日本で殺されたキリシタンは30万人~100万人。
1587年に豊臣秀吉は、キリシタン大名が神社仏閣を壊すことや
奴隷を売ることを禁じた。
1597年、2月5日、豊臣秀吉によるキリシタン迫害が始まる。
1605年の最盛期にはキリシタン人口は15万人とも40万人とも
言われる。
その後の250年間で殺されたキリシタンは100万人。
当時の日本の総人口は1200~1500万人。
殺されたキリシタンは30万人という説もある。
30万人と100万ではえらく差があるので、実際には
何人殺されたのか分からないのかもしれない。
最盛期に30万人殺されたということで、250年間の間に100万人
殺されたということなのかもしれない。
(宣教師が調べた数字では3000人以上で、実際には
もっといるので6000人ぐらいだと書いているブログがあった。)
江戸時代にも、明治時代にも隠れキリシタンは見つかったら
殺されていたのだろう。実際の数は分からないのだろう。
最盛期には、貿易に都合がいいから商売のためにキリシタンになった大名
もいただろう。キリシタン大名がイエス・キリストを信じていたのかは大いに
疑問だ。
キリシタン大名の中には、迫害が起こると直ぐにキリシタンを止めた人も
いるが、神さまを信じると言いつづけて殉教した大名もいる。外国に追放され
た者もいる。奴隷を外国に売っていたキリシタン大名が、神さまを信じていた
のかどうかは疑問。
しかし、当時の西洋人にとっては奴隷を売り買いするのは、「当たり前」の
出来事だったので、奴隷売買に何の疑問も感じなかったのだろう。
奴隷を売るのは悪いことだと気がついたのは、南北戦争の時の北の方の
アメリカ人だ。当時の西洋人はアフリカ人は、人間では無いと言っていた
そうだ。人間では無いから、売っても良いと考えていたようだ。
アフリカで奴隷を集めたのは、アラブ人。スーダンは、奴隷の一大集計地で、
スーダンという地名はアラブ語で「黒い」という意味。
アラブ人は、スーダンで集めたアフリカの黒人を白人に売った。
今でもスーダンの北の人種はアラブ系のイスラムでアラブ語をしゃべっている。
南のデンカ族はキリスト教が多い。現在の独裁者は、クーデターで大統領の
座についた、イスラムで国を治めると宣言した人物。
南のデンカ族にすると、イスラムで統一されるなど、耐えられない話だ。
それでずっと内戦が絶えないのだが、イスラム政権はチャイナに兵器を
わけてもらって石油も掘ってもらって、出た石油のほとんどをチャイナに
売っている国だ。西部の一部のキリスト教を信じる部族を攻撃してほぼ
根絶やしにした。それで、西洋がスーダンを非難している。
大名が奴隷を外国に売ったというのは、本当で
日本人が日本人を奴隷として外国に売ったのだからはひどい話だが、
それだけ大名たちは、火薬が欲しかったのだろう。火薬一樽につき、
奴隷10人と交換だったとか。
秀吉は、平気で奴隷を売る大名が恐かったのだろう。
秀吉が何を考えていたのかは分からないが、明に入れ知恵されて、バテレン
追放令をだしたという人もいる。秀吉の城は、話によると、キリスト教に
対抗してなのか、内側の構造が教会のように天井が高い吹き抜けになって
いて、そのために火事に極端に弱かったそうだ。
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しかし、神さまを信じないと言わないなら殺すというのは、立派な
宗教弾圧だ。
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明治時代になっても、日本政府は浦賀に隠れキリシタンがいるのが分かった
とたん、1868年から1873年にかけて浦賀のキリシタンを全国の大名の
領地にバラバラにして送りつけ、そこで拷問させた。
3000人以上の隠れキリシタンが拷問されて1000人以上が転んで、
(信仰を捨てると言って)660人以上が拷問で殺されて1000人以上が
信仰を捨てないで生き残ったそうだ。(長崎の教会のホームページによる。)
1587年のバテレン追放令から1873年の切支丹禁令の高札撤去
までの250年間で、殺されたキリシタンは合計30万人なのか100万人なの
かは、知らないが宗教弾圧は本当にあったのだ。
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西洋人はキリスト信者が宗教弾圧に会うと抗議をすると思っていたが、
ミノシェビッチが、イスラム教の人々を弾圧すると、イスラムの方を
みんなで応援していた。結局、ミノシェビッチは、裁判で弾圧されて
その最中に死んだ。実際にはイスラムもキリスト教徒の村に対して
同じことをしていたが、戦争を宣伝する方法がイスラム教徒の方が
うまかった。民族浄化という言葉を作ったのは、イスラム教徒側が
雇った広告会社らしい。
チャイナで法輪功という宗教家たちが生きたまま臓器を抜かれて、生きた
