中国初の人工衛星「東方紅1号」以来、今回が100回目
中国が開発した通信衛星を積んだ長征3Aロケットが1日午前0時8分、四川省にある西昌衛星発射センターで打ち上げられた。長征シリーズのロケットは1970年4月24日の長征1号による中国初の人工衛星「東方紅1号」以来、今回が100回目の打ち上げ。
打ち上げ24分後、長征3Aが衛星を予定の軌道に投入したことが確認された。衛星の名称は「〓諾3号(シノサット-3」で、現在は近地点高度205キロメートル、遠地点高度4万2123キロメートル、赤道からの軌道傾斜角25度の軌道を周回している。(〓は「金」の下に「金」2つを並べる)
「〓諾3号」は、中国が開発した通信衛星のプラットフォーム「東方紅3号」に基づいて製作された衛星の10基目で、〓諾衛星通信有限公司が運用する。
中国は運搬用液体燃料ロケットの分野で長征1から同4までの4シリーズを実用化しており、打ち上げ能力が更に大きい長征5を開発する方針。
5月には長征3号Bと通信衛星のプラットフォーム「東方紅シリーズ」との組み合わせで、ナイジェリアから受注した衛星打ち上げに成功、08年にはベネズエラの衛星を打ち上げる予定で、中国は今後、開発途上国などをターゲットに、これまで以上に衛星ビジネスに注力するとみられる。(編集担当:如月隼人)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070601-00000002-scn-cn
打ち上げ24分後、長征3Aが衛星を予定の軌道に投入したことが確認された。衛星の名称は「〓諾3号(シノサット-3」で、現在は近地点高度205キロメートル、遠地点高度4万2123キロメートル、赤道からの軌道傾斜角25度の軌道を周回している。(〓は「金」の下に「金」2つを並べる)
「〓諾3号」は、中国が開発した通信衛星のプラットフォーム「東方紅3号」に基づいて製作された衛星の10基目で、〓諾衛星通信有限公司が運用する。
中国は運搬用液体燃料ロケットの分野で長征1から同4までの4シリーズを実用化しており、打ち上げ能力が更に大きい長征5を開発する方針。
5月には長征3号Bと通信衛星のプラットフォーム「東方紅シリーズ」との組み合わせで、ナイジェリアから受注した衛星打ち上げに成功、08年にはベネズエラの衛星を打ち上げる予定で、中国は今後、開発途上国などをターゲットに、これまで以上に衛星ビジネスに注力するとみられる。(編集担当:如月隼人)
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