると聞きます。中共崩壊とその混乱を見越した富裕層が、オーストラリアへの
脱出を図っている、との見方も成り立ちますね。
シナからの移民者には、富裕層がどの程度いるのでしょう?
興味あります。
(おき軍事情報部)
◎◎◎ おたより ◎◎◎
■陰ながら応援します
私は、貴誌から軍事に関し大きく影響を受けて
国防に携わることを決意し、予備自衛官補になりました。
今後も陰ながら貴誌を応援させていただきます。
(T)
⇒ありがたいお言葉です。責任感ずしり。(エンリケ)
■靖国についての異論
おき軍事殿、
いつも情報配信ありがとうございます。
ただ靖国については、異論があります。
戦前の日本のナショナリズムにおいては、戦争で死ぬと、現人神である天皇陛
下が靖国で額づいておまつりくださる対象の神になるという仕組があったと思
います。
だからこそ、靖国神社に祀られることが重要であった。
戦後、昭和21年1月1日に、天皇陛下が人間宣言をして、また、ある時点から、
天皇陛下が靖国参拝をおやめになってしまい、それ以来、靖国神社の意義は大
きく変わった(薄れた)といえるのではないでしょうか。
また、内閣総理大臣が参拝することの意味は、天皇陛下がお参りすることに比
べると、取るに足りないことであると思います。
そのあたり、英霊の気持ちになって考えてあげたいものです。
(TK)
⇒畏れ多い話ですが、 天皇陛下が普通に参拝される日が来るのをお待ちする
ばかりです。(エンリケ)
◎◎◎ Q&A ◎◎◎
Q:「現在米軍が使用している階級章、部隊章、帽章等について、米軍以外の
ものが着用するとどのような問題がありますか?もし、法律等がございました
ら、英文でも構いませんので教えてください。」
A:以下のとおり国内法の犯罪に該当します。
なお、他国のことは把握しておりません。
「これは官名詐称という犯罪です。
軽犯罪法
第1条 左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。
15.官公職、位階勲等、学位その他法令により定められた称号若しくは外国
におけるこれらに準ずるものを詐称し、又は資格がないのにかかわらず、
法令により定められた制服若しくは勲章、記章その他の標章若しくはこ
れらに似せて作つた物を用いた者
つまり大っぴらに米軍コスプレをやれば特段の直接的不利益を与えなくても、
建前上は罰せられます。
例え、自衛官OBでも”現役時代の制服”を着ると「官名詐称」になります。
なお、戦前の旧軍将校は原則終身服役でしたので、退官後も予備役や後備役の軍
籍があり、軍服を着ても大丈夫でした。」
(ヨーソロ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
◎◎◎ 高志さんのコラム 「国民年金の花柳な生活」◎◎◎
----------------------------------------------------------------------☆
●2007/07/07 (土) 七夕
田舎者の私は未だに旧暦の行事が頭に残っていて、今日が「七夕」と聞いて
もピンと来ない。元々こういう行事は旧暦に基づいたものだから新暦だと季節
感にズレが生じてしまうのである。
七夕以外に今日は或る記念日だ。《ちょうど70年前の1937年7月7日、
北京郊外の川にかかる橋の近くで発砲事件が起きた。盧溝橋事件である。この
争いをきっかけに日中戦争は拡大の一途をたどり、太平洋戦争を経て、日本は
敗戦を迎える》(朝日新聞)
遠い記憶の中に、明るい縁側で新聞を広げた父の姿が浮ぶ。朝食の前だった。
幼児の私に向かって「戦争が始まったぞ」と言ったのである。今にして思えば
あれが事件を報じる第一報だったのだ。
事件は7月7日永定河東岸で夜間演習中の日本軍の一中隊に対し、何者かが
小銃を撃って来た。中隊は演習を中止したが、兵一名が行方不明になっており、
直ちに反撃した。・・・・という様に日本側は主張したが中国側は「先に撃っ
て来たのは日本軍だ」と譲らない。
中国では盧溝橋事件を「七七事変」と呼び、今も残る盧溝橋の近くには「抗
日戦争記念館」があるという。どんな記念館なのか想像に難くないが、最近に
なって発砲したのは日本軍でも国民党の支那軍でもなく、闇に紛れて近づいた
八路軍のゲリラだったという証言が出て来た。今の中共が認める訳もないが、
これが一番正しい歴史ではなかろうか。
今日の朝日の社説はこの日を起点に起こった日中戦争の歴史を振り返り、
