米大統領選挙間近の米国内政治状況(一) | 日本のお姉さん

米大統領選挙間近の米国内政治状況(一)

ようちゃん、お勧めブログ記事。↓

▼米共和党が馬鹿党といわれる理由: 

移民法改正案阻止が共和党の崩壊へとつながる可能性

(苺畑より)

先日ブッシュ大統領と民主党のジョージ・ケネディ上院議員が

協力して発案した移民法改正案が上院議会で否決された。


現在崩壊状態にある移民法を改正しようとしていた大統領の

希望は共和党の反対によって阻止されてしまった。


実はここ数週間アメリカではこの話題で持ち切りだった。

特に保守派の間ではこの改正案は「違法移民に対する恩赦で

ある!」として大の不人気。


政治ブログでも朝の右翼系ラジオ番組のトークショーでも

「反対、反対、とにかく反対!」の繰り返しで、私はいい加減うんざり

した。ここで日本のみなさんは、どうして共和党の大統領であるブ

ッシュと民主党のケネディ議員が共同で法律を提案するのか、

そしてどうしてそれをブッシュ大統領と同じ政党の共和党が反対する

のか不思議に思われることだろう。


アメリカはもともと移民の国なので移民が多いのは当たり前なの

だが、最近の移民はおとなりのメキシコをつたって南米からの移民が

圧倒的多数を占めている。

しかし現在の移民法は非常に複雑でその手続きにはお金も時間も

かかり、貧乏で教養もないラテン系外国人には手におえない。


多くの移民が合法にアメリカ国内での労働ビサを得ることができない

ため違法に移住してくる。

しかしアメリカ国境警備は人手不足で大量に侵入してくる違法外国

人を取り締まることができない、

完全なお手上げ状態になっている。

アリゾナやカリフォルニア、テキサスといった国境ぞいの州では、

警備の甘いところを選んで密入国者が民間人の私有地に入り

込んでくるため、地域の民間人がミニットマンと呼ばれる民兵軍

を組織して自ら国境警備にあたるという状況がもう数年に渡って

おきている。


アメリカ保守派の間では国境ぞいに塀を建設して違法移民を閉め

出し、現在アメリカ国内に在住する違法移民を片っ端から国外追放

すべきであるという感情が高まっている。


しかし少子化の進むアメリカでは正直な話、違法移民の労働力

なくしては経済が成り立たない状態だ。


ここでも私は何度も書いているように、私の住んでいるカリフォルニア

の地方では果物や野菜の農業が主な産業である。

毎朝カカシが通る苺畑で日が昇らないうちから腰をまげて苺を積

んでる農家の労働者は皆メキシコ系違法移民である。

このあたりでは人手不足がひどく、マクドナルドのアルバイトでさえ

一般のアメリカ人を雇うことができない。


建設現場や大手マーケットなどで下働きをする労働力のほとんどが

移民で補われていることは無視できない現実なのである。



このようにアメリカの経済の大きな一部を支えている違法移民を

突然すべて国外追放になどしたら、国境沿いの州は経済破たんし、

アメリカ全土でも食料不足で多大なインフレが起きること間違いなし

である。


アメリカ国民はハンバーガー一個千円などという物価にどれだけ

我慢できるだろうか?ブッシュ大統領はこうした問題を解決すべく、

民主党も共和党もお互い妥協しあっていこうという趣旨の法案を

提案したのだが、過激派右翼のトークラジオやブロガーが中心と

なり保守派コラムニストなども一緒になってものすごい反対運動へ

と広がってしまった。


議論がエスカレートすればするほど、移民法改正法案に反対している

人々のいい分は、違法移民だけでなく合法移民まで受け入れるべき

ではないというような印象を受けた。


特にラテン系の移民は白人ではないため、「変な色の外人は入国

させるな!」とでも言いたげな人種差別すれすれの発言があちこちで

聞かれるようになり、白人でない合法移民の一人として私は非常に

不愉快な思いをした。


これが私がこれまで同胞と考えていたアメリカ保守派の正体なのか? 

これが共和党の本質なのか?