まま焼却炉で殺されているのを知ったら、キリスト教徒の迫害ではなくても、
抗議をする。日本人は無関心だ。
西洋人は、やはり人権問題に敏感だ。
それだけ、西洋には、迫害に戦ってきた歴史があるからだろう。
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そんな西洋人に対して、「日本人は宗教弾圧をしていない。
キリシタンは、勝手に神を信じないと言わずに、自殺したのだ。」などと
言うなら、
西洋人は、日本人を宗教弾圧をしながら反省もしていない民族だと思う
だろう。そこで日本人が、「西洋人の宣教師がキリシタン大名と奴隷売買を
していたから秀吉はキリシタンを迫害したのだ。」と言っても、
西洋は奴隷売買を反省しているし、現在はしていないのだから彼らは平気だ。
秀吉の理由はともかく、宗教弾圧を反省していない日本人は、
「何を考えているのか分からないし、今後も何をするのか分からない蛮人。」
だと思われるだろう。
絶対に、そんな持論を英語で世界に公開しないようにお願いしたい。
わたしはクリスチャンなので、そんな考え方を無料メルマガであちこちに
広めるのは危険だと感じる。日本人はまたクリスチャンを弾圧しだすのか
なと心配になる。
最近、外国のある大学ではウィキペディアを一ヶ月使用禁止にしたそうだ。
ウィキペディアを読んだ学生が、宣教師が島原の乱を指導したと書いた
からだ。島原の乱では宣教師は何も指導していない。
島原の乱は、藩主に重税で生きていけなくされた百姓が自発的に逆らった
事件だ。たまたま島原にキリシタンが多かっただけだ。
(現在英語のウィキペディアにはその文章が消されている。)
外国は以外に、日本が宣教師にしたことをよく知っているのだ。
日本に残って帰らなかった宣教師はすでに、京都で耳を切られて、市内
引き回しの刑を受け、長崎まで徒歩で歩かされ、そこで殺されている。
秀吉は鼻と耳をそぎ落とせと命令したが、実際に切られたのは左の耳。
鼻をそぐのはあんまりだと、刑を実行した人が思ったので、左の耳だけ
切り落としたのかもしれない。
250年間、7代に渡ってひとりの宣教師も無しに、隠れてキリスト教を信じて
いたキリシタンに再度迫害を加えたのは、明治政府だ。
いくら維新をして全てを西洋式にしても、宗教弾圧をする国は、西洋に
信用されるわけがない。チャイナが今でも世界に文句を言われているのは、
クリスチャンや宗教家を迫害しているからだ。
一番してはいけないことは、個人の自由を奪うことだ。特に信仰の自由を
奪い、宗教を弾圧することは許されないことだ。
社会で犯罪を犯すテロリスト集団は、取り締まらねばならない。
クリスチャンの信仰を、オウムという宗教団体と同じだと言う人は、心の中の
信仰とテロという犯罪の違いも分からない日本人だ。
日本人にとっては、宗教は人間の下にあるもので、困った時に利用するもの。
「いわしの頭も信心から。」「触らぬ神にたたり無し。」と言うように、
日本人は神さまの存在を信じていない。宗教行事は村の共同体の行事として
淡々ととり行う。結婚した先の宗教にも簡単にあわせるし、クリスマスも祝うし
正月は日の出に向かって手を打って礼拝する。
進化論を信じているのに輪廻も信じており何の違和感も感じていない。
ようするに、イベントは好きだが、何も信じていないのだ。
世界の創造主の存在を信じることは、神さまの主権を信じること。
クリスチャンは、日本人の考えとは違う神さまを信じている。
だから、「信じないと言わないと殺す。」と言われても、それで神さまに
ウソをつくことはできないことなのだ。
そういうことを言う事が宗教弾圧なのだ。
日本人は、天皇を神として崇めて、それで日本をひとつにすることに決めたと
いう過去がある。
戦争中は日本人は天皇を拝み、死ねば靖国神社に祭られ、天皇やみんなが
拝んでくれると信じて死んでいった。神風が吹いて日本は戦争に勝つと
信じていた。あいにくと、信じた結果にはならず、当時の学生は戦争に
負けてからGHQに教科書を墨で消すように言われて、かなりショックだった
そうだ。
日本人は天皇を日本という家の長として、今でも敬(うやま)っている。
今でも、日本人は、何かがあれば天皇を担ぎ出せばまとまって強さを発揮
するとチャイナは思っている。
キリスト教やクリスチャンを悪く言う日本人がいると、キリシタンを迫害する
昔の日本がまた復活するのかなと思ってしまう。
韓国やチャイナが日本を恐いと思っている度合いと同じぐらい、クリスチャン
のわたしも日本が恐い。しかし、今ではチャイナは人を人とも思わず、
神を神とも思わない共産国。今日もチャイナでは、どこかで法輪功が臓器を
抜かれて殺されているし、クリスチャンが迫害されて殺されている。
だから、チャイナは現在進行形で恐い国だと思っている。
そんな国で、よくオリンピックをすることを許したもんだ。
オリンピック協会は絶対に変だ。