ひとり当たり3300万円って、多すぎる!
終戦時に中国に取り残された中国残留日本人孤児らが
「早期の帰国措置や自立支援の義務を怠った」として、国に
1人当たり3300万円の損害賠償を求めた2件の訴訟の判決で、
高知地裁(新谷晋司裁判長)は15日、国の違法行為を認めたが、
賠償請求権は時効で消滅したとして、請求を棄却した。
札幌地裁(笠井勝彦裁判長)も賠償を認めなかった。
新谷裁判長は判決後、「消滅時効は法的にはいかんともし難いが、 道義的、政治的には別問題。
高裁での和解や訴訟外での交渉で迅速に解決されることを
期待する」と異例の言及をした。
両訴訟とも、原告側は控訴する方針。 6月15日12時31分配信 時事通信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070615-00000082-jij-soci |