ばりばり保守派の私ですらそのような疑心を持つようになったとした

ら、もともと共和党に不信感をもっていたラテン系アメリカ人が今

回のことでどれだけ共和党に不信感を持つようになったから想像に

難くない。


もともと共和党は少数民族には同情的でないとリベラル派は常に

アメリカ市民に印象づけてきた。


今回の右翼連中の大騒ぎを見ていると保守派の私としても返す言葉

がなくなってしまうほどだ。


右翼過激派連中はこの法案が否決されたことで自分達が大勝利を

得たと思っているかもしれないが、このことで共和党の得た打撃は

計りしれない。

まず第一にブッシュ大統領はラテン系投票者の40%の票を得て当選

した。ブッシュ大統領はスペイン語が堪能でテキサス知事の時代から

ラテン系市民から人気があった。


しかし現在の共和党はラテン系の11%程度の支持しか受けていない。

もしもこのままラテン系にそっぽを向かれ続けたなら2008年の

選挙で共和党が議席を増やすことなど先ず不可能だし、共和党

大統領が選ばれることなど夢のまた夢だ。

そうなれば2009年からヒラリー大統領と民主党議会がアメリカを

牛耳り、対テロ戦争などおさらばだ。テ


ロ対策の愛国法もさようなら。

911などとは比べ物にならないようなテロがアメリカ各地で頻発し、

その度ごとにリベラルは「ジョージ・Wがイラク戦争などしたから

こういうことになったのだ!」と大騒ぎをするだろう。


うれしいかアメリカの馬鹿ウヨ達よ!

誇りに思うのか過激派右翼!

貴様らの過激なレトリックと運動で共和党が中庸な意見を持つ

アメリカ市民に見放され過激派左翼に政権を握られる結果になる

ことがそんなにうれしいのか! 

この愚か者たち!

民主党は悪、共和党は馬鹿、といわれるゆえんが明確になるここ数

週間だった。

こうなったらイラク戦争で圧倒的な勝利を得ることによって市民が

今回の騒ぎを選挙までに忘れてくれることを祈るのみである。

イラク戦争には勝ったのに、過激派右翼の移民法貝瀬案阻止が原因

で民主党に政権と議会を握られるなどという結果になったらそれこそ

目も当てられない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ようちゃんの意見。
★米国の共和党贔屓の苺畑さん,

でも保守・共和党は、田舎者の農家のオッサンとか、

地方都市の商工会議所の会員とか、

ローカルな世界しか見ない知的水準の低い連中が保守党の背骨

だというのは、日本もアメリカもかわりませんからね。


そしてそういう連中が創造論を信じているプロテスタントの宗教右派

だったりするのですから・・・私が思うに、民主党に比べて組織票が

しっかりしている共和党は、本来ならば負けるはずがないのです。


ケネデイ以降の民主党政権ができたときを見ると、民主党が勝ったと

いうよりも、共和党の支持基盤が分裂した・・・つまり敵失による

場合が多い。
正直、ヒラリー大統領でカーター政権の二の舞ですか。

もううんざりです。

何かと「人権,人権, 弱者の救済, 弱者に耳を傾けよ. 

多民族協調」とか・・・・
(わたしは、創造論を信じているプロテスタントの宗教右派だよ!

 日本のお姉さん)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▼アメリカ大統領選挙に介入する中国共産党

