消えた年金は組合のせい? (毒吐き@てっく)
■消えた年金は組合のせい? (毒吐き@てっく)
N-Eの時事ネタ日記さん : 社会保険庁の再編と年金制度のあり方
小倉さんの年金手帳には昭和46年4月から51年までテレビ東京に在籍(その後退社。平成14年まで国民年金に加入。)し、厚生年金を支払っていた記録が記載されてました。ところが、社会保険事務局にその記録を照会したところ、46年から51年までの納付記録が欠損していたそうです。小倉さんのような事例は、社会保険庁が手書きの納付記録を、コンピューターに移し変える作業の過程で発生し、現在分かっているだけでも約5000万件存在しているそうです。
小倉さんがホントにそうなのかどうかは置いといて・・・納付記録の欠損の話に進みます
で、昭和50年代に年金台帳をコンピュータに入力しようとしたときの話になるわけね
ここで出てくるのが、悪名高い、昭和54年3月13日に取り交わされた「オンライン化計画の実施に伴う覚書」の問題
あんまり好きな人じゃないんだけど、中川秀直さんが国会でこう言ってる
○社会保険庁改革について
次に、私は「社会保険庁の解体的出直しなくして、年金の信頼回復なし」と考えます。
先の通常国会終了後、8月3日に公表された社会保険庁の国民年金保険料の不正免除問題についての最終報告書では、平成17年4月から18年6月までの間に行われた、違法な免除や猶予手続き、勝手な不在者扱い等、不正な事務処理件数は38万5440件にものぼっていたことが明らかとなりました。
社会保険庁の体質問題の根底にあるのは、社会保険庁職員の大多数が参加する労働組合・自治労「国費評議会」の問題であることは周知の事実であります。
コンピューター導入反対、年金見込み額試算は行わない、資格記録票も交付しない、ファクシミリ番号も公表しないという、自治労「国費評議会」諸君の極めて異常な国民無視の闘争こそが、国民に不便をかけ続けてきた根源的理由なのであります。
公務員としての使命を果たさず、しかし身分や特権を守るために100件以上にものぼる「覚え書」や「確認事項」を当局との間で結んでいた事実は、この組織を公務員のまま存続させることの限界を示しています。社会保険庁職員を国家公務員のまま存続させる案では、解体的出直しにならないことは明らかであります。
これに関しちゃ、自民党がかなり過激なドキュメントを出してる
社会保険庁の不正行為を突き詰めていくと、そこに労働組合の姿が浮かんできます。
社会保険事務所の窓口で端末を操作する時、「職員は45分操作したら15分休憩をとる」という約束事がありました。社会保険庁は、自治労の中の国費評議会という労働組合とこんな約束を交わしていたのです。
大問題になった「覚書」。これはそのほんの一部です。全部で100近くある覚書の中には、この他にも、普通の神経を持っていたら「?」と思う項目がたくさん羅列されています。
もう一つ挙げると、「磁気カード」の問題がありました。これは、パソコンを操作して情報を見る時に使うカードですが、なんと、このカードはつい最近まで、職場の誰が使っても特定できないようになっていました。
ですから、社会保険事務所で誰かがあなたの個人情報を盗み見ても、その盗み見た職員が特定出来ない仕組みなのです。
なぜそんなことになったのか。
「職員個人のカードに切り換えると、誰がどれだけ働いたかわかってしまう。労働強化につながる」というのです。さすがに、「45分仕事して15分休憩」を恥ずかしげも無く言い出す組織だけのことはあります。ちなみにこの悪名高き「覚書」は、村瀬長官が就任してから、破棄されました。しかし実態は・・・。
実は年金記録をコンピュータに入力しようとした時、自治労が猛烈に反対したらしい
で、社会保険庁の組合の猛烈な反対で導入が遅れたんだけど、その結果として作業のスケジュールに時間的余裕が無くなった
だから、複数名で作業の確認を行うって、当然やるべきクロスチェックがされなかったとか
その、手書きの納付記録のコンピュータへの移し変えを猛烈に反対してた自治労ってのは、民主党の支持基盤だったりする
このふざけた覚書がなくなったのは、小泉さんが任命した、村瀬清治社会保険庁長官(元損保ジャパン副社長)
彼がこの覚書の破棄を命じた
ところが、民主党をはじめとする野党は、国民年金保険料の不正免除問題に絡めて村瀬さんの罷免要求を出した
