<情報社会は官僚体質を嫌う> (情報社会を知らない国会議員)
ようちゃん、お勧めブログ記事。↓
▼<情報社会は官僚体質を嫌う> (イスラエル秘密捜査事件の真相)
産業社会の頃は官僚体質はむしろ必要とされるものであった。
基幹産業である鉄鋼や造船、鉄道、自動車などの重工業産業や土木、
建設などのゼネコンにとっては、官僚主義による国家政策が必要とされた
からである。しかし、情報社会が始まり、成熟期を迎えつつある現在、
旧来の官僚主義は有害無実なものとなりつつある。
最近になって発覚が増えている政府や行政機関の不正事件や破綻的失敗
は、情報社会が始まった頃に起こっていて、官僚体質が情報社会に適合
出来ない事実が長く隠され、それが最近になって露呈しているものが多い。
なぜ、産業社会ではうまく機能していた官僚主義が情報社会では相次ぐ
失敗を経験する結果となっているのだろうか。
重工業中心の時代は、減価償却の期間が長く、国家規模の長期計画が必要
であり、一度決定された計画は、むやみに修正しないのが通例であった。
もちろん、現場の混乱や予算の肥大の問題が生じるからである。
官僚主義もこうした計画性に基づいて作り上げられて行き、しばしば些細な
失敗が起こっても揉み消されることがあったと考えられる。
理由は、計画そのものが潰れて大きな負債を背負う危険を恐れるからで
あっただろう。そうした大筋でうまく行っていれば、小さな失敗は問題とされに
くい体質が続き、情報社会になって、技術の進歩が急激に進み、次から
次へと新しいシステムに置き換わって行く時代になっても、旧来の官僚体質
を保身するのをやめようとしなかった政府や行政の官僚組織が、細かい欠陥
を放置した結果、現在の構造崩壊的な信頼の喪失に繋がっていると言えると
思う。たとえば、年金問題はコンピュータのことを良く知らない人間が起こす
トラブルが蓄積した結果の破綻であり、一つの情報に関して、関連する複数
の情報を加えて置くという安全対策が取られていなかった結果に過ぎない。
住所や氏名を入力する時に、2回入力して置くとか、スペルがはっきりしない
時には、1つのデータに考えられるスペルを出来るだけ多く入力して置くなど
の対策が取られていれば、失敗を避けられた問題ばかりである。
つまり、読み仮名がわからない時は、考えられる読みを出来るだけ多く入力
して置けば、検索にかけた時に、行方不明にならずに済むことはインター
ネットが進歩した現在では当たり前であるが、社会保険庁が初めてコン
ピュータシステムを導入した当時は、そこまで配慮されていなかったという
ことのようである。
もっとも、普通はデータを入力した後で検索にかけて確認を取るはずだが、
それをやっていなかったと考えられるのが不可解だし、IBMが決めている
目視による二重チェックなどの対応をしていれば、誤入力などの失敗は大幅
に減らせるはずで、それがおこなわれていたのであれば、現在のあまりにも
多過ぎるデータの判定漏れは納得がいかない。
現在、社会保険庁で起こっているデータ消失事件は、データを入力して
プログラムが正常に動いて結果を出すかどうかを一切テストしないで置いて、
データの入力だけを延々と続けて行き、最後になって、いざ、入力した
データが正確かどうかを調べて見たら、どうやってもうまくいかないデータが
山ほどあり、それをまた、コンピュータにど素人の政治家が1年で解決すると
豪語している状態だと言って良い。
こういう状況に陥った場合には、紙に残っている記録を元にして、最初から
データを確認しながら入力し直した方が一番正確であることを知っている人は
多いと思う。もちろん、現在、正常に動いているシステムはそのまま残して、
次世代の別システムを作り上げて、それで最初から入力し直した方が良い
のである。
現在のシステムを使って無理に1年で終わらせようとすると、おそらく、
間違いだらけのデータが検索にかかるように訂正された状態で残ってしまい、
それが新たな問題を引き起こす結果となるだろう。
二重払いや他人の年金が支払われた結果、年金収支が赤字になって、
それを税金で補う結果となる。もちろん、使い込みもそのまま帳消しにされて
しまうだろう。
従来の官僚体質では情報社会を乗り切れないことが諮らずも明らかに
なったわけで、江戸時代に幕府が改革を何度も断行したにも関わらず、
幕府を救う役には立たず、討幕運動で倒されるまで混乱が続いたのに
良く似ている。
産業革命が封建主義社会を倒したように、情報革命が官僚主義社会を倒
す結果になるのかもしれない。
現在、起こっている社会的混乱も、考えてみれば、情報社会の進歩に
官僚主義が対応出来ない為の混乱であり、技術の進歩に旧態依然とした
政治家や官僚が追いついていない現状があるように思う。
誰もがパソコンを使ってインターネットに参加出来る社会で、コンピュータや
情報社会の知識が無い政治家や官僚が依然として権力を誇示しているのは、
