政治家たちのパフォーマンス。 | 日本のお姉さん

政治家たちのパフォーマンス。

ようちゃんのお勧めブログ記事。↓

参院選挙が1習慣延長さえて7月79日になった。辛うじて夏休み開始早々で

,皆も遊びで居なくなる前に出来たけれど・・もういろいろと演説。

パフォーマンスの目玉作りに動いてる噂が入ってきたbyようちゃん

▼政治家のことば(さくらの永田町通信)
さてさて国会の会期延長で、投票日が7月29日にのびるようです。

考えただけでも、暑い・・・(ーー;)そんな中でも、民主党のハワード・

ディーンは(副会長命名)、炎天下の戦いのなかでもやはり、ネクタイは

外さないのだろうか?とか、石破教授は地元でも選挙でもやはりネクタイ・

ジャケット着用なのだろうか??などなど、どうでもいいことばかり気に

なるさくらであります。

ようちゃんの説明。↓
★民主党のハワード・ディーン=岡田かつやのニックネームです。

昨今の国会議員クールビズ事情としては、相当定着したという感じです。

昨今の蒸し暑さも手伝って、ネクタイ・ジャケット着用の先生の方がめだつ

くらい(1割程度?)。しかしながらさくらの研究では、第2ボタンまで開け

てるのは、麻生閣下と昭一会長だけです
しかも閣下と(酒)は、シャツの襟をぐりっと開けているという共通点が

あり(ひめくりさんとこからお借りしましたが、こんな感じ→)、ちょいワル系

政治家は第2ボタンまで開けるという法則?を立証するため、現在さらな

検証・考察に励んでおるところでございます。

ところで先日、安倍さんの演説を拝聴する機会があったのですが、うーん・・・

内容は総花的で深みがなく、「これじゃ参院選、きびしいわ・・・」と愕然。

タイムリーに見つけた『言語学者が政治家を丸裸にする』

(東照二、文藝春秋)を読みはじめました。英語のサブタイトル

「Why Does His Speech Attract Voters?」の方がピタッときます。

大学のとき、ふまじめな学生だったさくらですが、唯一おもしろいなあと

思ったのがスピーチ・コミュニケーションと社会言語学のクラス。なので、

小泉さんや安倍さんのスピーチ分析は興味深く読んでいます。ただ、

リポート・トークとラポート・トーク、“we-code”“they-code”のコード・スイッ

チング、間の取り方や言葉の選び方など、いろいろ理屈をつけるのは

広報的には知っておくべきかもしれませんが、なぜ小泉さんの言葉が

国民の心に届いたのか=attractしたかということは、あれこれ理屈をつけ

るより、小泉さんの言葉「国民は直感で感じるんですよ」のとおりだったと

思います。


その国民の心を捉えた話し方やスピーチ、これらは「間合いがいい」とか

「国民との距離を縮める言葉遣い」とかあれこれ理屈はつけられるけど、

小泉さんは、情熱をもって、誠実にまっすぐに国民にメッセージを投げかけ

たからなのだろうと思います。

こういうしゃべり方をした方がいいという計算なんかはあんまりなくて、

そういうテクニックのようなものはおそらく歌舞伎鑑賞などを通じて自然と

身に付けられたのではないかと思います(→“ラ・マンチャ”スピーチ)。演


説上手と言われたクリントン大統領のように、トレーニングを受けてああいう

ふうに演説上手になったわけじゃない。そこが小泉さんのすごいところだと

思います。

ともあれ、こういう言語学的アプローチではないものの、直感的アプローチ

で政治家のことばを追っているさくらにとっては、本当におもしろいことば、

心に届くことばに理屈はいらないと思います。

渡辺美智雄先生のことばは本当におもしろい。

この本の中でも紹介されていてかなり有名なものですが、

「野党は税金はまけろ、橋や道路はつくれとうまい話ばかりする。

これは毛ばりで釣りをするようなもので、それにひっかかる人も増えている。

毛ばりで釣られる魚は知能指数が高くない」(1986年3月2日付朝日新聞)

