関東の温泉ーメタンガスを抜く井戸を設置してないから,爆破事故が温泉で起きた。ー | 日本のお姉さん

関東の温泉ーメタンガスを抜く井戸を設置してないから,爆破事故が温泉で起きた。ー

ようちゃん、お勧め記事。↓

▼コンセントのタコ足をなくす 無線送電技術の開発に成功【大紀元日本6月19日】

【大紀元日本6月19日】パソコンとその周辺機器の周りには「タコ足」がたくさん伸びている光景が随所に見られる。タコ足のようなたくさんのコードがコンセントに繫がっているのは、面倒なだけでは済まず、景観や安全上の問題も無視できない。この問題を解決するために、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究グループは数年間の研究によって、無線送電の技術を開発した。
 無線送電技術の原理は、物体の共鳴現象を利用したものである。一つの物体が、特定の周波数のエネルギーを別の物体に伝えると、後者に震動が起こる。二つの物体に同じ周波数の共鳴が生じたとき、互いにエネルギーを伝送することができる。研究グループは、この原理に基づいて、電球で無線送電実験を行なった。銅線コイルで作った二つの電磁共鳴装置を、一つを送電側に繋ぎ、もう一つを2メートル以上離れた60ワットの電球に繋いだ。送電側の銅線コイルから特定の周波数のエネルギー波を送り出すと、受け入れ側の電球が点灯することに成功した。現段階で、伝送できる電力とその距離は、まだ限られているが、パソコンや携帯電話などの小型電気製品に対しては、すでに実用段階に入っていると同研究グループの責任者であるマリン・ソーラチッチ教授は語った。この技術が実用化すれば、電気製品に面倒なコードをつなぐことはなくなるが、生活圏内にあふれる電磁波が健康に及ぼす影響は、新たな問題にならないかと懸念される問題もある。(07/06/19 09:31)
ようちゃんの意見。↓
★今からですよ,米国のマサユーセッツ工科大学へ日参してパテントを取らなくちゃー 金を積まなくても 研究室への主任とか オファーしてあの手この手も 米軍へ就職を考えてるのでは無いなら
同盟国の強みで 中国人を日系企業へ引きずり込むより 有望。賛成する。

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▼邦銀7グループを格上げ…米大手格付け会社発表(ZAKZAK)

米大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手銀行、7グループの長期格付けを「A」(シングルエー)格に1段階引き上げたと発表した。「利ザヤに象徴される資金利益の収益性などは依然として見劣りする」(吉澤亮二主席アナリスト)ため、国際的な金融グループが取得している「AA」(ダブルエー)格には届かなかった。 最上位の「AAA」(トリプルエー)から5番目の「Aプラス」となったのは住友信託銀行、6番目の「A」は三菱UFJ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、中央三井信託銀行、7番目の「Aマイナス」はあおぞら銀行と新生銀行だった。 ZAKZAK 2007/06/19
ようちゃんの意見。↓
★やっと 最貧国のボツワナ並の評価から脱出したのですねー。

いよいよ日銀も利上げはしなくてはネ。 円キャリーの逆ざやで稼いでいた

おっちゃん達も,もう旨みは消えるよ。
やけどしない中に為替遊びは止めないと駄目よ! 
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◆渋谷の女性専用スパ爆発…従業員絶叫「火事なんです」(ZAKZAK)

