ステージ風発さんの、ブログ記事は読んでおくべき。 | 日本のお姉さん

ステージ風発さんの、ブログ記事は読んでおくべき。

ようちゃん、お勧めのブログの記事です。↓

■ステージ風発「憲法第九条をアメリカからみるとーー 」
日本の憲法はアメリカ人によって起草されました。その中心人物のチャールズ・ケーディス氏に数時間もインタビューしたことがあります。日本の憲法、とくに第9条がいかに特異な思惑や環境の下で、いかにあっさりと作られてしまったかを、なまなましく聞いたものでした。インタビューは1981年4月でした。

それから20年ほどが過ぎて、アメリカの国政舞台の内外で正面からの日本憲法改正の奨めが起きてきました。中心の対象はやはり第9条です。
私が当時、とくに強烈な思いに襲われたのは1992年6月のヘリテージ財団による提言でした。この財団は周知のように保守派の牙城のシンクタンクです。いまもブッシュ政権に多数の要人を送り込み、絶大な影響力を誇っています。そんな組織がちょうど15年前に「日本の民族精神の再形成=アメリカはより責任のある日本の創造にいかに寄与できるか」と題する提言の報告書を発表したのです。
当時の宮沢喜一首相の訪米にタイミングを合わせての発表でした。かなり傲慢な態度がちらつく提言ではありました。
 
冒頭に次のような記述がありました。

「日本の現憲法はマッカーサー元帥の労作である。日本国内ではなお支持が多いとはいえ、外部から押し付けられた文書に変わりはない。戦後の日本は強固な二党政治がないためもあって、自国の進むべき方向や目標について基本的な思考や論議がこれまでなされてこなかった。だが自主憲法の作成はいやでもそうした思考や論議を引き起こすことになる。そうした動きは競合しあう理念に基づく政治を成長させ、これまで国の優先政策を勝手に決めてきた硬直した官僚機構や大企業幹部の利害ではなく、日本国民一般の真の意思をくみあげる機会を生む」
日本の民主性を薄めている要因は憲法だとさえ示唆するのです。そして第9条にも辛辣なメスを入れていました。
「いかなる軍事力の行使をも否定する第9条の影響はとくに大きい。日本人の外部世界に対する基本的態度も憲法のこの条項の影響で形成されてしまった部分が多い。あらゆる力の行使の否定、あらゆる戦争の否定というのは、日本を全世界でもただひとつの例外としている。憲法でそうした否定をする国家は他に存在しない。その結果、日本国民は自分たちが世界でも例外だという意識を持ち、力の行使の論議をともなう外部世界での出来事への対応には責任ある関与はできないままできた」
「憲法第9条は日本が国際社会の完全な責任ある一員となることを妨げ、クウェートとカンボジアでの国連主導の平和維持活動に寄与することを遅延させてきた。ブッシュ政権(先代)、あるいはその次の新政権は日本の例外意識をなくすために、この世界でも例外の第9条の改正を非公式にうながすべきである。第9条の破棄は『すべての戦争は悪』という幻想を打ち砕き、民主主義国が侵略に対してみずからを守るために除外できない力の行使についての真の政治的論議を可能にするだろう」

提言の内容はまだ続くのですが、ひとまずそれは後回しにして、私がショックを受けたこの提言の執筆者の一人の言葉を紹介しましょう。提言はヘリテージ財団のアジア研究センター、セス・クロプシー所長らが作成していました。彼は以下のような言葉を口にしたのでした。「現憲法、とくに第9条は日本国民の思考と、他の諸国の国民たちの思考との間に人工的な境界線を引く結果になっています」
「論理的な思考をする人間がなぜ独立国家がいかなる力の行使も、いかなる戦争も悪だと否定して、機能していけると信じられるのか、理解できません。自分が凶悪な人間に襲われたり、自分の子供が暴行を受けたりする場合を考えれば、真理は明白でしょう」要するに憲法第9条は日本人に自分たちは世界でも他のすべての諸国の国民とは異なるのだという「例外意識」を生んでいるというのでした。私は15年前にこんな知的チャレンジを受けたのでした。

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■狼魔人日記「朝日新聞が絶対崇拝「憲法9条教」を改宗 九条の矛盾を認める」

神棚に供えられる榊(さかき)の深緑は、太古の昔から自然と共生してきたこの国の原風景を思い起こさせる。安倍晋三首相が靖国神社に奉納した鉢植えの榊は5万円したそうだが、私費での奉納でさえ「憲法が定めた政教分離に違反する」と騒ぐ人たちがいる。

▼こういう人たちこそ連合国軍総司令部(GHQ)が押しつけた現憲法を一字一句たりとも修正させず、守り抜くことで平和を維持できると信じる「憲法教」の信者ではあるまいか。(略)

                     ◇

朝日、毎日は首相の靖国奉納で大騒ぎのようすだが、今日は同じ宗教問題でも産経抄がからかう「憲法狂」、・・もとい「憲法教」についての宗教論。

                     *

沖縄のインテリは憲法と聞いた瞬間、「ナンマイダー」、や「アーメン」ではなく「ゴケン、ゴケン」と反応する。地元マスコミは勿論大学教授にもゴケン派が多いが、ゴケンの中でも特に九条となると最早理屈を通り越してオウムもビックリの宗教集団と化す。九条をお題目のように唱えておれば、平和が訪れ、そうすれば平和を愛する諸国民の信頼を勝ち得ることが出来ると信じて疑わない。九条を法理論的に論議し矛盾を炙りだすなんて事は神に対する冒涜するに等しい。「ゴケン教」のなかでも「九条教」の結束は目覚しい。

