29日の裁判で植園被告は起訴事実を大筋で認めました。
特急列車「サンダーバード」の車内で女性を脅し、乱暴したとされる男の裁判が大津地方裁判所で開かれ、男は起訴事実を大筋で認めました。婦女暴行の罪に問われているのは、解体工の植園貴光被告(36)です。起訴状によりますと植園被告は、去年8月、富山発大阪行きの特急列車・サンダーバードの車内で、当時21歳の女性の隣に座り「殺すぞ」「警察にいったらストーカーする」と脅して、体を触り、さらにトイレに連れこんで暴行したとされます。29日の裁判で植園被告は起訴事実を大筋で認めました。一方の検察側は冒頭陳述で「当初、缶チューハイをすすめて被害者にはなしかけた被告は、会話の内容などから服役を終えたばかりの暴力団員と思わせた」と指摘しました。植園被告は、去年12月に、JR湖西線の電車内や雄琴駅のトイレで20代の女性が乱暴された事件でも起訴されています。
2007/6/29
http://www.ktv.co.jp/cgi-bin/news/direct.cgi?0080990