ロシアのガスプロムの武装警備隊について | 日本のお姉さん

ロシアのガスプロムの武装警備隊について

ガスプロムの武装警備隊

「ガスプロムの武装警備隊」については、以前確か『フォーサイト』という雑
誌の片隅に載っておりまして、気になったので調べてみたことがあります。

「ロシア政府が最近ガスプロムに事業保護を目的とした武装化を許可した」
というとものものしいですが、ロシアで行われている資源開発は夜盗山賊

の類が跋扈する未開地が多く、武装したそういう連中が石油などを盗

み出すような事態が少なからずあるようです。石油とまでは行かずとも、

資材建材だって、ほっておくと盗られるから武装した警備隊がつくのは

アタリマエ、だそうです。

武装、という言葉には、つい過剰反応してしまいますが、背後にある環境

が違うのですよね。
日本など先進国の都市部では「重武装」は異常な姿でしょうが、逆に

「重武装」が当然な地域もあっておかしくありません。

当然、ガスプロムに限らず資源系の会社の場合、独自の武装警備隊

結構持っているらしいですし(パイプライン建設のトランスネフチなどは

有名です)、そういう「警備隊」は相手に合わせてそれなりの「武装」を

することになります。

その辺の感覚は、明らかに日本や西側欧米諸国とは異質かもしれま

せんが、これをして「軍事武装」を即イメージするのはちょっと短絡か

なあ、という印象を持ちます。

ガスプロムの武装警備隊をめぐる話を見て感じるのは、どうも

「ロシア=粗暴で野蛮で危険」というバイアスがかかりすぎなのでは?

ということです。

「この警備隊は「軍の尖兵」的な役割を果たすものではなかろうか?」

との見方もあるようですが、
ヨーロッパ各国に強力なネットワークを持ち、アジア諸国にも明確な

ビジョンを持ったビジネス展開をしているロシア屈指の大企業が、軍事の

尖兵となるマイナスイメージのほうが、よほどロシアという国にとっては

痛手なのではないか、と感じます。

ロシアって、そこまで馬鹿げた国でしょうか?

例えばプーチン大統領の「先進国イメージへのこだわり」を考えると、そこま
で非論理的な行動はなさそうに思えるのです。

確かに結構乱暴なこともやりますし、必ずしも完全に統率が取れていないと

ころが見受けられるようですが、意外に、最近の大きな資源系の動きでは

それなりの「一見粗暴に見えるがそれなりに計算された論理」があるように

思えます。

(情報筋)

