北朝鮮資金の返還問題の解決が遅れている。
【ソウル4日時事】韓国の宋旻淳外交通商相は3日、北朝鮮資金の返還問題の解決が遅れていることについて「核施設封印などの措置は2月の6カ国協議合意の期限に合わせることが一番望ましいが、だめな場合は期限内に資金問題が解決されるだけでもいい」と述べ、核放棄に向けた初期段階措置の履行が当初期限とされた14日以降にずれ込む可能性が出てきたとの認識を明らかにした。南アジア地域協力連合(SAARC)首脳会議出席のため訪れたニューデリーで、通信社・聯合ニュースとの単独会見で語った。
また、宋外相は「資金問題が基本的には(期限内に)処理されると信じているが、できないかもしれないという点も念頭に置いている」として、送金問題が長期化することもあり得るとの見方を示した。 |
4月4日10時0分配信 時事通信
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