スーダンのダルフールで、また事件が起きた。
土曜日スーダン南ダルフールで、反乱軍が政府軍寄りのジャンジャウイドに
よって少なくとも40人が殺害された。
「43人のアラブ部族トルジャムが、ニヤラの西で国境警備隊(ほとんど
ジャンジャウイド) に殺害された」と反乱軍リーダーの1人アフメド・イブラヒム
は電話でAFPに伝えた。
別のニヤラのトルジャム族 アブデル・ラフマヌ・ハサバラによれば犠牲者は
53人だという。
「ニヤラから62kmにある23人の遺体は、警察によって運ばれ、埋葬の準備が
できている。さらにニヤラ西46kmのところにさらに30人の遺体がある。」
ハサバラハによれば、侵略者は部族の家畜を奪おうとしたが、抵抗にあった。
イブラヒムによれば、アラブ部族のジャンジャウイドが同じアラブ部族を殺害
したのは驚きだ。ジャンジャウイドはトルジャムをアフリカの部族だと思って
いる。」
イブラヒムとハサバラは、“けが人の数は明らかではないが、ナヤラ病院へ
運ばれたのは9人だけだと指摘した。
イブラヒムは、スーダン解放運動(SLM)指導者の1人で、2006年5月
ハルツーム政府による和平合意を拒否した。
スーダン西ダルフールは、4年前から内戦状態にあり、
すでに200,000人の死者を出し、
200万人が移動した。(難民化した。)
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