アメリカでは、国の秘密を漏洩した人は死刑だって。
海上自衛隊第1護衛隊群の護衛艦「しらね」の2等海曹(33)がイージス艦情報を持ち出した事件で、神奈川県警は4日、海上自衛隊の警務隊と共同で捜査を始めると発表した。
情報漏えいなどの事件をめぐって、警察当局と自衛隊が共同で捜査するのは極めて異例。同県警は、持ち出された情報は日米相互防衛援助協定に基づいて防衛大臣が指定する「特別防衛秘密」にあたる可能性があるとみて、警務隊とともに内容の分析や漏えいルートの特定を進める。 同県警が2曹の自宅から押収したハードディスクに入っていたファイルには、イージス艦の性能に関するとみられる「数値」が記録されていた。県警は情報の解析を進めてきたが、極めて秘匿性の高い情報であるうえ、自衛隊内で広範囲に漏えいしていた可能性も出てきた。このため、海自の協力が不可欠と判断した。県警では「あらゆる法令を考えて捜査にあたる」としている。 |