《中国では、知日派の人々でさえ、戦争の歴史の話になると表情を変えること
が少なくない。民族感情の渦が代々受け継がれていることを、私たちは意識し
ておかねばならない》と言っている。
中国側に心情を移した論陣だが、中国人がそうなったのは徹底した反日教育
に原因があるのではないか。生まれた時から反日教育をすれば誰でも「表情を
変える」だろう。
又、世論調査で中国が嫌いとする日本人が67%にも上った事を挙げて問題
視しているが、この責任は全て中国にある。中国が現在の反日教育を止めない
限り、この傾向は益々強くなるであろう。
社説は更に《日本の首相が南京を訪れてはどうだろう。論争は専門家に任せ、
現地を訪ねて慰霊する》と提案している。
日中友好は相手の言いなりになる事ではない。日本のジャーナリストなら首
相に靖国神社参拝を勧めるのが順序というものだ。
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=514369&log=20070707
【「国民年金の花柳な生活」より http://www5.diary.ne.jp/user/514369/
】
◎◎◎ 編集雑記 ◎◎◎
千葉真一さんの豪壮な雰囲気が大好きです。
食べるカレーもジャワカレー一本です。
大河ドラマで久しぶりに見る「板垣駿河守」姿の千葉さんは、相変わらず豪壮
で、「影の軍団」や「柳生一族の陰謀」にしびれた頃を懐かしく思い起こさせ
てくれます。それなのに・・・
千葉さんは、土曜日のテレビで「俳優引退宣言」をされたそうです。
アメリカでの仕事が一段落し、日本での活動を本格的に再開されるのかな?
と楽しみにしていただけに、寂しい限りです。
(エンリケ航海王子)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
軍事情報 第303号 (最新軍事情報) 8,882部
平成19年(2007年)7月9日
☆ 配信元:おきらく軍事研究会
☆ 発行責任者:エンリケ航海王子
転送はご自由にどうぞ。どしどし転送してください。
引用・転載にあたっては出所を必ず明記してくださいね。
◎軍事情報
のバックナンバーはこちら
⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000049253/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本のお姉さんの意見。↓
イスラエルは、神さまからイスラエルという土地を
与えられているとクリスチャンは信じています。
イスラエルは、何度も絶滅の危機にあっているが、
死に絶えなかった。
不死鳥のように、よみがえって、ついにはかつてイスラエル人が
住んでいた神さまから与えられた土地を取り戻したのです。
実際には、ユダヤ人は地元のパレスチナ人から
ちゃんとお金を払って土地を購入して住んでいた。
戦争の時に、イギリスがユダヤ人に、
「戦争に協力したら、戦争が終わった後で国をやる。」と
約束したので、ユダヤ人はイギリスに全面的に
協力した。その後、国連で認められてイスラエルという国が
できたのです。イスラエルは、聖書に、どこからどこまでは
イスラエルの領土と書いてあるので、そのとおりの場所が
イスラエルだと思っています。聖書を信じる人は、
イスラエルの気持ちが理解できます。
でも、イスラエル人が不在の間に、パレスチナに住んでいた
原住民にとれば、イスラエル人は侵略者ということになります。
元々は荒地が多い土地でしたが、イスラエルが開墾して豊かな土地に
代わり、近代化された国になりました。
イスラエル人は、元々自分の国だったところに、入り込んで
長年住んでいたパレスチナ人とは、一緒に住んでもいいと
思っていますが、パレスチナ人は自爆テロを起して、
イスラエルとは、仲良くできません。毎日、イスラエルに通って
イスラエルで仕事をしながら、同時にイスラエルで自爆テロを起すのです。
イスラエルと妥協して共存していこうと考えるパレスチナ人もいますが、
アラブ系の人は本音と建前を使い分け、アッラーの神としか契約を
結ばないと、自ら言うように、交渉がうまい。(ウソをつくともいう。)
故アラファト氏は、イスラエルと共存するという道を取ると言って
世界中から援助金をもらっていましたが、影でテロ組織を作って
資金を渡していました。表では平和を推進し、裏ではテロを奨励していた。
パレスチナのガザでは、イスラエルと妥協して共存しようとするファタハと、
あくまでも自爆テロやガザからのミサイル攻撃で、
