11年前に失踪した大阪府元職員は失踪者リストに加えられた。
11年前に行方不明になった大阪府の元職員の男性が
北朝鮮によって拉致された可能性があることがわかりました。
拉致された可能性があるのは大阪府の元職員で堺市に
住んでいた当時36歳の金田祐司さんです。
特定失踪者問題調査会によりますと、金田さんは府の職員を辞めた
後の1996年7月に留学のためアメリカ・ロサンゼルスに渡りましたが、
およそ1ヵ月後に「病気になったので帰って治療する」と実家に手紙が
届きました。
手紙が投函された翌日には関西空港に帰国し空港内のATMで
数十万円単位の預金を引き出しているところが防犯カメラで確認さ
れていますが、その後行方がわかっていません。
特定失踪者問題調査会は「金田さんが北朝鮮に拉致された可能性が
否定できない」として失踪者リストに追加し、公表されている失踪者は
263人となりました。