関東の1歳男児が、抗生物質が効かない菌で肺炎に!
医療施設内ではなく日常生活の場で感染する「市中型」のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に感染した関東地方の1歳男児が昨年、肺炎で死亡していたことが2日分かった。
市中型MRSAは、健康な子どもや若者に感染することが多く、欧米で問題になっているが、国内で確認された死亡例は初めてという。 男児は、発熱やせきなどの症状を訴えて受診した病院で肺炎と診断され、北里大病院に入院した。抗生物質などの治療を受けたが症状は改善せず、入院10日目に死亡した。体内からMRSAが検出された。 検査の結果、院内感染する菌とはタイプが異なる市中型で、しかも強毒性だった。感染経路は不明。 4月2日14時15分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070402-00000204-yom-soci |