沖縄タイムス 2006年10月22日(日) 朝刊 3面
大学人九条の会/改憲の動きに警鐘
大学人九条の会・沖縄は二十一日、宜野湾市の沖縄国際大学で第三回シンポジウム「米軍再編と憲法改悪―憲法九条を守るために」を開いた。憲法改定をめぐり、米軍の世界戦略に追従する動機を指摘する声が相次いだ。琉球大学の我部政明教授は「いつでも、どこでも、誰とでも」戦争ができるよう備える米軍再編の狙いを強調。同会代表の高良鉄美教授は「自衛隊が米軍と同じ行動を取ることが、憲法改悪の背景にある」とした。沖国大の佐藤学教授は米国世論に働き掛ける手段として、NGO(非政府組織)や米国内で縮小、撤去される基地の地元下院議員との連携を提起した。学生を中心に約百三十人が参加、「憲法『改正』という言葉はおかしい」などと意見を交わした。

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九条を神のお告げと尊び、その矛盾には目を閉じてきたゴケン派のリーダー朝日新聞。

その朝日新聞の論説主幹が九条に目を閉ざしていたら何も見えないということにやっと気が付いた。(下記昴の歌詞参照)

5月6日日曜日放送のテレビ朝日「サンデープロジェクト」で 3大紙社説責任者による憲法論議が行われた。なお当初五大新聞論説主幹による「憲法討論」のはずだったが日経は出席辞退で産経は論説主幹が海外出張で出席出来なかったとの事。

≪憲法誕生60年 激論!3大紙社説責任者
「護憲」「改憲」「論憲」「創憲」「加憲」「廃憲」・・など憲法をめぐるスタンスも様々だ

その是非は、長年、政治家による保革対立の構図や、憲法学者の神学論争のほか、メディアも二分してきた。
そのオピニオンリーダーでもある三大新聞の社説責任者をゲストに迎え、
田原総一朗が3紙のスタンスをずばり問う
9条は?自衛隊は?国家を論じることはタブーか?そもそも、憲法とは?

≪出演≫
朝倉敏夫 (読売新聞論説委員長)   
潮田道夫 (毎日新聞論説委員長)     
若宮啓文 (朝日新聞論説主幹) ≫ (テレ朝・HPより)

朝日にとってテレビ朝日スタジオはいわばホームグラウンドの関連会社。 テレ朝社員もコメントを述べる。朝日の若宮啓文氏が絶対有利かとも思われたが・・・。な、なんと若宮氏は今まで「見ざる言わざる聞かざる」で触れてはならなかった九条の矛盾を認めてしまった。

◆絶対崇拝である憲法9条の矛盾を認める

後はもうボロボロ。

社説で大反対だった多国籍軍参加を問い詰められ認める

挙句の果てに、
批判の対象であった特措法解釈改憲を容認

ホームグラウンドの利点も活かしきれず
朝日新聞社の意向を力説したにも関わらず同グループ社員にソッポを向かれる

エイプリルフールで朝日が「従軍慰安婦の捏造を認める」と言うジョークがネットを飛び交い当日記も恥ずかしながら引っかかってしまった。朝日の論説主幹が不磨の大典「平和憲法」の矛盾、それも九条の矛盾を認めたがこれはジョークではない。テレビの生放送で全国に放映されたのだ。そもそも突っ込みどころ満載の空想的平和論をたら流してきた朝日が例えホームグランドとは云えテレビ討論に参加したのが大誤算。問い詰められてゲロを吐くのは予測されたはず。やはり宗教論は九条の会とか、信者の前で行うべきだった。 それにしても朝日のゲロ吐きは信者にとっては大問題。憲法に関する朝日の主張の歴史的大転換に、これまで朝日教祖を信じてきた「九条の会」等の信者達はどうするのでしょうね。やっと閉じていた目を開いてものが(矛盾が)見えるようになった若宮主幹に、私のカラオケ持ち歌・昴を送りたい。



♪目を閉じて何も見え 悲しくて目を開ければ  荒野に向かう道より  他に見えるものはなし♪

・・・・荒野に「地上の楽園」を夢見ていたとは実に悲しい物語。これからはしっかり目を開けて荒野の矛盾も見て欲しいもの。

◆【付録】九条教も病が昂じると「九条護って集団死」と言う恍惚の境地にまで至る。

【動画】九条教・森永卓郎氏の発言http://www.youtube.com/v/1nh1sTqXoAM

森永  「日本は憲法9条という非常に美しい条文を守ってきたんですよ、仮に、仮にですよとんでもない奴が攻めてきたら、憲法9条守ってみんな黙って殺されちゃえばいい。で、過去にそんな良い民族が居たって思われれば良いじゃないですか。」

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朝日新聞論説主幹 若宮啓文 社説で大反対だった多国籍軍参加を問い詰められ認める
http://www.youtube.com/watch ωv=LzzmGg-bqUU

朝日新聞論説主幹 若宮啓文 絶対崇拝である憲法9条の矛盾を認める
http://www.youtube.com/watch ωv=wxPQePEn-zk

朝日新聞論説主幹 若宮啓文 批判の対象であった特措法解釈改憲を容認
http://www.youtube.com/watch ωv=Fk6d2mM5lHE

朝日新聞論説主幹 若宮啓文 朝日新聞社の意向を力説したにも関わらず同グループ社員にソッポを向かれる
http://www.youtube.com/watch ωv=kT7IsX4YE5s