警視庁に入った連絡によると、19日午後2時半ごろ、東京都渋谷区松濤の女性専用天然温泉施設「シエスパ」で爆発火災が発生した。東京消防庁と警視庁によると、この爆発で男女4人がけがを負って病院に搬送されたが、1人が重傷という。逃げ遅れた人がいるとの情報もある。地下1階のボイラーが爆発したとみられる。 目撃者によると、爆風で温泉施設はほぼ粉々に崩壊しており、近所のマンションなどもガラスが割れるなどの被害が出ている。 同施設の従業員は夕刊フジの電話取材に「きょうはもう1日営業ができないです。火事なんです」と絶叫していた。 近所の広告代理店関係者は「爆発音がすごかった。ドスーンという音がして、その後にビリビリと背中を押されるような振動がきた」と話していた。 この施設は東京初の建物全体が女性専用スパ。地下1500メートルから天然温泉を引いており、お風呂やエステ、マッサージ、食事も完備しており、女性が1日くつろげるという。 現場周辺では たまたま現場近くにいた芸能事務所経営者によると、現場近くではガラスの破片が散乱し緊急車両が集結。上空にヘリ6機が旋回するなど物々しい雰囲気となった。また近くのラブホテル街としても有名な円山町の風俗店でも男性従業員が事件について話をしているなど、高級住宅地は騒然とした。
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ようちゃんが調べた。↓
★東京都区内(特別区)に湧出する温泉の特色
東京都区内の温泉は、海水や植物及び海藻などが埋没によって地中に閉じ込められ、これらが長期にわたって分解したことに起因する。これらはフミン酸などの有機物を含み、このような有機物が分解することによって重炭酸塩を生じ、さらには水素イオン濃度(pH)が8以上のアルカリ性になることから、これら有機物が溶出して茶褐色(コーヒー色)を帯びていることが特徴であり、北海道などで「モール(植物)泉」と呼ばれているものと同様のものである。しかしながら、北海道のモール泉のように温度の高いものではなく、泉温の低い冷鉱泉が主であり、泉温の分類による温泉は古くから存在るものを含め、全て大深度掘削によるもので、新宿十二社、浅草観音、江東楽天地、平和島などに加え、ここ数年急ピッチで開発が進んでいる目黒区東山、世田谷区瀬田、板橋区宮本町、足立区保木間、葛飾区奥戸、大田区下丸子、文京区春日、江東区青海、練馬区向山、杉並区高井戸、渋谷区松濤、新宿区戸山、豊島区駒込などがある。これらのような大深度掘削による温泉の開発は今後も増える傾向にある。また、性質的には化石海水型の温泉に分類され、泉質は植物などの分解による重炭酸及び海水を多く含有することから、殆どが重曹泉又は食塩泉であり、一部には鉄泉も見受けられる。特に、最近開発された大深度掘削によるものは、塩分を多く含む強食塩泉が多く見られる。この他には、茶褐色の温泉でありながら療養泉の規定を満たさず泉質を与えられないもの、或いは普通の地下水が温泉法によるメタ珪酸の規定含有量を超えて温泉に認められたものも比較的多く存在する。都区内の温泉は、約半数以上が大田区に集中しており、公衆浴場としての利用が殆どで宿泊施設での利用は一部に過ぎない。また、茶褐色の温泉はその色から「黒湯」とも称されるが、鉱泉分析法指針に基づく温泉分析を行なっていないために温泉と認められていない「鉱泉」として利用しているものや、鉱泉分析法指針に基づく温泉分析が行なわれ現に温泉と認められていながら温泉法による各種申請が未だ行なわわれていないため、台帳に登録されていないものも多く存在する。これらの「鉱泉」は実態を把握しにくいため、周知されていない。最近この地域で開発が進捗している大深度掘削については、ゆう出メカニズムが未だ解明されておらず、単に根拠もないままに揚湯制限を設けているだけでは抜本的解決にはならないだけでなく源泉保有者にとっても説得に欠ける部分が多い。今後早急に解明しなければならない課題である
渋谷区) 渋谷上原温泉(第三エビス湯)、ナポリスチーム会館 がある。 

女性専用天然温泉施設「シエスパ」は新しいようです。


観測井(深さは50mから1000mぐらい)を掘削し、メタンガスを抜く井戸を

設置してないから,爆破事故が温泉で起きた。

地下ガス(こういう地盤ガスが出る)

http://www.geo-yokoi.co.jp/News/NaturalGas.htm (画像地図数枚)

東京都北区の某温泉掘削現場から天然ガスが出て火災になり、TVで報道されたのは05/02/10~02/11のことである。
事件は事件なのだが、ボーリングがメデイアに登場する自身、歓迎されるべき事である。これまでボーリングが世間の話題になることが少なすぎた。この事故は、ある意味では別に大騒ぎするほどのことでは無いが、メデイアに登場したことに意義がある。施工に当たった明間ボーリングは迷惑だったかも知れないが、これはボーリング業界を世間に知らしめるための必要条件だったのです。 (05/02/14)
本日(02/18)、明間ボーリング東京支店に、業務上過失出火の疑いで警察の捜査が入りました。これを契機に、あちこちで下らない規制が増えることが予想されます。問題はこういった事態に、地質屋がキチンと対応出来るかです。現代地質屋のように、ふぬけノーナシ地質屋が蔓延するとあまり期待は出来ませんが。
図で、関東平野の南東部に「南関東天然ガス田」という地域が広がっています。これは過去(おそらく江戸時代以降)から稼働していた天然ガス田の分布を囲んだだけの画で、地質構造を格別考慮したものではありません。しかしその南東及び、南西端は第四紀層と第三紀層との分布の境界に、ほぼ一致しています。関東平野のほぼ中央部、旧利根川沿いに東京湾に至る帯状の地域(図の紫部分)で、堆積物が非常に厚くなっていることが判ります。この部分での堆積層の最大厚さは、埼玉県春日部付近で、約4000mに達します。一般に天然ガスの基にとなる炭化水素は、堆積物中の有機物を材料とし、それに温度、圧力、時間という要素が加わって次第に熟成し可燃性ガスに変化します。他の要因が一定なら、圧力が高く(堆積物が厚く)なる方が炭化水素の熟成は進みます。今回、ガスが噴出した地点は、「南関東天然ガス田」を外れていますが、堆積物が非常に厚くなっている場所に位置すること、掘削深度が1500mと従来の温泉より深くなっている点に注意する必要があります
 事故後、某TV局でのニュース報道番組で、司会者の「天然ガスが出るなら、これでお金儲けができるじゃないですか?」という突っ込みに対し、ゲストの学者の答えは「関東(南関東ガス田)の天然ガスは水っぽくて品質が悪いので、採算に合いません」と答えていたが、この学者は経済学者。地表のことが、地下深部まで通用すると思っているらしい。そもそも、これまでの天然ガス井は、大部分が数100m級、せいぜい1000mで、民間用では数10mにすぎない。2000m級も希にはあるが数的には限られている。このような浅い井戸では、品質が悪いのは当たり前。しかし、図で見られる堆積層の分布と、今回の噴出事故を合わせて考えると、関東平野~東京湾の中心で2000~3000m以上の掘削を行えば、採算に合う天然ガス井が作れる可能性もある。やってみますか?