イスラエル人を追い出そうとするテロ集団を抱えるハマスが
内粉を起していましたが、ハマスの方が外国から武器を多く供給して
もらっているので、強かった。ガザはハマスが奪ったようなもの。
イスラエルとパレスチナの問題は、
宗教問題ですから、キリスト教信者が少ない日本には理解できない
ことだらけでしょう。そのためか、日本にできることは、少ないようです。
イスラエルに戦争に協力したら国をやると約束したイギリスは、割と
知らん振りしているようです。首をつっこむとややこしくなるからでしょう。
クルド人は、戦後、国をもらえるどころか、
同じクルド人なのに、数カ国にぶつ切りにされてしまって、
かわいそうと言えばかわいそうな状態。
アメリカが、イスラエルに同情的なのは、アメリカのクリスチャンが
イスラエル建国を聖書の予言の成就だと認めているからだし、ユダヤ人
がアメリカで高い地位を得ているからでしょう。
イスラエルは、イスラムの国に囲まれた小国なので、アメリカが助けなけれ
ば、あっという間に周りの国にやられて消滅してしまうでしょう。
自力でも頑張っていますが、なんといっても人口も予算も少ない国です。
だから、アメリカが助けてやるのは、当たり前ではないかとアメリカ人は
考えていると思います。
イスラエルは、自力で頑張っていますが、アメリカの言うことは聞きます。
以前、イラクがイスラエルにミサイルをどんどん飛ばして攻撃した時も、
アメリカの言うことを聞いて、反撃しなかった。
じっと我慢していました。
クルド人については、独立したがっていて、各国でテロ活動を起しているが、
イスラエルに対するアメリカのように、同情してくれる大国が無い。
クルド人が住む地域は資源も豊富な場所なので、各国が手放すはずが
無い。お気の毒です。トルコでも、トルコ人はクルド人のことを嫌っています。
「あいつらは、きっついイスラムで、テロばかり起して本当に迷惑な連中だ。」
というような認識です。どちらかと言えば、トルコ人の方が、イスラムでも
割とリベラルな方で、西洋的であって、EUに入りたがっていて、親日的で
トルコ語の文法も日本語にそっくりで、(日本語がトルコ語にそっくり?)
できれば、仲良くしておきたい国です。もしかすると遠い親戚かもしれない
から。でも、イスラムだから宗教的には仲良くはできないでしょうね。
アメリカが弱くなれば、アメリカに頼っているイスラエルと日本は
周りの国から攻め込まれる可能性が高くなって立場が危なくなる。
日本人はイスラエル非難をする人が多いが、日本もアメリカの核の傘で
守られていると思って軍隊をもたないへなちょこの国で、
イスラエルよりも危ない国なのに、よく、イスラエルを非難できるなと
わたしは思います。わたしは、クリスチャンなので、イスラエルが繁栄して
欲しいし、イスラエルを攻めるために、武器をハマスやイスラムのテロリスト
たちに供給している周りのイスラムの国をうっとおしく思います。
アラブ人は妥協しないで戦争を選ぶ人が多いのかなと思って。
第三次世界大戦は、ゴラン高原で始まるとよく言われていますが、そう
ならないように、日本の自衛隊も駐屯しているそうです。
日本は、世界の平和に貢献しているのです。(でも、自衛隊は武器は使え
ないそうで、やられたら殉死するようにと暗に言われているそうです。)
神道がユダヤの神さまの概念と非常によく似た部分を持っているので、
もしかしたら日本人の起源のひとつには、流れてきたユダヤ人の影響が
入っているかも知れないと思うと、日本にとってはイスラエルも遠い親戚
かもしれないと思っています。どうでもいことでしょうが、日本人は
周りの民族とは違って、結構、聖書的に正しく生きようとする部分
が多い。戦争になれば、卑怯なことやウソや騙しは当然なので、
日本はもっと外国を真似て、外交に汚い国にならねばいけないかも
しれません。お人よしすぎるのが日本人らしいところなんですが、
生き残るためには、イスラエルを参考にしないといけないかもしれない。
アメリカを利用して、アメリカを生かして日本を守らせるしか、
軍隊の無い日本は生き残れないでしょう。
アメリカが没落したり、チャイナにアメリカが乗っ取られたら、自然に
日本はチャイナに飲み込まれるでしょう。日本には軍隊が無いんだから。
そうならないように、憲法9条を改革するか、適当にこじつけて、
自衛隊を軍隊に変えて本当に日本を自衛できるようにするかです。
反論はいろいろあるかもしれないけど、日本人は日本の立場が実は
イスラエル以下だってことに気がついた方がいいよ!