最初の天皇って誰ですか?
しかし、真偽の程は・・・・
学説では幾つかありますので、ご紹介します。
1.崇神天皇説(第10代)
2.応神(仁徳)天皇説(第15ないし16代)
3.継体天皇説(第26代)
4.その他(^^;)
教科書では具体的に誰が初代天皇かを明記していません。
1~4まで挙げた説も、あくまで文献等の状況証拠の域を脱せず、あいまいであります。
1.崇神天皇説
天皇の「おくり名」には、その昔漢風と和風の両方が存在しました。今残っているのは漢風です。
(例:神武天皇・明治天皇ec・・・・)
問題は和風の「おくり名」です。実は、神武天皇と崇神天皇は同じ「おくり名」なのです!
「ハツクニシラススメラミコト」最初の「ハツクニ」が、実は「この国に初めて」という意味にな
るのです。
よって、崇神天皇を最初の天皇だと主張する説があるのです。
学説としては、かなり有力な説でもあります。
なお、崇神天皇から始まる系統を「三輪王朝」又は「イリ王朝」と呼ぶ場合があります。
2.応神(仁徳)天皇説
崇神天皇も神話の域を出ないというコンセプトら、史実として一番実在性が高い天皇を探してゆくと応神(仁徳)天皇にたどり着きます。これは、中国の歴史書にその存在根拠を見いだせるからです。
なお、応神(仁徳)天皇と書いているのは、一部に両天皇が同一人物ではないか?
という説があるからです。
応神(仁徳)天皇から始まる系統を「応神王朝」又は「河内王朝」と呼ぶ場合があります。
3.継体天皇説
この説はかなり少数派です。応神朝の古墳を無視して継体天皇が最初の天皇だと主張するはかなりの勇気がいるでしょう。
それよりも、継体天皇が前王朝の権力を継承したという説が有り、こちらは有力な説となっております。
継体天皇から始まる系統を「継体王朝」と呼ぶ場合があります。
現天皇家は、継体天皇の子孫です。
4.その他
これは、諸処あって書き切れません(^^;)。一応色々あるという事だけご理解下さい。
以上長々と学説を簡単に説明しましたが、とにかく学校では明言されておらず、その辺りがますます混乱に拍車をかけているのでは?と感じてしまいます。
私は、崇神天皇が最初もしくは、最初の王朝で実在性の一番高い天皇だと思います。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~j-sheep/jp/yamato2.html
日本のお姉さんの独り言。
古事記や日本書記は、昔の歴史書だから、ちょっとぐらい間違いがあっても
仕方が無いと思う。昔の記録が無い時に、「このままでは誰も昔のことが
分からなくなる。」と思って、覚えている人に書かせたのだろう。
ただの御伽噺(おとぎばなし)というよりも、歴史を御伽噺風にしているだけで
本当にあったことを「象徴的に書いている」のだと思う。
最初の天皇が神武天皇なのか、崇神天皇か、応神(仁徳)天皇なのか
しらないが、昔からいたということにしておけばいいじゃん。
神武天皇と崇神天皇は同じ「おくり名」で、最初の天皇という
日本風の名前があるから、彼が最初だったのだと思う。
仁徳天皇は、古墳があるから本当にいたのだと分かるけど、
古墳があるから最初の天皇だってことはないだろう。
聖徳太子は第31代の用明天皇の子供さん。
外国人に聖徳太子の話をしたら、「日本の最初の天皇ですか?」と
聞かれて、違うのについ「はい。」と言ってしまった。
こんど会ったら、聖徳太子は31代目の天皇の子供だけど、
最初の天皇は神話かもしれないと言うべきか?
テレビでは、ある人が、聖徳太子はいなかったなどと言っていた。
タレントたちが、「へ~っ!」と言って感心していた。
テレビの話を直ぐに信じるのは、危険なことなのだ。
テレビは、納豆でやせると平気で言うんだからな。
現在のある歴史学者によれば,歴代天皇の23人くらいまでは
本当にいた天皇だが、最初から9人までは想像上の「天皇」で
あることに間違いはないといっている。
昔の天皇はちょっとみんな長生きしすぎで、怪しいんです。
だけど、昔の日本人は長生きだったのだと言う人もいるんだ。
証拠は無いけど、記録はあって、聖徳太子は31代目の天皇の
子供だと言っておこうか。
聖徳太子は、そんなに昔の人ではないというイメージがある。
なんで日本に仏教を取り入れたのかは、謎だ。