これから気をつけないといけないことは、売春、金貸し、解雇規制、外国人労働者 | 日本のお姉さん

これから気をつけないといけないことは、売春、金貸し、解雇規制、外国人労働者

■【勿忘草】金融機関に相手にされない貧乏人は…
「1個100円のライターを100万個売るよりも、1億円の不動産を1件売ろうとしている」
 ある金融機関の人が、年々強まる自分たちの現場の雰囲気をそう表現していた。
 実際に多くの銀行が、金融資産1億円以上の「富裕層」や、それに続く「準富裕層」にターゲットを絞った営業体制の強化を鮮明にしている。
 大した預貯金はないのに、手数料無料の時間帯に現金引き出しを何回もする、私のような存在を相手にしても効率が悪いというわけだ。
 もちろん銀行は行儀がいいから、口が裂けても「貧乏人相手ではもうからない」とは言わない。
 多くの銀行の店舗には、売れている女優や俳優が微笑(ほほえ)んだポスターが掲示されている。でも、その微笑みは、庶民にというよりも、もっと金持ちの人に向けられていると考えたほうが本当のようだ。
 多いか少ないかは別にして、全国で1億円以上の金融資産を持つ世帯は、60世帯に1軒。まったくうらやましい限り。
 富裕層は恐らく利用しないだろうと思われる金融機関に、消費者金融がある。いわゆるサラ金だ。
 そのサラ金に、今年になって新しい動きがある。新規の借り入れ申し込みに対する成約率が、従来の60%台から40%台に急落しているのだ。
 いわゆる「グレーゾーン金利」が撤廃されることが決まり、サラ金業界の生存競争は激しさを増している。各社とも、貸し倒れリスクの少ない層に絞った業務を展開しようとしていることが、成約率低下の原因。
 その結果、サラ金を訪ねても4割程度の人しか、金を貸してもらえないといった現象が起きている。
 富裕層や準富裕層の取り込みに力を入れる銀行。リスクの少ない顧客を相手にしようとするサラ金。
 近々、金融市場から居場所を失った人たちの存在が社会問題化すると思う。格差社会のあらたな病理だ。
 悲劇的な破産が増えたり、暴力団をバックにしたヤミ金が再び跋扈(ばっこ)しなければいいのだが。(赤堀正卓)
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ようちゃんの意見です。↓
★規制強化は、その動機が良心や人道心に基づいたものであれ、ろくな結果を生まない。リバタニアリズムの正しいがまたもや実証されたのである。規制の強化は暴力団などの裏社会を肥らせることにしかならない。例えば、厳しい解雇規制を作ると、企業経営者は派遣社員や業務請負を使うようになり、正社員を雇わなくなる。もっとわかりやすい例が売春に対する規制だ。売春に対する規制は全面的に撤廃するべきである。人類史上始まっていらい、法律で性欲を押さえることに成功した例など一度もない。売春を規制したとたんにレイプ犯罪が急増した隣国を見れば明らかなのである。売春を非合法にすることは、それを裏社会の稼業にするということである。
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▼滅び行く欧州、栄えるイスラムの脅威 その1、その2、その3~ヨーロッパの世俗化、イスラムの過激化(苺畑より)3日間連続。
ーーーー前半、中盤 ----事象は省略ーーーーー
マーク・スタインの悲観的なヨーロッパ論に一週間も付き合っていたらかなり気が滅入ってしまった。200ページもある本のなかでこれだけヨーロッパはイスラムに侵略される直前だ、ヨーロッパは滅びると最後論を振り回しておきながら、ではどうすればいいのかという解決策は最後のたった一章きり。すでに三分の二あたりで読む気はなくしていたのだが、最後まで読まずに感想文を書くのもなんだと思って出動前最後の日曜、お昼からずっとホテルの一室に閉じこもって読書をした。しかしその褒美がこれとはひどいな。スタインはヨーロッパは近いうちにその自堕落な政策からイスラム社会に乗っ取られ地理的にはヨーロッパとして残ってもヨーロッパの文化は消失してしまうだろうと予言した。その理由として、ヨーロッパの少子化による人口減少、多様文化主義によるヨーロッパ文化の崩壊、世俗主義による自分勝手な日和見主義を上げている。マーク・スタインの悲観主義は現実的だろうか。本当にヨーロッパ諸国は負け犬のように腹を見せてイスラムに服従するのだろうか?私はそうはおもわない。