⇒ロシアは、なんだかんだいっても西側の一員(少し古いですねえ、いい

呼称があれば教えてください(笑))ですし、倫理観やその他の面でも北鮮

や中共とは全く違うレベルの国ですね。

確かに、わが国とロシアの間には、北方領土問題や平和条約未締結と

いう課題があります。これらで妥協してはいけないと思います。

でも、「日露緊張権益」で甘い汁を吸っているとされる輩の煽りに乗せ

られないことは、もっと大事でしょうね。


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他の人の意見も読んでみましょう。↓

Re:ガスプロムの武装警備隊

プーチンは、エネルギー戦略で大国ソ連時代の栄光の復活を徐々に進めて

いますね。

掲題の「ガスプロムの武装警備隊」のお話も「おお!? 始めたな!」という
感じです。

かつて遼東半島警備が主任務の関東軍が、満鉄の沿線警備に重点を

移したことから始まって、同沿線の事実上の占領地化を経て遂には

満州国建設に到りました。

日本はその後の戦略的無定見で朝鮮半島を含む大陸権益の全てを失い

ましたが、欧州列強(何だか昔懐かしい言葉ですが)は実に巧妙で、

その伝統が今も随所に生きているように感じられます。


「ガスプロムの武装警備隊」も「鉄道」を「パイプライン」に置き換えれば

基本的に同じではないでしょうか。

国内警備に限れば、特にこのような新設を明言せずとも治安部隊や

社内警備隊の強化を図れば済むわけです。
あえて国内外に明言したのは、衣の下に鎧が隠れているように感じます。


一般に陸軍兵力を外国に出せば、相手国はもちろん周辺諸国も国際

世論も硬化しますし、そうでなくても治外法権を含む「地位協定」を

結ぶのが普通です。

しかし、少し形をかえれば印象が違うわけです。

典型的な例は米国の在外公館を護る海兵隊です。

嫌がる相手国をも「海兵隊だから大目に見ろ」とばかりに強引に常駐さ

せて現代に至っています。

当初は臨時派遣的な海兵隊でしたが、今や小国の三軍を遙かに凌

ぐスーパーパワーです。


この「武装警備隊」も保有する装備が問題なのではなく、存在そのものが

やがてボディブローのように効いてくるでしょう。

いわば、「自販機をお宅の前に置かせてくれんやろか?」⇒

「自販機を壊す奴がおるから、若いモンを見回りに行かせるわ」⇒

「毎日行くのが面倒やからお宅に泊まらせてくれへん?」

というような具合です。


パイプラインを引いている各国は内心戦々恐々でしょうね。


以上、ヨーソロの管見でした。


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日本のお姉さんの意見です。

はじめの人はロシアは、ヨーロッパの一員だから、そんなに

凶暴でもない、北朝鮮とは違うと言っている。

でも、ロシャイはプーチンの独裁国家になってきていて、昔のソ連と

同じように、言論の自由がなくなって来ている。

ジャーナリストを拉致して殺したり、交通事故に見せかけて

殺したりしているし、元スパイを外国まで追っかけていって、

放射性物質で殺したりしている。ソ連が復活してきている。

日本は安心していられないはずだ。

二番目の人は、警備隊を増やすのは、国内のことなら別に黙ってやれば

いいのに、わざわざ発表するというのが怪しい。ロシア以外の国にとっては

嫌なことだろうなと、言っている。


チャイナは、スーダンで油田を掘り当て、そこにチャイニーズ軍を置いて

守っている。スーダンは、チャイナと仲がいいので、別に気にならないようだ。


ダルフールがどうなろうと、チャイナは何も言わずに、どんどん武器を

売ってくれるし、まさにスーダンとチャイナは蜜月状態なのだ。

スーダン人は、昔からチャイナに留学生として大勢迎え入れられていて、

スーダン政府の高官たや事業家の仲には、チャイナに留学した経験が

あってチュウゴク語がしゃべれるスーダン人がたくさんいる。
60代、50代の政府高官や事業家のスーダンのおじいさんやおじさんたちが、

スーダンでチャイニーズとチュウゴク語で会話をしているのだ。

毛沢東のスーダン留学生呼び込み&スーダン取り込み作戦の効果が

今になって花を開かせたというわけだ。

同じような作戦で、チャイナは、その他のアフリカの国々や

カンボジアやバングラディシュなどの国から留学生を大量に受け入れている。

卒業生には、研修生になって博士号を取るように再度チャイナに招待する。

毛沢東は死んでも、チャイナは毛沢東の路線をキープしている。

チャイナは、毛沢東の願いどおりに、アジアを真っ赤にする(共産化)ことは

できないかもしれないが、チャイナ化して、取り込むことはできそうだ。

アフリカにも、多額の援助金を渡しし、アメリカや欧州が嫌う独裁者たちに

石油などの資源と交換に武器を渡して内戦を長引かせる手伝いをしている。

チャイナは、アフリカで独裁者が自国民をどうしようとどうでもいいことで、

石油が手に入ればいいと考えている。スーダンで、独裁者がダルフールの

アフリカ系民族を根絶やしにするための武器をチャイナが石油と交換して

せっせと与えている。なりふりかまわぬ資源外交をしているので、外国から

非難されている。

ロシアも、ユダヤ系ロシア人の石油会社に難癖をつけて逮捕して

乗っ取ったり、サハリン2という日本企業が入っていた事業を環境破壊を

理由に取り上げたり、好きなことをしている。

元スパイを殺したり、ジャーナリストを殺して外国に非難されても、気にして

いない。最近では、冷凍ではないカニを日本に売ることを禁じたり、日本の

漁民をロシアの領海に入っていなくても拉致して拘束したり、日本の漁民の
頭を後ろから銃で撃って殺したり、日本を舐めきった態度を続けている。

ロシアがヨーロッパに好かれていようが、そんなことは日本には関係ない。

ロシアがソ連時代と同じような国になってきているようすを見ていると、

日本がこのままアメリカに頼って自分の軍隊を持たないでいるのは、

自殺と同じだと思うのだ。アメリカは、白人の国ではなく、アフリカ系や

スペイン系、ユダヤ系、チュウゴク系や韓国系、太平洋の島々出身の

人などが入り混じる寄せ集めの国になっていて、日本がアメリカにとって

重要な国であるとは理解していない人々が増えている。

しかも、もうすぐ選挙で日本が嫌いな民主党の国になる予定。

いわゆる従軍慰安婦問題で、事実を調べようともせず、日本を軽んじるよう

な判決を出すようなアメリカに日本の防衛を全部任せていていいはずがない。

日本の防衛は日本がするのが当たり前のことなのだ。

アメリカ人は、直ぐにチュウゴク系のロビイストに金をもらった議員や

韓国人売春婦の涙に騙される単純な人々なのだ。

戦争が始まる前も、チュウゴク人は、アメリカでロビー活動を行って

アメリカがチャイナに同情し、日本を憎むように仕向けていた。


今は自由貿易の時代のはずだったが、いつのまにか戦争の前のように、

資源囲い込みの時代になってきているような気がする。

今のところ、日本とアラブは友好な関係にあって、石油を滞りなく売って

くれているが、資源の無い日本は戦争になって資源が絶たれたら何も

できなくなる国。世界が平和であるように、もっとチャイナやロシアに

文句を言ってもいいのに、何の提言も指導もせずに、逆に言いなりに

なっている。

毛沢東のように、領土拡大やアジアの共産化、世界征服の野望などは

持たなくてもいいから、せめてビジョンを持って日本の未来のために、

今するべきことを着々と進めてほしいと思う。

安倍首相は、やるべきことは分かっていると思うけど、日本人が愚かだった

ら日本はどうしようもない。みんなが、よく世界の様子を見て、日本の

未来のことを考えて、日本を存続させていくために、必要な防衛や

予防処置をしようと決めないと、いけない。

日本は民主主義だから、国民が選んだ政党が日本を導くことになる。

朝鮮半島の息がかかった政党や北朝鮮やチャイナとべったりの議員を

選挙で選んではいけない。日本の国益を守る人を選ぶためにちゃんと

勉強してほしいい。