日本人が、外国に襲われたり、一般人が犯罪者に襲われて殺されないように、彼らは頑張っている。 | 日本のお姉さん

日本人が、外国に襲われたり、一般人が犯罪者に襲われて殺されないように、彼らは頑張っている。

 埼玉県の上田清司知事は2日、さいたま市内で開かれた県新規採用職員就任式の式辞で、「自衛官の人は大変ですよ。分かりやすく言えば、いつも平和を守るために人殺しの練習をしている」と発言した。さらに「だから、われわれは『偉い』と言って、(自衛官を)ほめ称えなくてはいけない。頑張れ、頑張れと」と述べた。
 同知事は警察官にも言及し、「県民の生命や財産を守るという崇高な使命の下に、どうかすると人を疑ったり人を痛めつける練習をしなくてはいけない」とし、「(県職員は)そういう類と違って多くの方に喜びを与え、感謝され、自分もその喜びを感じることができる素晴らしい仕事と続けた。

4月2日19時33分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070402-00000113-jij-soci

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言い方も、考え方もひどい。

悪い外国が、日本人の財産と日本の土地を奪いにきた場合に備えて、

自衛官は、日本人の命を守るために、普段から訓練しておられる。

悪い人が一般人を傷つけたり、殺したりした場合に備えて、

警察官は、普段から訓練しておられる。大変な仕事をしておられる。

また、自衛官が日本にいるというだけで、悪い外国に対して、

日本をあなどれないと思わせることができ、それが日本の防衛にも

なっている。警察官がいて町を巡回するだけでも、悪巧みを企てる

犯罪者に対しての防犯にもなっている。

彼らは、県民の生命や財産を守るという崇高な使命の下に、

有事の際には命を捨てる場合もあると覚悟して、仕事をされている。

また、そのために日々訓練をし、体を鍛えておられるわけです。

県職員は、そういう大変な仕事をしておられる自衛官や警察官に

守られて、平和で安全に一般的な事務をするだけで庶民に感謝され、

自分もそれを喜ぶことができるわけですから、県職員の仕事は、

大変、気楽なラッキーな仕事です。


とでも、言うべきだ。でも、仕事にすばらしい仕事とすばらしくない仕事

なんてあるのか?どの仕事も社会が必要としている仕事なのでは

ないのか?自衛官や警察官の仕事とくらべて、県職員の仕事が

多くの人に喜びを与えるすばらしい仕事だというのは、

自衛官や警察官に対して、あまりにもひどい言い方だと思う。


日本を悪い外国から守ってくれているし、一般人を悪い人から

守ってくれているのに、まるで汚い仕事のようなイメージを他人に

植えつけるようなことを言うんじゃないよ。

日本の領土を盗みに来たり、日本人を拉致しにきたり、日本人を

殺しにくるような悪い外国がいなければ、日本の自衛官は、何も

人殺しをしなくていいわけだよ。

犯罪者がいなければ、警察官も犯罪者の言うことを疑ったり、逃げようと

したり、抵抗する犯罪者を痛めつけたりすることもないんだよ。

世界中の人がいい人だったら、自衛官も警察官もいらないんだよ。

現実として悪い国があるし、悪い人がいるから、彼らは日本にとって

必要な方々なんだよ。


普段から、県職員の仕事を

「楽な商売だなあ!!」と思っている

から、


彼らの仕事を「殺人をする仕事」だとか「人を疑う仕事、人を傷つける

仕事」だというマイナスイマージの強い言葉がスルスルと出て

くるんだよ。世の中、悪い国があるし、悪い人がいるんだから、仕方が

無いだろう。悪い国や悪い人と戦う仕事をするのは、大変なんだと

言いたかったのだろうが、ようするに、県職員は楽チンで、ヒマで、

ラッキーでおいしい仕事だと言っているようなものだろう。

そんなことを、県新規採用職員就任式の式辞で言ってはいかんだろう。

でも、田清司知事は本心を言われたのだと思う。
本心がスルスルと口をついて出たのだ。