チャイナはカンニング大国
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中国の大学入試、カンニングめぐりハイテク“攻防戦”過熱
瀋陽=末続哲也】中国で、7日から全国一斉に始まる大学入試を前に、
受験生のカンニングをめぐる“攻防戦”が過熱している。
不正受験の手口がハイテク装置の導入で年々巧妙化する中、当局も監視体制強化を図っている。
中国の報道によると、遼寧省当局は入試当日、省内8000か所以上の入試会場に手持ち式の金属探知機を配り、所持品検査を行う。監視カメラなども配備。投入した経費は約1億元(約16億円)に上る。近年、中国各地で横行するハイテク機器を使ったカンニングを封じ込めるためだ。
中国では昨年、3000人以上のカンニングへの関与が発覚。カンニング請負業者が、受験生に持たせた無線機付きの超小型カメラで問題用紙の映像を入手、超小型トランシーバーなどで受験生に正解を教えるのが、一般的な手口だ。ワイロをもらった当局者の出題漏えいも頻発する。当局側は、四川省が約100万元で無線機器の探索装置を配備し、北京市も監視カメラを導入するほか、内部の綱紀粛正を図るなど、防戦に躍起だ。
業者側も対抗手段を練っている模様。遼寧省瀋陽で最近、無線機を隠した腕時計や靴などのカンニング用品が見つかった。瀋陽の電柱には「あなたの大学への夢をかなえます」と記されたカンニング業者のチラシも張り出され、“営業活動”も盛んなようだ。
業者は数千元から数万元でカンニングを請け負っている模様だが、大金を払うのは受験生の親たち。カンニング横行の背景には、違法業者の暗躍に加え、所得格差が拡大する中、子供を「勝ち組」に押し上げたい切実な親心もありそうだ。(2007年6月5日18時35分 読売新聞)
このカンニング請負業者というのは相当優秀なスタッフを揃えていないと大変だと思う。入試本番の問題を即座に解答しないといけないからである。もしかしたら教師が副業でやってるのかも知れないが。賄賂をもらって出題漏洩というのはいかにもありそうな話だと思う。それなら時間もたっぷりあるから試験までになんとかなるだろう。そしてオレはこのようなカンニングの仕組みがなぜ日本には登場しないのだろうかと考えるのである。入試の結果が人生を大きく左右するのは日本も中国も同じだろう。だったらなぜ日本にはこのようなカンニング請負業者が出現しないのか。
日本ではカンニングに対する罰則はかなり厳しい。カンニングを行った科目だけではなく、それ以外の科目もすべて0点にされるような学校もあるらしい。場合によってはそのために留年に追い込まれることもある。カンニングペーパーを持ち込めたら高得点できるような単純な試験ではないことも多い。それによって得られる点数と見つかった場合の罰則の重さを比べるとどう考えても引き合わない行為なのである。もっとも引き合うからとやっていいものではないわけだが。
そういえばお隣の韓国では携帯電話を用いた大規模なカンニング事件が発覚したことがあった。中国といい、韓国といい日本とは比べものにならないくらいの学歴社会らしい。入試に対してのこだわり方が違うということなのだろうか。まあ中国はその昔の科挙の時代からカンニングはあったということらしいから、むしろ中国二千年の文化なのかも知れないが。
中国当局が躍起になってカンニング取り締まりをしていることと比べて、日本の大学入試センターは実にのんびりしているなあと思う。もちろんここで問題の漏洩事件などが起きれば入試を根底から揺るがせる騒ぎになるだろうし、責任を取って自殺する人が出たりと大変な事態が予想される。歯科医師国家試験で問題が漏れたという事件はこれまでにも起きているが、これがセンター試験となると試験そのもののやり直しまで発展しそうである。現場で生徒を教えている身としてはそんな大混乱だけは絶対に避けて欲しいと思うのだが。
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▼ドンキで2000万円万引きしたクソガキ[江草乗のいいたい放題」