カナダの政治評論家マーク・スタイン著のアメリカアローンを参考にヨーロッパにおける、少子化問題、イスラム教台頭、そして今後のヨーロッパの宗教と文化が世界に与える影響などについて考えて書いた。出生率は欧米並びに日本の出生率を見てみよう。社会が人口増加も減少もせずに同じ率を維持していくためには、一夫婦あたり2.1人の子供を生む必要がある。先進国でこの数をぎりぎり満たしているのは僅かにアメリカの2.11人があるだけで、後はニュージーランドとアイルランドの1.9人、アルベニア、1.8人、オーストラリアの1.7人と続く。 しかしカナダになってくると1.5人と極端に減り、ドイツとオーストリアは共に1.3人。ロシアとイタリアは1.2人、スペインが最低でなんと1.1人。 ヨーロッパの平均出生率はなんと1.3人! (出生率が最低だった2005年現在の日本は1.25人だから、かなり低いことがわかる。)もしこのままの状態が続けば、スペインなど次の世代で人口が半減してしまうことになるのだ。ロシア、イタリアそして日本もほぼ同じような状態にある。

これまでヨーロッパでは「ゆりかごから墓場」までと言われた社会福祉を進めてきた。これらの国々ではすべての市民が短い労働時間で長期休暇を取ることができ、医療費も学費も無料及びただ同然。年金は保証されてるし失業保険もばっちり。一見こんなすばらしいシステムはない。だが、「ただほど怖いものはない」と言うように、これらのサービスは決してただではないのだ。誰かが払っているのである。

そしてその誰かとはまさに消え行く若い世代であり、彼らが払う高い税金によってこれらは賄われているのだ。しかし、このシステムの最大の欠点は次の世代の人口が増え続けて行くことを前提としている点だ。前世代の引退者への年金は今世代の労働者の税金が補っているのである。ということは次世代の人口が半減した場合、労働者一人当たりにかかる負担は二倍になってしまうわけだ。こんなことを永久に続けられないことは子供でもわかる。

そこでヨーロッパは第三諸国から大量の安い労働力を輸入して問題を解決しようとした。それが現在ヨーロッパを内側から揺るがす原因となっていることは言うまでもない。たかが数パーセントの少数派イスラム教にこれだけ脅かされているヨーロッパが、出生率の高いイスラム教徒に多数派の座をうばわれたならどういうことになるのか、想像するだけでも恐ろしい。

イスラム聖戦主義は成功しない

先ずイスラム教はスタインが言うほど強力な勢力ではない。カカシはなにもアメリカ本土を攻撃し3000人の市民を虐殺し、イラクでもアメリカ軍を悩ませているジハーディストの力を過小評価しようというのではない。彼らは危険な敵だ。それは正しく把握する必要がある。敵を見下すのは自殺行為だ。しかし、イスラムは魅力的な宗教でもなければ建設的な文化でも政治機構でもない。世界ひろしといえどいったいどのイスラム教国家が経済的に成功し高い教養を持った幸せな国民で溢れているというのだ? どのイスラム教国が強力な軍隊を保持して世界のスーパーパワーとして君臨しているというのだ?どこのイスラム教国からノーベル賞を受賞するような科学者や、ビル・ゲーツのような事業家が出ているというのだ?

イスラムはユダヤ・キリスト教に比べれば歴史は浅いかしょうがないのだと言う人もいるだろう。だが、建国してせいぜい100年からのアメリカは19世紀終わりにはすでにかなりの実力国家としてヨーロッパ諸国から無視できない国になっていた。イスラムには1400年という時間があったのに、いまだにほとんどのイスラム諸国が7世紀の生活をしているのは何故だろうか?

