なんで第3国の了承が必要なの? | 日本のお姉さん

なんで第3国の了承が必要なの?

【阿貴の怒り】中国となんの関係があるの?

              青森 阿貴

私は怒っています。
こんな記事はありえません!!
なんでこんな報道があるの?
と困惑しています。

台湾と日本が定期便を結ぶのに、
中国となんの関係があるの?

理解できません
これを報道した北国新聞の神経も分からない。

暗黙の了解だって!!!(怒)
なんで第3国の了承が必要なの?
台湾の立場をあいまいにしたのは
ほかにならない こんな日本の報道なのだ

     
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■ 石川のニュース

◎中国政府、正式に了承 小松と台湾結ぶ定期便開設 今秋就航へ調整加速

 外務省に入った連絡によると、中国政府は二十八日、小松空港と台湾の台北を結ぶ定期便の開設を正式に了承すると、外務省に伝えた。関係筋が明らかにした。これに伴い、今秋の就航に向け日本国内での調整が加速するとみられる。

 小松空港は、航空自衛隊小松基地と飛行場を共用していることから、今後、国土交通省と防衛省との間で乗り入れに向けた調整が進められ、開設の時期や運航ダイヤが決定する見通し。

 小松―台湾定期便の開設については今年三月、日台間の非公式航空交渉で基本的に合意に達し、中国側も非公式ながら「了承する」と日本側に伝えていた。関係筋によると、中華航空が乗り入れるとみられ、最大で週四便が運航する。

 県内では台湾便の実現に向け、各団体が当地を訪問。地元の強い要望を受けた森喜朗元首相も昨年十一月、台北市内で陳水扁総統、中華航空の魏幸雄董事長と相次いで会談し、台湾と日本政府の橋渡しをした。

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【小松空港問題】

以下はブログ「台湾は日本の生命線!」より。
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-143.html

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中国に日台航空路線の許可求める外務省

■日台交流の裏で対中屈服

日本と台湾を結ぶ航空路線が増加中だ。日本各地では定期便、

チャーター便の開設の働きかけと観光客誘致が台湾側に対して懸命

になされている。その結果、日本側のノービザ措置と相俟って、多くの

台湾人が各地を訪れ、日本への理解を深めつつある。
またそのために台湾の親日度は上昇中だとも言われている。

もちろん台湾側も日本への誘客に力を入れている。このように、

両国民の交流は拡大する一方だ。

だがこうしためでたい話の裏でも、やはり日本は中国の顔色を

窺っているのだ。

近く石川県の小松空港と台湾との間でも、定期便が就航する予定だ。

これは同県が台湾の政府や航空会社に働きかけを行った結果で、

すでに今年の三月には両国間で合意に達している。ところがこれに

関し地元紙「北國新聞」は次のような見出しの記事を配信した

(六月二十九日)。

「中国政府、正式に了承」

いったい何の話だ。

記事はこう書く。

「中国政府は二十八日、小松空港と台湾の台北
を結ぶ定期便の開設を正式に了承すると、外務省に伝えた」

「これに伴い、今秋の就航に向け日本国内での調整が加速すると

みられる」と。

「中国との問題はクリアした。これで大丈夫だ」との地元の安堵感が

滲み出ている内容だが、それではなぜ日台両国間の問題で

「中国の了承」が必要なのか。日本は中国の属国ではない。

これは明らかに内政干渉ではないのか。

■横暴な要求に屈服した日本

しかし中国に言わせれば、これは「日中間の問題」なのだ。つまり

「台湾は中国の領土だから」と言うわけだ。

話は日中国交正常化の直後に遡る。昭和四十九年、日中間では

航空路線開設のための航空協定が結ばれたが、その交渉過程におい

て大きな障害となったのが日台路線の取扱い問題だった。

日本はそれを維持したい。

だが中国からすれば「中華民国」国営で晴天白日旗の標識を付けた

中華航空機が日本へ飛ぶなど罷りならない。

そこで「会社名を変えさせろ」「国旗標識を消させろ」「国際空港では

なく地方空港を使わせろ」などと要求してきたのだ。

そして「そうしなければ協定は結ばない」と。

そこで日本は「日台路線は民間が維持する」「日本航空機は台湾へ

飛ばさない」「中華航空機には成田空港を使わせない」等々の条件で

どうか、と申し出た。大変な譲歩である。


しかもこの「申し出」は、中国から「そうやれ」と言われてやったもの

だったのだ。日本は完全に受身に立っていたのだ。

日本が屈辱に甘んじた結果、日中航空協定は締結された。

もちろん「中華民国」側は日本の対抗に激怒した。

一年以上にわたって日台間の運行を停止したほどだ。しかしそれでも、

日本は中国の言われるままにした。

中国がここまで横暴な姿勢を見せた背景には、どのような見解が

あったのだろうか。
平成五年にこの国の政府が発表した「台湾白書」にはこうある。

「台湾と航空路線を開設することは、中国の主権に関わる政治

問題だ。……中国と外交関係を持つ国の国営航空会社は、もちろん

台湾と航空路を開設してはならない。

民間航空会社にしても台湾と航空路を開設したい場合、自国政府を

通じて中国政府と協議し、中国政府の同意を得た上で、はじめて

台湾の私営航空会社と互いに航空路を就航することができる」

■「中国の領空」と認める属国姿勢

つまり中国は「台湾は中国の領土。だからその領空も中国の領空だ」と

言っているのだ。そして日本は、そのようなデタラメな主張をあえて

受け入れたのである。

台湾を中国領土と承認していないにもかかわらずにだ。

そしてそのような状態は今も続いているわけだ。だから今回、

外務省はわざわざ「中国政府と協議し、その同意を得た」のである。

このように、台湾との交流で中国の許可を求める日本は、すでに

中国の属国となっているか、中国の内政干渉に甘んじているかの

どちらかだ。いずれにせよ独立国家としては、あまりにも情けない

体たらくだ。いや国家主権の危機といってもいい。

北國新聞を始め日本のマスコミは、なぜこのような事態を問題視し

ないのか。これほど重大なことを国民に伝えなくていいのか。

以上は、日本の無様な対中エピソードの、数あるなかでの一つである。


台湾の声:
http://www.emaga.com/info/3407.html


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日本の外務省って、本当にどうしようもないやつらが

揃っているらしい。