台湾は主権が独立した国家であることに何の疑いも | 日本のお姉さん

台湾は主権が独立した国家であることに何の疑いも

【参加を】5月6日・「台湾のWHO加盟を支持する集い」

デモ、講演会、懇親会のご参加は軽装で良い
日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」より転載
■ 5月6日「台湾のWHO加盟を支持する集い」にご参加を!

協賛団体募集中!

1>> 5月6日の「台湾のWHO加盟を支持する集い」に続々と協賛!

現在46団体   協賛団体を募集しています。

アピール行進への申し込みは不要です!

台湾のWHO加盟を支持する集い━アピール行進と講演会のご案内

【このご案内をお知り合いの方に転送してください】

 台湾は1997年以来、毎年、世界保健機関(WHO)の年次総会(WHA)

へオブザーバー参加を求めてきました。しかし、「一つの中国」問題を

持ち込む中国政府による執拗かつ理不尽な圧力により、未だ実現されて

いません。そのため台湾は、衛生保健に関する貴重な情報や技術、

あるいは新薬を即時入手することができず、生活と安全に深刻な影響が

出ています。そこで台湾政府は去る4月11日、国内世論や立法院の支持を
背景に、WHOに初めて「台湾」の名義により正式加盟を申請いたしました。

 日本もアメリカも2002年以降、台湾の

WHO年次総会へのオブザーバー

参加を支持しています。

 台湾はすでに世界貿易機関(WTO)やアジア太平洋経済協力会議

(APEC)に参加している実績があり、WHOへの参加資格を有している

にもかかわらず、加盟どころか、年次総会にオブザーバーとしてさえ

参加できないのはWHO憲章の趣旨にも悖り、またそれは台湾人の

基本的人権をも蹂躙する人権問題でもあります。

 そこで、5月開催のWHO年次総会を前に、医療に国境を設けるべき

ではなく、また台湾がWHOに加盟していないことで最も影響を受けやすい

日本の立場に鑑み、日本から台湾のWHO加盟支持を発信し、そして

日本政府の支持表明を促すべく、急遽
「台湾のWHO加盟を支持する集い」を催すこととなりました。

 連休最後の日となりますが、ふるってご参加くださいますようご案内

申し上げます。

 平成19年4月吉日
                        日本李登輝友の会会長 小
田村四郎

●協賛団体を募集しています。
 趣旨にご賛同いただける場合は、団体名、代表者名、連絡先(住所・電話

・FAX) を添え、日本李登輝友の会までメールかFAXでお申し込み下さい。

●お申し込みは不要です。
 新緑がきれいな四谷や麹町周辺を一緒にアピール行進していただくだけ

で結構です。

●講演会からの参加はご遠慮ください。
 講演会・意見交換懇親会は、原則としてアピール行進に参加された方

のみご参加いた
 だけます。身体の不自由な方や高齢の方などは講演会からでも参加可。

◇日 時  平成19年(2007年)5月6日(日)

■アピール行進
 14:30 集合:東京中華学校(東京都千代田区五番町14)
     【交通】JR中央線「四ッ谷駅」麹町口 徒歩4分
         JR中央総武線「市ヶ谷駅」徒歩5分
         地下鉄 南北線・丸の内線「四ッ谷駅」徒歩4分
         地下鉄 有楽町線・新宿線「市ヶ谷駅」徒歩5分

 15:00 アピール行進 約2キロ(40分ほど)
     東京中華学校(出発)→日テレ通り→新宿通り→半蔵門通り→

大妻通り→東郷公園(解散)

     *小雨決行 *手作りプラカード大歓迎 *軽装

■講演会【無料】
 16:00~17:00 アルカディア市ヶ谷
 講師 宋泉盛牧師
 演題「台湾のWHO加盟について-台湾の法理的地位と台湾人の人権」
  *「台湾のWHO加盟に関する日本政府への要望」を採択

■意見交換懇親会【無料】
 17:00~19:00  アルカディア市ヶ谷
  *国会や都議会などでも取り組んでいただけるよう各界アピールと懇親パー
ティー

◇主 催  日本李登輝友の会

◇協 賛  日本台湾医師連合、在日台湾同郷会、台湾研究フォーラム、

メルマガ「台湾の声」、東京台湾教会、池袋台湾教会、

高田馬場台湾教会、千葉台湾教会、台湾基督長老教会川越

教会、怡友会、在日台湾婦女会、台南会、在日台湾同郷会関西

支部、台湾問題座談会、遠州日華親善協会、大阪日台交流
      協会、神奈川県日華親善協会、日台関係を促進する地方議員の会、
東京台湾の会、ゲンキニッポンの会、日本台医人協会、日本政策

研究センター、日本媽祖会、三沢市梅桜の会、台湾団結連盟

日本支部、栃木県日台親善協
      会、日台鉄路愛好会、日本中華聨合総会、留日台湾同郷会、

旅日栄光聯誼
      会、日本華商総会、日本林氏宗親総会、華心会、華心会横浜代表、
東京中華学校校友会、留日東京華僑総会、東京華僑商工聨合会、

栃木県日華親善協会、青森日台交流会、日台交流同友会、埼玉

社会問題研究会、日台稲門会、宮城県台湾同郷会、宮城県台湾

婦女会、新渡戸基金、岩手台湾懇話会(申込順 46団体 5月1日現在)