その理由は簡単だ。イスラム教は何も生産しない、イスラム教は新しいアイディアを奨励しない、イスラム教は生より死を選ぶからだ。よくアラブの歴史をよく知らない人たちが、中世のイスラム諸国はヨーロッパよりも異教徒に寛容であり、異教徒を受け入れ優遇していたという。彼らが都合よく無視している点はこうした国々のイスラム教支配者たちは異教徒を下層階級の人間として差別し、その宗教によって位をもうけ、それに見合った税金を払わせていた。イスラム教徒からは税金を取らない主義なので、彼らは異教徒からの税金で国をまかなっていたのである。

異教徒の労働に頼り異教徒の富に寄生する以外に生活の方法を見出だせないのがイスラム原理教なのだ。今でさえ中東に石油が無ければイスラム教諸国など誰からも相手にされないだろうし、テロリストも資金源がなく活発な活動など望めたものではないのだ。もしジハーディストが世界侵略できるような勢力をもったなら、彼らは異教徒に無理やり改宗をせまり、そむけば虐殺するなり追放するなりするだろう。そうやって金をむしりとる相手がなくなったら自分らが持っている僅かながらの富を巡って仲間同士で殺し合いをするのがおちだ。

パレスチナのガザで起きていることを見れば、それがイスラム教支配の縮図だと言うことがわかる。パレスチナ庶民はイスラエルだけが悪の根源だとしてイスラエルを追い出すのに躍起になっていた。ところがいざイスラエルが出て行ったら、インフラは全く機能しなくなった。電力発電も、水道も、下水も、すべてイスラエルによって管理されていたからだ。パレスチナ領内に産業はない。イスラエルまで出稼ぎに行くしか生活の糧がないのに、イスラエルへの自爆テロやロケット弾の打ち込みをやめないからイスラエルからも締め出されてしまう。テロに嫌気の差したイスラエルが防御壁を建てればゲットーと同じだなどと騒ぎ出す。

こんな奴らにヨーロッパを侵略だって、ご冗談を!だいたい聖戦主義者の唱えるイスラム教のシャリアにしたところで、イスラム教徒ですら両腕を広げて受け入れているわけではない。スタインはロンドンに住むイスラム教徒の多くがシャリアの元に生きたいと答えた世論調査を出しているが、私はこれらのイスラム教徒はシャリアが本当にどんなものかなど理解していないと思う。

今欧州でジハードに勧誘されている若者は、単に自分らが暴れたいという本能をジハードという宗教で正当化しているに過ぎない。人殺しをしようが放火をしようが徒党を組んで女性を強姦しようが、すべてがアッラーの思し召しだとして許されている。彼らは役に立つ愚か者としてジハーディストに利用されているに過ぎないのだ。彼らがそれに自爆テロで吹っ飛ぶ前にそれに気がつけば彼らとてシャリアなど受け入れはしない。フランスでフェタチーズを肴にボルドーワインを飲みながら、キャバレーで半裸の美女が踊るのを楽しむイスラム教の若者に、「考えても御覧なさい、イスラム教徒が勝てばこれがすべてがなくなるのですよ。チーズとワインの代わりに殻が残ってるざらざらのコーヒーを飲み、半裸女性の変わりに山羊とデートができるようになるのです」と言ってもやる気は出ないはずだ。

もちろんイスラム過激派の脅威は本物だ。イスラム過激派とは断固戦わねばならない。問題はヨーロッパに戦う意志があるのかどうかということだ。スタインは無いと言う。スタインは間違っている。ヨーロッパはスタインが思うほど軟弱で堕落しきった文化ではない。イスラムの歴史など比べ物にならないほどの虐殺を体験してきたヨーロッパである。イスラム教ごときに戦わずして滅ぼされるようなことはあり得ない。今のヨーロッパの問題はまだヨーロッパ諸国がイスラム教の脅威を正確に理解していないことにある。つまり半分居眠り状態なのだ。しかしヨーロッパが目覚めかけているという兆しが私には見える。長くなるのでこの続きはまた今度。
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ローマは、目覚めて過去の栄光を取り戻し、世界を征服するように

なりますよ。そういう風に聖書に予言が書いてある。一般の人も、そろそろ

感じてきているらしいですね。アメリカが落ちぶれたら、次に出てくるのは

ヨーロッパだろう。今、足りないのは、優秀な指導者だけ。by日本のお姉さん