明治になっても徳川幕府の生き残りが権力を温存しているようなものかも
しれない。このまま産業社会時代の官僚主義体制が温存されるとは思えな
いが、もし、官僚体制を維持し続けるのであれば、最後に起こるのは幕府と
同じ財政破綻だろうと思う。
今、政治に欠けているのは何だろうか。
地球規模で経済が動く社会にありながら、同じ国の中でわずかしか離れて
いない場所で格差が広がっているのは、政治の停滞以外の何物でもない。
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▼年金問題、群盲象を撫でる(反日勢力を斬る )
年金問題で国会議員たちがああだこうだと言っているが、その対処法に
ついてコンピュータもシステムも半可通の議員さんたちが「群盲象を撫でる」
ごとき発言をしている。
民主党も社民党も口をそろえて、紙のデータやマイクロフィルムのデータを
今の現在のコンピュータの中のデータと突合せなければ無意味だといって
いるが、これは自民党の言うとおり、まずコンピュータ内のデータの整備を
することが先決だろう。
でもコンピュータやシステムに詳しくない国民は民主党の方が正しいと思って
しまうかもしれない。今日の参院の厚生労働委の質疑応答でも、民主党の
議員ってほんとうにお粗末だ。
小沢一郎の「年金を争点にして参院選に勝利」の指令で、質問に立つ
民主党は、しつこく、長妻議員が2月に年金問題を指摘していたのに
安倍首相は相手にしなかったとか、「私は一刻も早くといっているのに、
総理の答弁には『一刻も早く』という言葉がない(小川敏夫・民主党)」と
くい下がる。
揚げ足取り、個人攻撃で建設的な意見は一つもない。
こんな下らない議論を国民の税金を使って延々とやってる委員会の質疑
応答を見て一般の国民はどう感じるだろうか。
福島みずほ(社民党党首)
「社保庁の文書保存規定では『旧台帳は永年保存すること』となっているが、
なぜ旧台帳を捨てたのか。マイクロフィルムに入っているから良いのだと
言っているが、それは大きな間違いだ。マイクロフィルムは極めて見にくい」
と迫るが、マイクロフィルムに収めたら紙の台帳は捨てて当たり前だ。
「見にくい、見にくい」と繰り返したが、こんな輩がいるから社保庁の
システム化が遅れて今日の問題の一端となっているのだ。
ただひとつ、柳沢大臣の答弁で気になったこと。
「Windows マシーンを見て・・・」と言っていたが、こんなところでマイクロ
ソフトの宣伝をすることはない。「端末を見て」で十分だ。
お付きの人の入れ知恵だったのか(笑)
それともうひとつ、次から次へと民主党が新データの数字を出してきて、
自民党の隠蔽工作だと責め立てるが、もしかしたら、社保庁の労組が
自民党に故意に間違ったデータを流し、一方では民主党に新しいデータを
流すという工作をしているのではないかとPonkoは勘繰っている。
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ようちゃんの意見。↓
★笑った!可笑しい~♪(笑) 例えばマイクロフィルムにせずに、
紙に書いてある事を直接パソコンに入力したのなら、紙のデータも
残しておく必要があると思いますが、こんな発言が出るなんて、
「マイクロフィルムとは何か」という所からわかってないとしか思えません
よね。 辞書変換しない語は 二度打ちして 記憶させておいたり、
辞書登録して置いたり、それなりの使い易い環境にマシーンを馴らす
事は当然でしょうが・・・.特殊用語が多い役所なら一層 一般的な
内臓アプリなんて 使いモノにならないでしょうが・・・.
ましてそういうのは 後で検索かけて確認して作動環境を見るのは
常識でしょう.
官僚が組織肥大化してると言う(イスラエル秘密捜査事件の真相)さん
の意見にも異論がある.、
後で検索できるアーカイブを作って置いたりは、 小さい組織では、まして
個人では圧縮して別フォルダ管理して、名前つけして整理する事が精一杯
です. 政府の官僚組織で、問題が起きてるのは、東京大学出た秀才が、
上司からコンピューター打ち込み機械のような 単調な仕事しか与えて
もらっていないことでしょう!
あたら能力を、女の子でも出来る、文字打ちマシーンの役柄だけで
朝の早くから、夜の真っ暗闇に周囲がなるまで、 ひたすら単純な
文章を丸写しで打ち込むだけなどと、やってられないでしょう!!
調査・企画・立案と そういう会議でディスカッションやら、説明プランナー
なり 陽の目の当たる仕事が回ってこないのが問題となってるのです.
若い有能なフレッシュな 能力が、霞ヶ関のビル内で 文字打ちマシーンと
して使われてるこそが問題で、頭の古い上司が大きな顔で、何時までも
その椅子にしがみつき、無駄な事務処理で時間がたったのです.
官僚の上の 脳味噌が 癌化した上司を一掃、大安売りして叩き出したら
ちゃんと機能し始めます.勿論コンピューターを扱えない世代は居なくなる
のだから・・.