自治労・国費協議会のとんでもない労働闘争が、「年金記録紛失問題」の原因じゃないかというのに、自民党を叩く民主党の利害関係者がその自治労という、またまたミンスにブーメランがっていう複雑なお話
ま、それは置いといて・・・
・10年以上前から端末から年金記録を照会可能だったにも関わらず、自治労が「絶対に表に出すな、仕事が増える」と言って、個人で照会出来ることを隠してきた(広報してないし、広報をさせなかった)
・窓口作業が増えるのは「労働強化だ!」ってことで、、照会作業中は課長が端末操作に付き添うことっていうふざけた約束もあった(窓口が10あって、それぞれに端末があっても照会作業は課長がいる場所でだけ)
なんて話もある
自治労とかのふざけた話は、岩瀬達哉さんの、年金大崩壊って本に詳しい
ちくっとだけ紹介
昭和54年3月、社会保険庁長官だった八木哲夫氏と社会保険庁職員組合側代表の鈴木義彦国費評議会議長、および丸山康雄全自労中央執行委員長との間に結ばれた「覚書」には、こう記されている。
『オンライン化に伴う切替準備一切の経費については一般予算とは別個に配付する』
つまりは我々の掛け金を使うことを密かに決めていたのだ。
何をふざけたことをぬかしよるんじゃ、この組合どもは
他にもこれだけあるんだけどね、こいつらの悪行は
社会保険庁の在り方に関する有識者会議資料より : 社会保険庁をめぐる不祥事案等に関する調査報告書概要
年金大崩壊からもう一個だけ紹介しますか
岩瀬さんによると、社会保険庁九州ブロック職員組合の内部文書らしい
九州6県と沖縄の社会保険庁職員組合幹部会議の「自治労、国費評議会九州地連三役会議(まとめ)」
労働者はどういう扱いをされているか。精一杯使うだけ使って2~3年で使い捨てされている。安い賃金で。
我々はどうか。
タバコを吸いながらの入力♪
疲れたらコーヒーを飲んで一服♪
年休はドンドン取ったり、時間内労働組合活動、職場集会をやったり、パソコン一つも満足に扱えず、
昼休みも電話がかかってきても来訪者がいても休息している♪
注 : ♪は「。」の代わりにあっしがやった
そら、ミスも起こるかもね
で、そのミスの原因がミンスの支持基盤の組合ってか?
どうしたらいいんでしょ
そして・・・この問題をややこしくしてるのが、元帳がないってことね
ちなみに、(昭和60年9月に課長名で都道府県の年金担当者に)元帳の破棄の通達を出したときの社会保険庁長官は正木馨さん
浅野史郎さんは、高評価してるみたい
で、通知を出す直前の8月までの長官が持永和見さんね
このコンビって、結構すごいよ
私物国家―日本の黒幕の系図より
薬害エイズの正木馨、1983、前任者・持永和見の後を受けて、薬務局長
に就任。非過熱製剤の危険を知りつつ放置。1985時の生物製剤課長・
松村明仁は非過熱製品剤を回収しなかった咎で逮捕。持永、正木も
逮捕されてしかるべき。
しかも正木は、その後、医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構の理事長に就任。被害を生み出し、隠し続けた者が、被害救済の責任者として活動。何故、正木は、告発を免れるのか。
なんかもう、この問題って手を突っ込んだら、みんなブーメランが帰ってきそう
ちなみに、個人的には、統一番号が付いてからは問題ないと思うし、問題は上で言った手書きからコンピューターの移行のとき、しかも国民年金の人、ってことになるんじゃないかなと思ってます
社保庁法案、年金特例法案が衆院通過
社会保険庁改革関連法案について
お玉さんは「わずか二日ほどで作ったものを大急ぎで強行採決しようとするその姿勢にはやはりお玉は納得出来ません」とおっしゃってるけど、それは年金の請求に関する時効の件・・・つまり、会計法第30条(国のまたは国に対する金銭債権の消滅時効)に対する特例法案のことをおっしゃってるんでしょうか?
あっしは、その部分については、あんまり反対する部分が見当たらなかったりします
覚書原本(PDF)-坂出市長、松浦稔明さんにより有識者会議に提出されたもの(4ページ目から)
ーーーーーーーーーーーーーーー自民党から
ようちゃんの意見。↓
★https:/
呆れた社会保険庁の実態 ここに詳細があります.
コメント欄もあるので、どうぞ.
民主党の支持基盤の自治労は酷い!