事件になるまで躾ける母親の交際相手 | 日本のお姉さん

事件になるまで躾ける母親の交際相手

 小学2年の長女(7)をひもで椅子に縛りつけて3日間放置してけがをさせたとして、札幌北署は15日、母親の北海道石狩市、パート従業員、千葉美智子(32)と、交際相手の同、団体職員、牧田直輝(37)の2容疑者を傷害容疑で逮捕した。
 調べでは、両容疑者は5月13~15日、自宅で長女の両手首と両足首をひもで木製椅子に縛りつけ、約3週間のすり傷を負わせた疑い。
 両容疑者は「しつけのために縛りつけた」と話している。水や少量の食事は与えたものの、トイレはその場でさせていたという。また、以前にもしつけと称して、長女の食事の量を減らしたことがあったという。
 長女の通う小学校の担任が同24日に傷を見つけて市教委に通報し、発覚した。長女は現在、児童相談所に保護されている。【岸本悠】

6月15日23時52分配信 毎日新聞

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こういう事件はよくあるように思う。
母親が連れ子を連れて男と交際した場合、
連れ子が虐められる場合が多いということだ。

そうではない場合の方が多いのだろうけど、
事件になるのは、母親の交際相手が連れ子を
厳しく躾けすぎて虐待してしまう場合が多いってことだ。
大抵、母親が知らん顔をしていて、事件になるまで
いってしまう。母親は、交際相手に嫌われたくないから
子供をかばわないんだ。

ライオンだって、メスと子供がいるグループを見つけたら、
まず、子ライオンを皆殺しにしてしまう。
子供がいたらメスが発情しないからだそうだ。
それから、そのメスのグループのボスになる。
雄ライオンの仕事は、縄張りを守ることだ。
自分の子供が殺されないように、常に見張っていないと
いけないのだ。だから、狩りはメスライオンがする。
群れの乗っ取りをはかる敵の雄ライオンが来たら、
雄ライオンは、死にものぐるいで群れを守る。

ライオンと人間を同じだと見てはいけないが、
男が交際相手の連れ子をうとましく思う気持ちは
誰でも、少しはあるはず。でも、愛があればちゃんと
世話をするし、ちゃんと可愛がる。
理性的ではない人、人間愛が無い人、動物的な感覚で
生きている人は、つい躾という理由で虐めてしまうのでは
ないかな。乱暴な分析ですが、自分の子供を可愛がって
くれる交際相手を見つけなかった母親も悪いでしょう。

男が自分の連れ子を異常に虐めているのに、知らんぷりして
助けないのは、自分のエゴだと思う。子供をかばって嫌われる
ような相手を選んではいけないのだと思う。

事件になっていないが、虐められている連れ子って、
どこかにいるかもしれない。昔話しに継母に虐められる女の子の
話しってあるけれど、実際に子供が交際相手に暴力を受けて
ケガをしたり死んでいる事件が次々と報道されると、
もっと日本政府は、家庭で暴力を受けている子供を保護する
システムを考えないといけないなと思う。

少子化をなんとかしようとしているのに、
せっかくこの世に生まれ出た子供が大人の都合で殴られたり
ご飯をもらえなかったり、イスに縛り付けられたりして
楽しい子供時代を送れないでいるなんて、悲しすぎる。
大人に家庭で殺される子供が出ないように、なんとか
児童相談所が子供を取り上げて保護するような日本にならないの
だろうか。アメリカの映画やTVドラマを見ていると、悪い親からは
政府が子供を保護して家に帰さないのだ。
暴力をふるう親は、なぜかせっかく児童相談所が保護した子供を
引き取りたがる。引き取られた後で、親に再度暴力をふるわれて
死んでしまう子供もいる。子供に暴力をふるう親は暴力がクセに
なっている場合がある。そういう親も、子供の時に、親に殴られて
いたりする。
母親でも、子供の事より、交際相手に気をつかって、子供を守らない
人がいるのが不思議だ。母親よりも「女」でいたい人なのかな。
それなら、交際相手が厳しく躾けすぎる人ならば、子供を安全な場所に
預けてから交際相手を家に入れてはどうかと思う。できれば
子供を可愛がってくれる相手を選んで付き合ってほしかったな。