 ではこのようなことは、大阪では考えられるでしょうか?今のところ、温泉で天然ガスが噴き出すという証拠は見付かっていません。しかし、天然ガスに注意すべきことは考えられます。筆者がサラリーマンをやっていたとき、関空第一期工事の関連で、関空技術検討委員会の偉い先生がやって来て、特別講演を開きました。盛土の沈下と粘土の強度増加を調べて行くと、どうも圧密が理論より遅れている地区がある、という話があった。そこでピーンときたのが、ひょっとすると海底粘土で天然ガスが生産され、そのため地層の間隙圧が高くなって、圧密が遅れているではないかということである。そこでその旨を質問すると、「施工不良と言うのが結論です」というお答え。何とも締まらない話だが、土木屋の想像力不足にも恐れ入った次第です。
 しかし、関空の地盤条件を考えると、地下で天然ガスが生産されていることは十分考えられます。関空の海底地盤の大部分を占めるのは、海成粘土ですが、これは外洋性の泥と異なり、大部分が魚等の海棲生物の排泄物で出来ていることが判っています(1)。これは生物起源の有機物ですから、放って置いてもメタンを作る。おまけに上を空港盛土(キャップロックになる)で覆っていますから、炭化水素の熟成は何もないときより進行します。つまり、空港盛土により、天然ガスが作られる環境を作ってやっているのと同じです。もし、天然ガス圧が高くなって、滑走路から噴き出し、そこへ飛行機が滑走体制に入っていると大惨事です。天然ガスにも注意しておいた方が良いでしょう。大して難しくはありません。空港島の何カ所かに観測井(深さは50mから1000mぐらい)を掘削し、メタンガス濃度を測定すれば良いだけです。対策としてはガス抜きボーリング(昔、炭坑ではよくやっていた)とメタン処理施設の設置だけです。
(1)私はこの事をある時に、中世古孝次郎先生から直接聞いたことがある。当時(昭和60年代初期)フツーの人間は、「まさか、またまたアホな事を」と笑って済ましたかも判らないが、私は「うーむ、なるほど」と頷いたのである。理由はちゃんとある。前年夏、団地の夏休みでカミサンと子供が、金魚すくいで金魚を数匹釣ってきた。その殆どは直ぐに死んでしまったが、一匹だけやけに元気なのがいて、なかなか死なない。仕方がないから、金魚鉢を買ってきてそいつを飼うことにした。それを見ていると、数日くらいで金魚鉢の底に厚さ1㎜ぐらいの緑色の層が堆積するのである。たった一匹の金魚でこれだけの排泄物の層が出来る。これを大阪湾に適用すると、大阪湾の魚の量から考えて、数1000年の間に、20mぐらいの排泄物の層が出来るのは不思議ではない、とある釣り好きの土木屋に話すると、彼曰く「そんなら何でいっこも釣れへんのや?」、「それは腕の問題じゃ」。
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地下を掘削していると、ガスの突出に遭遇する事は珍しくはありません。そのパターンをまとめると、次のようになるでしょう。


地形・地質条件 ガスの種類 事故の種類
火山、地熱地帯 硫化水素、亜硫酸ガス、炭酸ガス 酸欠
第三紀、第四紀層 メタン他の可燃ガス、一酸化炭素 坑内火災・爆発、酸欠

 これらは、いわば当たり前・常識のようなもので、こんな話を聞いても少しも面白くない。しかし、世の中にはまさかと思うことがあるのです。その幾つかを紹介します。

http://www.geo-yokoi.co.jp/Kiso/Kiso-Index.htm (基礎と地盤)

昨年暮れから、耐震設計ねつ造事件が話題になりました。但し、問題にされたのは、建物本体だけ。基礎は無関係なのか?という疑問を持った人も、世間にはいるようです。このコーナーでは、建物の基礎と、それを支える地盤の話題を取り上げます。活断層と地震など地下が気になる人はどうぞクリックして続きを・・・

東京の温泉と言う敷設なら メタンガスを逃がす観測井戸を1,2本ボーリング時に設置して置く義務つけが必要だった
何度もメタンガス爆破事故が起きている。 関空も危ないんだけれど,観測井戸を掘っていないでしょう!!