「コスト削減のために」中国人は、練り歯磨きに致死量の有毒物質を入れる。
【ワシントン=渡辺浩生】パナマやドミニカ共和国などで中国産の練り歯磨きから致死量の有毒物質ジエチレングリコールが検出され、米食品医薬品局(FDA)は中国から米国に輸入されるすべての練り歯磨きの調査に着手した。ロイター通信が報じた。
ジエチレングリコールは車の不凍液に使われ、独特の甘みを持つ。中国企業は薬用甘味料と偽って輸出、パナマでそれを原料にしたせき止め薬を飲んで少なくとも100人が死亡した。 米紙ニューヨーク・タイムズによると、製造したのは江蘇省丹陽市の2メーカーで中国当局も捜査を開始した。業者の一人が語ったところによれば、ジエチレングリコールは、コスト削減のためグリセリンの代わりに使われていたという。 5月25日8時0分配信 産経新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070525-00000004-san-int&kz=int |