日本軍の慰安婦に関して米陸軍報告書、大戦時に作成 | 日本のお姉さん

日本軍の慰安婦に関して米陸軍報告書、大戦時に作成

2007年6月18日産経新聞のニュースを

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米陸軍報告書、大戦時に作成
【ワシントン=古森義久】日本軍の慰安婦に関して戦時中に調査に当た
った米国陸軍の報告書に女性たちは民間業者に「一定の契約条件の下に
雇用されていた」と明記されていることが判明した。

同報告書は「日本軍による女性の組織的な強制徴用」という現在の米側
一部の非難とはまったく異なる当時の認識を明示した。

「前線地区での日本軍売春宿」と題された同報告書は米陸軍戦争情報局
心理戦争班により第二次大戦中の1944(昭和19)年9月に作成され、米軍
の「南東アジア翻訳尋問センター」の同年11月付の尋問報告に盛りこま
れていた。73(昭和48)年に解禁され、近年も日米の一部研究者の間で知
られてきた。

当時の朝鮮のソウルで金銭と引き換えに徴募され、ビルマ北部のミッチ
ナ(当時の日本側呼称ミイトキーナ)地区の「キョウエイ」という名の
慰安所で日本軍将兵に性を提供していた朝鮮人女性20人と同慰安所経営
者の41歳の日本人男性が米軍の捕虜となった。

同報告書はこの男性の尋問を主に作成されたという。同報告書は「すべ
ての『慰安婦』は以下のような契約条件の下に雇用されていた」と明記
し、女性たちが基本的には商業ベースで「契約」に基づき、「雇われて」
いたという認識を示している。

同報告書はその契約条件について次のように記していた。

「個々の慰安婦はその総売り上げの50%を受け取り、無料の移動、食糧、
医療を与えられた。移動と医療は軍から供与され、食糧は慰安所経営者
が軍の支援を得て、購入していた」

「経営者たちは衣類、日常必需品、さらにはぜいたく品を法外な値段で
慰安婦たちに売りつけ、利益をあげていた」

慰安婦の女性がその家族に支払われた金額を利子付きで返済できるよ
うになれば、朝鮮への無料の帰還の便宜を与えられ、自由の身になった

とみなされることになっていた。だが戦争の状況のために、このグルー
プの女性はだれも帰国を許されなかった」

「この日本人が経営した慰安所では女性1人の2カ月の総売り上げは最
大1500円、最小300円程度だった。個々の女性は経営者に毎月、最低150
円は払わねばならなかった」

以上のように、この報告書は慰安婦の「雇用」や「契約条件」を明記す
るとともに、慰安婦だった女性は一定の借金を返せば、自由の身になれ
るという仕組みも存在したことを記し、「軍の強制徴用」とか「性的奴
隷化」とは異なる認識を当時の米軍当局が有していたことを証している。
(Sankei Web 2007/05/18 03:34)