~中国副外相、米大統領選の関係者と極秘会談

=米紙【大紀元日本7月2日】
大紀元日本7月2日】最近、ワシントンを訪問した中国外交部の

戴秉国・副外相が、ブッシュ政権の関係者と会談を行ったと米紙で

報じられた。


また、匿名の情報筋によると、6月19日、戴秉国・副外相が

次期米国大統領選挙候補者の外交政策の幕僚らとも極秘会談した。


その真意は、米国の外交政策の方向性を探り、対応策を講じるため

という。ワシントン・ポスト紙の6月28日付報道で明らかになった。


ブッシュ大統領の元アジア政策顧問マイケル・グリーン氏は、

「中国当局は米国国内政治に影響する要因を探り出そうと図っている。

米国大統領の更迭は外交政策に影響をもたらすからだ」と評論した。


米中関係の専門家、作家のジェームス・マン(James Mann)氏は、

もっと率直に指摘した。

「中国当局は、大統領選候補者らの対中国政策を把握しようと

急いでいる。

目的は積極的な対応策を早めに講じること」という。

長年来、中国当局は米国の大統領選挙に強い関心を持ち続けて

きた。1996年、当時の続投するクリントン大統領に直接資金援助を

提供するほどの熱心ぶりだった。


この資金は名義上、米国系華人の実業家・鐘育翰氏による政治献金

であるが、実際の出所は当時の中国当局のナンバー2である

劉華清氏の娘・劉超英氏である。


後にこの政治献金案が発覚、

鐘育翰氏には執行猶予付きの有罪判決が下された。


2004年の大統領選挙の際に、公表された書類や、写真、取材記録

などにより、当時の民主党の候補者選びで優勢だった

ジョン・ケリー(John Kerry)氏も、1996年に中国の諜報機関と

兵器業者に関連する米選挙収賄案に関与していたのが判明。 


今回、戴秉国・副外相と米大統領選挙候補者の幕僚との極秘会談を

斡旋したのは、クリントン政権の国防副長官ジョン・J.ハムレ氏と

いわれている。


カーター政権の国家安全保障顧問だったブレジンスキー氏も会談に

参加したという。

これらの兆しから、中国当局の米民主党への根強い影響力が

伺える。

ワシントン・ポスト紙によると、ジョン・J.ハムレ元国防副長官は、

本件へのコメントを拒否しているという。


情報筋によると、今回の極秘会談は両国関係の幾つかの敏感話題

に触れたという。

戴秉国・副外相はまず、台湾問題への米政府の関与をけん制。

人民元の為替問題について、直接に触れず、両国の経済協力を

拡大させ、双方に利益をもたらす局面を作り上げるべきと提案した

という。

民主党の候補者選挙について、ニューメキシコ州のリチャードソン

州長は声明文を発表し、「中国当局がスーダンに圧力をかけ、

ダルフールでのイスラム教民兵組織による黒人への虐殺を止め

なければ、北京オリンピックをボイコットする運動に参加」と示した。


その問題について、戴秉国・副外相は、「中国はダルフール問題の

解決に興味がある」と述べ、北京オリンピックは問題解決のカードに

使われるべきではないと話し、フランス大統領選挙で、

ダルフール問題について中国に強い姿勢を示した社会党の

ロワイヤル候補が落選したことを挙げ、今回の米大統領選挙の

候補者をけん制した。


国際社会からは、「中国当局が、ダルフール紛争を解決する

国際社会の動きを妨げるものは、同国での巨大な石油利権」と

非難の声が続発している。


情報筋によれば、戴秉国・副外相と極秘会談したのは、民主党の

上院議員バイデン(Biden)氏、クリントン(Clinton)氏、

オバマ(Obama)氏、元民主党上院議員のエドワーズ(Edwards)氏、

共和党のマッケイン(McCain)氏、ロムニー(Romney)氏の

外交政策顧問などで、ニューヨークの元ジュリアーニ市長も招

待されたが、参加しなかったという。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

チャイナはアメリカ時間の夜中の2時に、アメリカの政治家の秘書や

顧問たちに、チャイナ関係のメールをどっと配信するそうだ。

朝すぐに読んでもらえるし、夜中の方が回線が空いていて都合がいい

のだそうだ。

チャイナは、アメリカのトップに直接働きかけず、裏方さんに働きかけて、

接触を試みているそうだ。政治家の秘書や顧問たちに影響を与えて

おくおとは、政治家をコントロールできるということでもある。

チャイナは、次期大統領は民主党と見て資金援助しているはず。

さっそく民主党の外交政策顧問たちを集めて極秘会談をしている。

もしかしたら、チャイナは相当、アメリカの内部に食い込んでアメリカに

影響を与えているかもしれない。フランスの例を出してダルフール

問題の解決について関心があるからオリンピックについて何も言うなと

説得するなど、チャイナの情報工作はバツグンにうまいのではないか?

以前、石油関係のアメリカ人2名が、アメリカで元を値上げさえろと

騒いだ時があったが、チャイナはこの2人をチャイナに招待し、

ものすごく歓待して、2人を懐柔した。美女と食事でもてなしたのかな。

それからは、その2人はチャイナ大好き人間に変わったそうだ。

by日本のお姉さん