◇連絡先  日本李登輝友の会
      〒102-0075 東京都千代田区三番町7-5-104号
      TEL: 03-5211-8838 FAX: 03-5211-8810
      E-mail: ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp
      ホームページ:http://www.ritouki.jp/


2>> 陳水扁総統がWHO事務局の決定を批判、台湾WHO加盟の正当性

を強調
  「台湾は主権独立国家、台湾はWHOに正式加盟を求める権利がある」

陳水扁総統がWHO事務局の決定を批判、台湾WHO加盟の正当性を強調
【5月1日 台湾週報】

 陳水扁総統は4月29日に台湾新世紀文教基金会が主催する「台湾の名で

積極的にWHO加盟を勝ち取る」シンポジウムに出席し、WHOが4月25日

に台湾の加盟申請を拒否した件について厳正なる抗議の意を示した。

 WHO事務局は4月25日、WHO事務局の法律顧問が「台湾は主権国家

ではなく、WHOの加盟国となる資格はない」として、台湾の加盟資格を

認めず、処理を拒否する方針を発表した。

 これに対し、陳総統は「台湾は主権が独立した国家であり、台湾はWHO

正式加盟を求める権利がある。これは2300万の台湾の国民全体の人権

であり、これをWHO事務局あるいは事務局長個人が勝手に否決したり

剥奪することはできない」と指摘し、「WHO組織法第3条第3項には

『世界保健機関の成員は、すべての国家に開放されている』
とあり、しかもWHO年次総会の議事規則には、『WHO加盟を申請する

国家は、申請書を事務局長に送付し、事務局長より各加盟国に伝送される。

上述の申請書は次のWHO年次総会の30日前までに事務局長に送付し、

この申請案は正式に次の年次総会の議題に盛り込まれる』とある」と

提示して反論した。

 そして、陳総統は「『台湾が主権国家であるかどうか』や『WHO加盟国とな
る資格があるかどうか』はWHO事務局が一方的に決定するものではなく、

すべての加盟国によって共同決定されなくてはならない。同様に、WHO

事務局長が次回のWHO年次総会の30日前までに受け取った加盟

申請書は、次の総会の議題に盛り込まなければならない。

これはWHO事務局長が遵守すべき規定であり、義務である。WHO事務局
が一方的に処理しないと決定してよい事情には絶対にならない」と台湾

加盟申請をWHO年次総会の議題に盛り込むよう求めた。

 続けて、陳総統は「台湾は主権が独立した国家であることに何の疑いも

なく、台湾は目下23カ国のWHO加盟国および1つのオブザーバーと

正式な外交関係がある。
WHO事務局は何をもって台湾の国家主権の地位を否定し、何をもって

その他23カ国のWHO加盟国の決議に疑いを向けるのか」と厳しく批判した。

 陳総統は「台湾はWHOに参加する権利を勝ち取るためすでに10年奮闘

し、今年は11年目となった。近年はさらに卑屈に自己を『衛生実体』の概念

として、WHO年次総会のオブザーバーとなることを希望したが、いままで

終始スムーズに参加することはできなかった。

しかもWHO関連会議の『有意義な参加』について、中国とWHOは2005年
に『秘密備忘録(MOU)』にサインし、さまざまな不合理な制限を加え、台湾
の権利に深刻な影響を与えた
」と秘密裏に中国とWHOが備忘録を交わして

いたことを指摘した。

 その内容について、陳総統は「最近明らかになった中国との『秘密備忘録

(MOU)』には、台湾の医療および公衆衛生の専門家がWHOの開催する

技術的活動や会議に参加を希望した場合、5週間前までにWHOが指定す

る連絡人に申請書を提出しなければならないとし、WHOの連絡人がもし

許可する場合、中国駐ジュネーブ代表団を通
じて中国衛生部の審査に送られ
、台湾から

の出席者は個人の身分での出席とし、階級は課長以下、会議の主催者は

会議資料中に台湾の専門家は『中国台湾』と記載されるとしている。
これをも大目で見ないといけないとするなら、いったい何が大目で見られな

いというのか。きわめて度を過ぎている」と語気を強めて非難した。

 陳総統は「これはまさに台湾語で言う『軟土深掘』(ヌン・トー・チム・クッ
=軟ら
かい土は深く掘られる)の典型的な例であり、もしわれわれが持つべき権利

を積極的に守ろうとせず、われわれが終始自己を抑え、不満であっても我慢

するという姿勢を続けた場合、結局さらなる圧迫と横暴を招くだけである。


なぜ私が今年は台湾名義で直接WHOに加盟申請することを堅持し、過去の

努力と合わせて『三本柱』としたかは、台湾が受けている

不公平な待遇を国際社会に直視させ、

身を挺して台湾2300万人の公道を主
張するためである
」と強調した。
                           【総統府 2007年4月29日】
『台湾の声』 http://www.emaga.com/info/3407.html