万引き容疑:ドン・キ3店で2千万円分 少年ら4人逮捕
量販店の「ドン・キホーテ」で万引きを繰り返したとして、神奈川県警加賀町署は4日、川崎市川崎区台町、佐藤亮容疑者(20)ら18歳と19歳の少年を含む、いずれも川崎市内の無職の男4人を窃盗容疑で逮捕したと発表した。同署は、4人が昨年1月から今年3月末までに、横浜市、川崎市、同県相模原市内の3店で電化製品など約100件の万引きをし、被害額は約2000万円に上るとみて捜査している。
調べでは、佐藤容疑者と19歳の少年は2月12日午前6時20分ごろ、川崎市幸区神明町1の「ドン・キホーテパウかわさき店」で鍋セットや体重計など(計4万9400円相当)を盗んだ疑い。20歳=事件当時19歳=の男と18歳の少年もそれぞれ同月、同店などで掃除機を盗むなどした疑い。19歳と18歳の少年2人は家裁送致され、当時19歳だった男は窃盗罪で起訴されている。
4人は、2~3人で万引きを繰り返し、盗んだ商品を質店で換金していたという。調べに対し、「遊びに使った。商品が山積みされていて盗みやすく、警備が手薄になる深夜から明け方を狙った」と容疑を認めている。【鈴木一生】毎日新聞 2007年6月4日 21時28分
この4人の犯人グループの肩書きが「無職」となってるが、こいつらはそれで生計を立てていたのと同じである。だったら職業は「無職」ではなくて「泥棒」とすべきじゃないのかとオレはまず突っ込みたくなる。そして深夜や早朝の警備が手薄な店内に忍び込んで盗むという行為は少なくとも「万引き」の範疇ではなくてそれは「窃盗」(こそ泥)と呼ぶべきである。この毎日新聞の記事は日本語の誤用だらけだ。
それにしても盗んだのが「鍋セット」「体重計」だから意味不明だ。なぜこんな重量の割に価格の安い品物を盗んだのか。それともドン・キホーテにはまともな高額商品がないのか。換金が目的ならばできるだけ小さくて値打ちのあるものを盗むのが普通じゃないのか。もしかしたらこの4人組は超弩級の馬鹿だったのかも知れないが。
同じ行為を「万引き」と呼ぶのと「窃盗」と呼ぶのではかなりニュアンスが異なる。世の中には「万引きなんか誰でもやってる!」などとほざくクソ親も多い。「お宅のお子さんが万引きをしました」なら驚かない親も「お宅のクソガキは泥棒です」と言われればビビるかも知れない。そういう意味ではオレはこの「万引き」ということばをいっそ廃止して、「窃盗」ということばだけに統一してくれよと思うぜ。
万引き100件で被害額2000万円とあるから一回あたり20万円ということになる。この推計はどうやって行ったのだろうか。こんなクソガキどもがまさか「万引き戦果ノート」という記録を残していたということはないだろう。だったらその金額も件数もおそらくは概算のはずである。もしかしたら何もウラを取らずに「一回20万円くらいで100回はしたと思います!」という談話をただかけ算しただけかも知れないぜ。店の方は被害金額をきちっと計算できてるのだろうか。そして今回の事件で重要な役割を果たしている質屋は別に検挙しないでもいいのか。どうもオレはそれが腑に落ちないのである。
万引きをなくす方法について以前オレはこの日記で提案したことがある。どんなにわずかな金額の商品を万引きしたとしても、罰金を50万円くらいにしてそれを親に払わせるというシステムを作ることだ。そして罰金のうち10万は国庫へ、40万は被害を受けた店側に入るという仕組みにすればどうだ。コンビニは商品を販売するよりも万引きを摘発した方がはるかに儲かるということになり、あの手この手で客を監視する仕組みを開発するだろう。これまで数多くのコンビニが万引き被害で倒産したという。この罰金システムを導入すれば、多くの経営難のコンビニが息を吹き返すかも知れないのだ。もちろん罰金を払わない親もいるだろう。その場合はクソガキが警察の留置場から帰宅できないようにすればいい。(これではまるで罰金ではなく身代金みたいだが)ついでにその留置場は駅前の人通りの多いところに作ってガラス張りにしてやれ。罪を犯すということはそれくらい恥ずかしい行為であると認識させることは、この世から悪を追放するために必要なことである。