20年後のわれわれにとっても、やっぱりおもしろい。

朝日新聞であることと、おそらくこの前後にはもっと言葉があったのだろうと

推測されることを差し引いても、味わい深いですね。

いま渡辺先生が生きておられたら、麻生閣下のように、インターネットで

大ブレイクしたことは間違いないと思います。

石破先生のお話も、その情熱と使命感あふれる熱さは魂にディープイン

パクトですが、角さん&ミッチーに薫陶を受けたこともルーツにあるので

すね(「こういうのは、伝承ですから」と先生はおっしゃっていました)。

さくらがattractされるのは、やっぱり「おもしろい」ということに尽きるのかも

しれません。だけど、attractだけじゃなくてpersuading。おもしろく、そして

説得力をもって語る政治家の言葉に魅せられているのだと思います。

今日の締めくくりに、麻生節を味わいましょう。外交力強化へのアクション・

プラン10」を取りまとめた、6月6日の外交力強化特命委員会でのものです。

麻生閣下の御礼かたがたのあいさつ

@外交力強化特命委員会
 大勢の方々のご理解等を頂きまして、ひとつだけ感じていることを申し

述べ、御礼かたがた、決意表明に代えさせていただきたいと存じます。

 一昨年の10月に小泉内閣のときに外務大臣を拝命をして以来、

一年半少々が経ったことになります。一番感じておりますことは、

「日本変わったなあ」という話をよく聞かされますが、何が一番変わったかと

言えば、私はたぶん、海外における日本の評価。


これが、この数年間でたぶん、最も変わったことだろうと思います。

少なくとも、イラクにおける自衛隊員、ハタチそこそこの若造の顔を見て、

どう見たって、シャンとした顔をしてますよ。


これが今日びの20歳の若者の顔とはとても思えん。あれはやっぱり、

イラクというところに行った結果、ああいう顔になるんだと思いますけれども、

解団式のときに、小泉総理ともども、朝霞の駐屯地に行きましたけれども、

総理が「おい、いい顔してるな」って言われましたんで、「ご自分の息子と

比べられると、私の息子とほぼ同じ世代なんですが、忸怩たる思いです

な」と申し上げた記憶があるんですけど、シャンとした顔になっておる。


こういうのを見て、海外の人が日本人を評価するわけですから、私はそこ

らに歩いてるハタチの若造が、同じ奴がたぶん、自衛隊に行き、イラクの

あすこに行った経験で、あれだけ顔が変わったと思うんですよ、私は。


そういった経験が日本人をして海外における評価を高めているのは、いろ

いろな技術もあるでしょうけれども、そういった目に見えるところに出てった

日本人ひとりひとりの評価の積み重ねなんだと思います。

 いずれにいたしましても、私ども外務省を預かる立場といたしましては、

いろいろ物理的に足りないところ、今回の提言でいろいろはっきりと書いて

いただきました。

私どもこれを実現させるために最大限の努力を払うと同時に、これに期待に

応えられますように全力を果たしていく決意の一端を表明させていただい

て、ごあいさつに代えさせていただきます。長い時間ありがとうございました。
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あー最高(*´ー`)
次回は、麻生閣下のこの「大人感」と日本外交について、考察してまいります。
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▼民主若手、菅氏の「オヤジギャグ」阻止へ必死(iza)
 民主党の菅直人代表代行が、来月に迫った参院選で、年金問題を

アピールする寸劇を披露しようと党内に提案。その内容が社保庁にちな

んで社保“鳥”を登場させるものと判明し、若手議員らは「おちゃらけて

いる場合ではない」と中止に追い込もうと必死だ。

 「参院選の遊説で寸劇をやりたい。その劇には鳥が登場するんだけど、

何の鳥だと思う?」

 ある党内の会合で参院選の切り札を提案した菅氏。出席者らが首を

かしげると、両手を羽のように動かしながら「社保鳥っていうんだよ」。

ある若手議員は「思わず、ずっこけそうになった。オヤジギャグで受けを

ねらうようなテーマではないのに」とため息をつく。

 国会では、同党政調会長代理の長妻昭議員が年金記録紛失問題を

追及し続け社会問題化。参院選の最大の争点となるのは間違いなく、

同党にとっては、与党を過半数割れに追い込む大きな武器だ。

それだけに菅氏の“奇策”に、党内からは「長妻議員がこつこつ追及して

きた努力が水の泡になる」との懸念の声も。

 菅氏は国会閉会後にも党内で寸劇のお披露目会をする考えのようだが、

「会期が延長されれば、お披露目会も延期になる。

それまでに寸劇をやめてもらうように説得を続ける」(若手議員)という。